国民体育大会

 国民体育大会(国体)は,広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図るとともに,地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与することを目的として,公益財団法人日本体育協会(現:公益財団法人日本スポーツ協会)が昭和21年に第1回大会を開催して以来,毎年開催される国内最大の総合スポーツ大会です。

 第5回大会(昭和25年)から文部省が,また,第10回大会(昭和30年)から開催地都道府県が主催者に加わり,現在は文部科学省,日本スポーツ協会,開催都道府県が共同で国体を主催しています。

 国体は,都道府県対抗で行われ,冬季,本大会を通して実施した正式競技の競技得点と参加得点の合計により,男女総合成績第1位に天皇杯が,また,女子総合成績第1位に皇后杯が授与されます。各都道府県では,国体の参加に向けてジュニアを中心に競技者の育成・強化を行っており,国体の開催が,我が国における競技力向上の基盤的役割を果たしているといえます。

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スポーツ庁競技スポーツ課

(スポーツ庁競技スポーツ課)