家族と食べる朝食を考えよう

学習活動の概要 

1)題材名

 「家族と⾷べる朝⾷を考えよう」(第 6 学年)

2) 題材の⽬標

 献⽴を構成する要素や 1 ⾷分の献⽴作成の⽅法を理解し、家族と⾷べる朝⾷(1 ⾷分)の献⽴ を考え、調理計画を⼯夫することができる。

3)題材について

 児童はこれまでに、朝⾷の⼤切さやゆでる調理、いためる調理、⽶飯とみそ汁の調理などを学 んでいる。本題材では、献⽴を構成する要素や、1 ⾷分の献⽴作成の⽅法を確認するとともに、 家族と⾷べる朝⾷(⽶飯とみそ汁を中⼼とした1⾷分)の献⽴を考え、おいしく⾷べるために調 理計画を⼯夫し、家庭での実践へとつなげていきたい。ここでは、⽶飯と組み合わせた 1 ⾷分を ⼀⼈で調理することから、⽶飯の調理については、⾃動炊飯器による炊飯とし、調理計画を考え ることとしている。なお、家庭での実践については、児童の家庭の状況に⼗分に配慮し、家庭と の連携を図るようにする。

4)教科の学習とプログラミング教育の関連

 本題材では、児童は、第 5 学年で⽶飯とみそ汁の調理を学習し、鍋での炊飯を経験している。 ここで扱う⾃動炊飯器による炊飯では、⽶を洗って適量の⽔を⼊れて炊飯器にセットし、スイッ チを⼊れるだけでご飯を炊くことができるが、中の様⼦は⽬に⾒えないので、ブラックボックス である。そこで、鍋での炊飯の経験を⽣かし、「Scratch2.0」で作成された「家庭科 - 炊飯器シ ミュレータ」を⽤いて、ご飯をおいしく炊くためのプログラミング体験を⾏うことにより、炊飯 の⼀連の操作について理解を深めるとともに、⾃分⼀⼈で調理する場合には、この体験と同様に 考え、調理計画を⼯夫する必要があることに気付くようにする。また、⾃動炊飯器の中には、温 度管理等のプログラムが組み込まれていることや、⾝近な⽣活には、家電製品などにコンピュー タ(プログラム)が活⽤されていることにも気付くようにする。

 

Scratch2.0用ファイルのダウンロード

Scratchのバージョンアップに伴い、オンライン上のプロジェクトファイルがバージョン3.0用(拡張子が.sb3)になっています。

旧バージョン(拡張子が.sb2)のファイルが必要な方は、下記のリンク先をダウンロード保存してください。

 

家庭科 - 炊飯器シミュレータ sb2ファイル

 

参考添付資料

実施事例の詳細(PDF)

関連教材情報