パラリンピック競技大会における活躍に向けて

近年,障害者スポーツ競技の競技性が著しく向上していることや,障害者を含め誰もが参画できる共生社会への社会的関心の高まりなどから,パラリンピック競技大会への注目,関心が高まっています。パラリンピック選手が自らの障害と向き合いながらひたむきに挑戦する姿は,人々に大きな夢と感動,勇気を与えるものであり,パラリンピック選手をはじめとする障害を持った選手の強化は重要です。

この状況も踏まえ,平成26年度から,スポーツ振興の観点から行われる障害者スポーツに関する事業が厚生労働省から文部科学省に移管されました。これに伴い,従来はオリンピック競技のみを対象としていた施策について,パラリンピック競技も対象にするなど,国際競技力向上のための施策をオリンピック競技,パラリンピック競技を通じて一体的に推進しています。

具体的には,各競技団体の大会遠征や強化合宿の実施,目の不自由な選手が必要とする伴走者などの競技アシスタントの設置にかかる支援を行っているほか,スポーツ医・科学や情報等を活用した支援,オリンピック競技とパラリンピック競技が共同利用するナショナルトレーニングセンターの拡充などを行っています。

今後も,パラリンピック競技大会における日本代表選手の活躍に向け,積極的に支援を行っていきます。

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スポーツ庁競技スポーツ課

(スポーツ庁競技スポーツ課)