第10章 国際交流・協力の充実に向けて

第10章のポイント

 我が国が,教育や科学技術・学術,スポーツ,文化などの分野で国際社会をリードしていく存在であり続けるためには,21世紀の国際社会において主体的に生きていく日本人を育成するとともに,諸外国の人々と互いの文化や価値観を理解し合い,信頼関係を築くための国際交流を一層推進していく必要があります。また,国際的に重視されている開発途上国への開発協力を積極的に取り組んでいくことも欠かせません。さらに,科学技術創造立国を目指す我が国にとっては,国際的な交流を通じて科学技術の発展を図り,国際社会が共通して取り組むべき問題の解決に貢献していくことも重要です。
 文部科学省では,このような国際交流・協力の充実に向けて,国際化に対応した様々な施策の展開を図っています。