文部科学省では,平成20年3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し,新学習指導要領では中学校保健体育において,武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとしました。 武道は,武技,武術などから発生した我が国固有の文化であり,相手の動きに応じて,基本動作や基本となる技を身に付け,相手を攻撃したり相手の技を防御したりすることによって,勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことができる運動です。また,武道に積極的に取り組むことを通して,武道の伝統的な考え方を理解し,相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動です。 ダンスは,「創作ダンス」,「フォークダンス」,「現代的なリズムのダンス」で構成され,イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で,仲間とともに感じを込めて踊ったり,イメージをとらえて自己を表現したりすることに楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。 |
中学校学習指導要領(平成20年3月告示)
中学校学習指導要領解説(平成20年7月)
中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備
武道必修化に伴う柔道の安全管理の徹底について
学校等の柔道における安全指導について(依頼)(※国立国会図書館ホームページへリンク)
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