令和6年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震において、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。また、被災地で昼夜を問わず支援に当たっている皆様に、心から感謝申し上げます。
一日も早い被災地の復旧・復興に向けて、政府全体で全力を挙げて取り組んでおり、スポーツ庁としても支援を行ってまいります。
スポーツには、アスリートの活躍により、子供たちを元気づけ、国民に夢や感動を与える力があるとともに、人々の交流を促進し、心身の健康増進に寄与する力があります。復旧・復興の段階に応じて、スポーツを通じてできることを、スポーツ界が一体となって取り組んでいくことが重要です。
スポーツ庁では、このようなスポーツの力を活用し、不安を感じている子供たちをはじめとして、さらには、今なお不自由な生活を送られている方々、復旧・復興支援に尽力されている方々に元気になってもらえるよう、まずは、運動・スポーツを通じて心身の健康の保持・増進につながるようなコンテンツを紹介させていただきました。被災地の皆様の生活の中で、少しでもお役に立てれば幸甚に存じます。
スポーツ庁としては、皆様とともに、引き続き復旧・復興に向けて取り組んでまいります。
スポーツ庁長官 室伏広治
室伏長官自らが実演するセルフチェックやエクササイズ動画、リーフレットを掲載しています。 身近な場所で、子供から大人、高齢者まで、誰でも気軽に行うことができますので、ぜひご活用ください。
● 室伏広治のセルフチェックをeラーニング形式でも学んでみませんか?
子供や親子で楽しく行える運動遊びなど、多数の事例を紹介しています。
一般社団法人 あそび庁 公益財団法人 日本レクリエーション協会
(世界のあそびやおもしろいあそびを多数紹介) (どこでもだれでもできるレクリエーションを紹介)
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
予防のためには、
1.ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う。
2.十分にこまめに水分を取る。
3.アルコールを控える。できれば禁煙する。
4.ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない。
5.かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎをもんだりする。
6.眠るときは足を上げる。
などを行いましょう。
【PDF:325KB】
● 厚生労働省HP(エコノミークラス症候群予防のために)
避難所や仮設住宅などでは従来の活動ができず、生活不活発病を発症する方もいます。避難中も運動をするなどして、予防に努めてください。
【PDF:458KB】
● 公益社団法人日本理学療法士協会HP(災害時に体力を落とさないための運動を紹介)
● 公益社団法人健康・体力づくり事業財団HP(健康維持のために避難所でもできる運動を紹介)
被災地の方々の健康を守るために、スポーツ医学の立場から(第1号記事)
● 一般社団法人 日本臨床スポーツ医学会HP(避難生活での健康保持・増進に関し、スポーツ医学の知見から対処方法を紹介)