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特別支援教育
第2章 都道府県・市区町村・学校の取組
「支援籍」学習を地域で支えるボランティアの育成・活用 埼玉県
概要
埼玉県では、平成16年度から「ノーマライゼーションの理念に基づく教育」の推進を図っており、障害のある子とない子が一緒に学ぶ機会を拡大していくための新たな仕組みである「支援籍」の普及を進めている。こうした中で、盲・聾・養護学校の児童生徒が、「支援籍校」である地域の小・中学校で学習活動を行う際には、様々な支援の手が必要となることから、福祉部との連携のもと、県社会福祉協議会に委託する形で、「支援籍」学習を地域で支えるボランティアの育成、活用に取り組んでいる。
キーワード
ノーマライゼーション 支援籍 ボランティア育成事業 地域で支える
1.
支援籍について
(1)
支援籍とは
障害のある児童生徒が必要な学習活動を行うために、在籍する学校または学級以外に置く本県独自の学籍である。
例えば、盲・聾・養護学校に在籍する児童生徒が居住地の小・中学校に支援籍を置くことにより、同じ学校のクラスメイトとして一定程度の学習活動を行うことができる。
また、小・中学校の通常の学級に在籍する児童生徒が、特殊学級や盲・聾・養護学校に支援籍を置いて学ぶケースもある。
(2)
学習活動の内容
【学校行事等】
運動会、文化祭、音楽鑑賞会、合唱コンクール、社会科見学、マラソン大会、卒業生を送る会 等
【教科学習等】
生活、音楽、体育、図工、美術、総合的な学習の時間、学級活動 等
【その他】
清掃、給食、休み時間、部活動 等
2.
支援籍学習を支えるボランティア
(1)
ボランティア育成事業
支援籍を全県に普及させるため、これを支えるボランティア、また、ひいては将来、障害者を地域において支えるボランティアとして活躍する人材育成を図ることを目的として行っている。
平成18年度は、福祉部との部局連携の取組として、埼玉県社会福祉協議会及び28市町の社会福祉協議会の協力により実施している。
(2)
ボランティア育成研修の内容
<入門・体験研修>
・
障害の理解、関わり方の理解
・
障害児との交流・介助体験 等
<スキルアップ研修>
・
養護学校等における具体的な介助研修・実習 等
<スキルアップ研修の例>
※
ボランティアは地域の方で、特に資格は必要としておらず、無償である。
(3)
ボランティアの活動例
<学習活動における支援内容例>
車椅子の移動、活動の援助、指示理解・コミュニケーションの援助 等
<その他>
通学時の付き添い 等
<ボランティアによる支援の様子>
事例的にはまだ決して多いとは言えないが、在籍校の教育体制を補完する形も含め、こうしたボランティアによる支援の輪を広げることにより、支援籍学習の拡大と地域のノーマライゼーションの進展を図っていきたいと考えている。
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特別支援教育
1.はじめに
2.特別支援教育の現状
3.就学指導の在り方について
4.それぞれの障害に配慮した教育
5.特別支援教育に関する学習指導要領等
6.特別支援学校の教科書
7.少人数の学級編制
8.特別支援学校の教員
9.早期からの教育相談
10.交流及び共同学習
11.施設・設備の整備
12.特別支援教育就学奨励費
13.卒業生の進路
14.特別支援教育をめぐる制度改正について
15.支援事業
資料(データ、通知、答申、報告書等)
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