発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業

1.趣旨
 発達障害の可能性のある児童生徒の多くは、通常の学級に在籍していることから、通常の学級における教科指導において、発達障害の可能性のある児童生徒が学習上つまずくことなく、学習を理解できるよう、つまずくポイントを意識した授業づくりなど学習面における支援が求められている。
 このため、教員が通常の学級において発達障害の可能性のある児童生徒の学習上つまずくポイントを意識した授業づくりを行う上で有用な指導方法等を検証・開発するために、教科ごとに学習上つまずくポイントを明らかにし、効果的な教科指導の方向性の在り方について調査研究を行う。また、今後、教員養成段階から発達障害の可能性のある児童生徒が在籍していることを意識した教授内容の知識習得に必要な、学習上つまずくポイントに対する教授方法の開発を行う。

2.事業の内容
委託を受けた団体等は、以下(1)~(2)の研究を選択して実施する。
 (1) 教科の学習上のつまずきなど特定の困難を示す児童生徒に対する指導方法及び指導の方向性の在り方の研究
 (2) 教員養成課程等における教科の学習上のつまずくポイントに対する指導に関する教授法の開発

※委託を受けた団体等は、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校の中から研究事業を行う学校を指定する。
 

お問合せ先

初等中等教育局特別支援教育課

(初等中等教育局特別支援教育課)