IchigoJam　（イチゴジャム）

概要

IchigoJam（イチゴジャム）は、日本で開発された、手のひらに乗るほど小さなパソコン。「こどもパソコン」とも呼ばれている。IchigoJamにテレビ（またはディスプレイ）、キーボードをケーブルでつなぎ、電源をつないでスイッチを入れれば、すぐにプログラミングをすることができる。

IchigoJamで学ぶことができるのは、初心者向けプログラミング言語「BASIC（ベーシック）」。シンプルでわかりやすく、1970年代ころから広く長く使われているプログラミング言語である。キーボードから数字やアルファベットなどを入力してプログラムを作る。マウスは使えない。

IchigoJamは完成品も販売されているが、基板に半田付けをして組み立てる「プリント基板組立キット」や、半田付け不要で組み立てる「ブレッドボードキット」などもあり、自分自身が電子工作を体験しながら組み立てたIchigoJamを使うこともできる。また、完成品にキーボードやケーブルなど必要なものをまとめたセットも販売されている。

IchigoJamでは一般的なパソコンにつきものの初期設定は一切不要。インターネット接続ができないパソコンのため、ネット環境を考慮する必要がなく、プログラミング学習に集中できる。

市販の子ども向け書籍、解説書も販売され、またインターネット上の公式サイト（https://ichigojam.net/）でも細かな情報提供がされていて、Facebook上などでも利用者や指導者による盛んな情報交換が行われている。それらから活用のヒントを得ることもできる。

※IchigoJamはjig.jpの登録商標です。

詳細

外部教材へのリンク

• IchigoJam

開発元へのリンク

• 株式会社jig.jp