Viscuit (ビスケット)

  • ツールタイプ:

    ビジュアル言語

  • コスト:

    無料

  • 動作環境:

    ブラウザ, iOS, Android

  • オフライン版の有無:

  • 日本語対応:

  • 開発元:

    合同会社デジタルポケット

  • 対象年代:

    未就学, 小学校低学年

概要

Viscuit(ビスケット)は、原田康徳氏によって作られたユニークなビジュアル言語。パソコンのディスプレイやタブレットに描いた絵を動かしたり、その絵をつかって「ゲーム」やきれいな「うごく模様」を作ったりすることができる。文字は一切使わず、お絵かき感覚で未就学児でも使うことができる。

スクリーンショット

Viscuitでのプログラミングは、他の教育向けビジュアルプログラミング言語とまったく違う。まず、自分で絵を描く。次にその絵を変化させたり移動させたりするために、画面上にある「メガネ」という名の左右二つの輪がつながったツールを使う。その操作だけでプログラミングできる。

変化させたいときは、左右の輪に違う絵を置き、移動させたいときは、同じ絵を左右の輪にずらして置く。斜め上に動かしたいときは、斜め上にずらして置けばよい。

他の多くの言語の場合、右に〇歩移動し、上に〇歩移動する等の手続きを踏まないとならないが、Viscuitの場合、この処理をめがねを使って記述できるようにすることで、子どもたちがコンピュータでやりたいことに集中でき、簡単に試行錯誤を繰り返すことができる。

Viscuitは、スマホ用、タブレット用のアプリがあるほか、パソコンのブラウザ上でも利用できる。また、学校向けにオフラインで動作するWindows版の配布も始まっている。子ども向けテキストが市販されているほか、インターネット上の公式サイトには動画での解説が多くあり、文字が読めない子どもや、プログラミング未経験の大人を支援する。

学校でビスケットを使用する際に必要な情報は、こちらにまとまっている。

詳細

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