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1 「IT新改革戦略」及び「重点計画−2006」について

 平成18年1月19日に,「e-Japan戦略」に続く政府のIT戦略である「IT新改革戦略」が決定されました。この戦略では,「IT革命を先導するフロントランナー」として,世界に誇れる日本の国づくりを進め,22年度までにITによる改革を完成するという,新しい目標が掲げられました。
 この戦略では,1日本の社会が抱える様々な課題をITで解決する政策群,2IT基盤の整備を行う政策群,3これら二つの政策群を通じて達成される成果を日本から発信する国際貢献のための政策群,という三つの政策群で構成されています。文部科学省では,IT社会を根底から支える人材の育成や,IT社会を支える研究開発等,我が国が先導するための取組を行っています。
 「IT新改革戦略」のうち,文部科学省が取り組むべき主な目標及びその実現に向けた方策については,以下の図のとおりです。

「IT新改革戦略」文部科学省関係概要

 なお,この「IT新改革戦略」の目標の達成をより確実なものとするための第一歩として,政府として迅速かつ重点的に実施すべき施策の全容を明らかにした「重点計画−2006」が平成18年7月26日にIT戦略本部で決定されました。文部科学省もこの計画に沿って,IT政策を推進しています(「e-Japan戦略」「IT新改革戦略」「重点計画−2006」については,IT戦略本部のホームページにて閲覧することができます。参照:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/(※首相官邸ホームページへリンク))。

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