コース選択制による創造的プログラミング教育の普及推進
- 学習活動の分類:
- 対象学年:
その他
- 教材タイプ:
テキスト言語
- 使用ツール:
Swift™
Xcode(iphoneアプリ開発), Gamesalad(テキスト言語), HTML/CSS, Brackets・Mozer(テキスト言語) - 実施主体:
株式会社D2C
- 実施都道府県:
愛知県
- 事業区分:
総務省事業
- 情報提供者:
管理者
- 実施場所:
その他
- コスト・環境:
Macbook1人1台
※団体が端末とネットワーク環境を持ち込み、設定。グループごとに固まって着席。

概要
●はじめに(背景)
豊田市では、学校教育情報化プランを2016年3月に策定し、平成32年までに生徒1人1人が、ICT教育を通じて、「習得」「活用」「探究」を軸に個人の資質能力を身につけるために、「どのように学ぶか」に力点を置いた授業設計を目標に掲げている。この状況下で、ICTを活用した学習機会の提供と共に、プログラミング教育を実施することで、今後の豊田市におけるICTを活用した教育、プログラミング教育の環境整備、ノウハウの構築が背景としてある。
●プログラミング講座の実施概要
ライフイズテックのプログラミング教育に関する実績、ノウハウ、知見、教育カリキュラム、コース、教材等を活用し、D2Cが本モデルのインタラクティブな学習機会の企画、設計、運営、管理、豊田市内の教育に関わる関係者等とのコーディネートを実践した。
図1 実施概要と実証団体の特徴
その上で、総務省プログラミング教育実証事業(以下「本事業」という。)の目的を踏まえ、豊田市にてプログラミング教育の普及を目的における「メンター育成」と「プログラミング講座」の観点より本モデルの目的を整理し、豊田市および近郊のエリアによる新規メンターの発掘と育成、豊田市内の中学生を対象としたプログラミング講座を実施した。
メンター育成
1.豊田市および近郊エリアの大学生を対象としたメンターの発掘
2.ICTを活用した反転学習と継続した振り返り学習機会の仕組みづくり
3.短期にメンター育成を可能とする教材の作成と運用
4.大学生メンターの地域特性や傾向の調査
5.育成した大学生メンターをハブとした、更なるメンターの発掘
プログラミング講座
1.豊田市内の中学生を対象としたプログラミング講座の実施
2.学生自らが選択可能なプログラミング講座を設計し、限定されない広範囲にプログラミング教育に触れる機会を創出し、興味・関心の醸成を図る
3.プログラミング講座実施後の継続した学習機会の提供方法の検討
4.協力校や関係者等への成果報告と、継続したプログラミング教育の実施に向けた課題整理
5.講座受講者の特性と傾向の把握
6.実施概要
●プログラミング講座の実施に向けた取り組み
豊田市教育委員会教育センターの協力のもと、中学生を対象とするとともに実施対象校の選定においてより幅広くプログラミング教育に触れる機会を創出するため、豊田市内の各中学校に対して本事業の目的の周知・普及を行い、教育に関わる様々な関係者等の意見を聴取し調整を行った。結果、豊田市内の4中学校のご協力のもと、4中学校を対象とした約40名の学生を一同に集めた合同プログラミング講座の実施へと繋がった。 また、プログラミング講座のコースを、①アプリケーション開発、②ゲームプログラム開発、③WEBデザイン講座の3つからなるコースを企画・設計し、学生自らが興味・関心のあるコースを選択することを可能とした。
図2 プログラミング講座の実施に向けた取り組み概要
参考添付資料
参考資料
関連教材情報
Swift™
教材タイプ: | テキスト言語 |
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動作環境: | その他 |