保健、医療、福祉と連携した聴覚障害のある乳幼児に対する教育相談充実事業

  聴覚障害は、早期に発見され適切に支援が行われた場合には、より有効に音声言語の発達を促すことが可能とされ、聴覚障害児に対する早期支援の推進が求められている。また、聴覚障害児及びその家族に対する支援について、自治体の保健、医療、福祉及び教育関係部局や医療機関等の関係機関が連携して行う必要があるが、その連携が不十分であると指摘されている。
 こうした課題に対応するため、厚生労働省及び文部科学省両省の副大臣を共同議長とする「難聴児の早期支援に向けた保健・医療・福祉・教育の連携プロジェクト」において検討が行われた。そこでは、聴覚障害児に対する早期支援の現状は身近な地域での就学前の療育の場が少ないことや地域格差も見られること等が指摘され、その対応策として、児童発達支援に係る事業の活用などにより、聴覚障害者である幼児児童生徒に対する教育を行う特別支援学校における早期支援の充実を図ることがまとめられている。
 本事業は、同プロジェクトの報告を踏まえ、乳幼児教育相談マネージャーの活用などを通じた聴覚障害に係る乳幼児教育相談の充実に取り組むものである。

  成果報告書

お問合せ先

初等中等教育局特別支援教育課

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(初等中等教育局特別支援教育課)