第11章のポイント
21世紀を迎え，ブロードバンドなどの情報通信技術が一層進展する中で，文部科学省は，2005年（平成17年）までに世界最先端のIT国家となるという目標を掲げた政府の「e-Japan戦略」などに基づき，教育の情報化などのIT関連施策を積極的に推進してきました。その後2006年（平成18年）1月には，政府のIT戦略本部において「e-Japan戦略」を受け継ぐ「IT新改革戦略」が策定され，文部科学省としては，それらに基づき，更なる高度情報通信ネットワーク社会に向けた施策に取り組んでいます。
本章においては，これらの取組について紹介するとともに，ITの活用の新たな可能性とその実現に向けた取組について，様々な角度から紹介しています。