ものづくりDNAの継承をめざした、地域完結型プログラミング教育モデル

  • 学習活動の分類:

    E学校を会場とするが、教育課程外のもの

  • 対象学年:

    小学校第5学年

  • 教材タイプ:

    ビジュアル言語, アンプラグド, ロボット

  • 使用ツール:

    Ozobot

  • 実施主体:

    西日本電信電話株式会社(NTT西日本)

  • 実施都道府県:

    大阪府

  • 事業区分:

    総務省事業

  • 情報提供者:

  • 実施場所:

    学校

  • コスト・環境:

    タブレット(Windows OS)及びロボット(Ozobot)は1人1台ずつ配布学校の教室にて、班ごとに固まって着席。学校内に整備された無線LAN環境を活用。

概要

全体概要

実証フィールドである大阪府寝屋川市内を中⼼とした近隣エリア在学の学⽣等をメンターとして募集・育成。小型ロボット「Ozobot」(通称:たこ焼き型ロボット)を活用した小学生向けプログラミング講座を実施し、自分で組んだプログラムによって実際の“もの”が動く体験から、大阪の「ものづくりDNA」を継承する人材育成のきっかけを導く(図1-1)。

これまでに寝屋川市教育委員会にて整備(⻄⽇本電信電話株式会社(以下、「NTT ⻄⽇本」)が環境構築した学校内のICT 環境(Wi-Fi 環境、タブレット端末、PC 端末、電⼦⿊板機能付きプロジェクター等)を有効活用する講座を企画・実施(図1-2)

本プロジェクトで実証したノウハウを活かし、NTT ⻄⽇本及びキャスタリア株式会社(以下、「キャスタリア」)が地域の大学、自治体(教育委員会)、小学校等のハブとなり、「地域完結型プログラミング教育モデル」の普及を推進する(図1-3)。

図1-1 モデル全体概要

図1-2 ICT環境構成

図1-3 本プロジェクトで実証したメンター育成モデルのイメージ

メンター総数

育成したメンターの総数:15 名(寝屋川市内及び近隣エリア在学の学⽣等)

<寝屋川市内の大学>

・大阪電気通信大学

・摂南大学

・⼤阪府⽴⼤学⼯業⾼等専門学校

<近隣地域の⼤学>

・大阪教育大学大学院

・同志社大学大学院

・⽴命館⼤学

・大阪芸術大学

・関⻄外国語⼤学

・岡山大学大学院 等

受講児童総数

講座受講児童の総数:62 名(寝屋川市⽴石津小学校5年⽣2 クラスの全児童が受講)

参考添付資料

関連教材情報