ESDに関する国際的・国内的動向

1. 国際的動向

■1992年 国連環境開発会議(リオデジャネイロ)
アジェンダ21の中で持続可能な開発のための教育の重要性が指摘される
■2002年 持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ)
我が国の提案により世界首脳会議実施計画に「ESDの10年」に関する記述が盛り込まれる
■2002年 第57回国連総会
2005~2014年の10年を、国連ESDの10年としユネスコを主導機関に指名
■2005年 国連ESDの10年国際実施計画をユネスコにて策定し、国連総会にて承認
全体目標:持続可能な開発の原則、価値観、実践を教育と学習のあらゆる側面に組み込んでいくこと
■2009年 ESD世界会議(ボン)
ボン宣言の採択
■2012年 国連持続可能な開発会議(リオ+20)(リオデジャネイロ)
宣言文の中で、2014年以降もESDを推進することが盛り込まれる
■2013年 第37回ユネスコ総会
持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)が採択される
■2014年 国連持続可能な開発のための教育の10年(2005~2014年)ジャパンレポート(10月9日決定)
  日本語版(冊子版)(PDF) 別ウィンドウで開きます ポイント(PDF) 別ウィンドウで開きます
■2014年 持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議
国連ESDの10年最終年に日本で開催(愛知県名古屋市/岡山市)
■2015年 GAP 開始
■2019年 第40回ユネスコ総会、第74回国連総会
「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の後継枠組みとして、2020年~2030年までのESDの新たな国際的な実施枠組みである「持続可能な開発のための教育:SDGs実現に向けて(ESD for 2030)」が採択、承認
■2020年 ESD for 2030 開始
■2021年 ESD世界会議開催、ESDに関するベルリン宣言採択

2. 国内的な動向

我が国では、日本ユネスコ国内委員会や関係省庁が協力し、ESDの推進のため取り組んできました。2016年には持続可能な開発のための教育に関する関係省庁連絡会議が、我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム」実施計画を策定し、同計画に基づいて様々な関係者と連携し、ESDを推進しています。

●我が国のESDの推進体制

我が国のESDの推進体制

(1)文部科学省・関係省庁等

■2005年 「国連持続可能な開発のための教育の10年」関係省庁連絡会議の設置
■2006年 我が国における「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画の策定
■2008年 学習指導要領等の改定 (幼・小・中/3月公示)・教育振興基本計画の策定・ESD国際フォーラム2008を国連大学にて開催(国連大学)
■2009年  学習指導要領等の改訂(高・特別支援学校/3月公示)
■2011年  我が国における「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画の改訂
我が国における「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画 (PDF:329KB)(※内閣官房のサイトにリンク)
■2015年 持続可能な開発のための教育に関する関係省庁連絡会議の設置
■2015年 持続可能な開発のための教育円卓会議の設置
■2016年 我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム」実施計画の策定
■2017年 日本における「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」の下でのESDの取組について
■2021年 我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関する実施計画(第2期ESD国内実施計画)の策定

お問合せ先

国際統括官付

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