特別支援教育について

平成20年度「特別支援教育研究協力校」の研究概要 希望が丘幼稚園

管理機関 学校法人明睦学園
学校名 希望が丘幼稚園

研究テーマ

 障害の特性に対応した効果的な支援、援助、保育方法に関する研究及び保護者への援助、連携と小学校への適切な接続に関する研究

研究の概要

 障害については個人個人の状態がすべて異なるため対応方法も個々に合わせた対応・援助が必要である。
 幼児期、特に3歳頃は、各種の症状が出始め障害の有無の判断がつきにくい時期である。特に保護者の中には単なる成長の遅れなのか障害なのかという点で障害を認めたくないと考える場合が多く、保護者への心の援助がかなり重要である。
 早期に対応していくことの重要性と保護者への心の対応など難しい問題を如何に解決しつつ進めていくのか。家庭と園との対応が同じ歩調をとっていく中でこそ対象児への適切な援助ができていくと考える。
 また、同じクラスでの保育が障害のある子どもにはもちろん、障害のない子どもにとっても良い成長をすると考える。
 こうしたことを踏まえて「幼児期における保育の在り方」を特別支援教育(保育)と通常保育を見つめながら研究を深めていきたい。
 そのために研究運営協議会(本園教職員、小児医師、臨床心理士、保健師、小学校特別支援学級担当教師等で構成)を設置し4~5年前からの事例を含め当時及び現在の小学校でのかかわり方と発達の経過などの分析、研究を含め、現在の本園在園児に対する個々のケースを援助方法、保育内容及び保護者へのかかわり方など具体的に分析、検討し研究実践していく。

(初等中等教育局特別支援教育課)

-- 登録:平成21年以前 --