“IT 先進都市 Toyohashi !” を目指した 豊橋市民総メンターによるプログラミング教育の推進
- 学習活動の分類:
- 対象学年:
小学校第1学年, 小学校第2学年, 小学校第3学年, 小学校第4学年, 小学校第5学年, 小学校第6学年
- 教材タイプ:
テキスト言語, ゲーム
- 使用ツール:
- 実施主体:
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
- 実施都道府県:
愛知県
- 事業区分:
総務省事業
- 情報提供者:
管理者
- 実施場所:
学校
- コスト・環境:
実証校のPCルーム使用(1人1台)

概要
目的
プログラミングの未経験者でも指導者となれることを目指して開発され、海外で実績の高いプログラミング学習教材 CodeMonkey(コードモンキー)を活用することで、市民のだれでもがプログラミング教育を体感し慣れ親しみ、その意義を理解して様々なレベルのメンターとなり得て、次世代を担う子どもたちがこれから普遍的に求められるプログラミング的思考力などを身につけることを可能とする、学び合い・教え合いの楽しい雰囲気と環境を、官民学および地域人材を活用した市民総参加型で創り上げる。
現状の課題認識
【課題1】プログラミング教育は、専門的な教育を受けた一部のメンターしかできないとの既成概念。
【課題2】プログラミング的思考力は、個人の適正と能力差が極めて大きく現れ、従来型の一斉指導による画一的な教育には向かない。自分で考える新しい教育が必要。
【課題3】教育現場は、プログラミング教育以前に、英語教育、論理的思考力、課題解決力、アクティブラーニングなどの課題が山積みされ、それらすべてへの対応が不可能な現実。
【課題4】日本のプログラミング教育はグローバル社会からすでに周回遅れしている。最先端の技術とノウハウを活用して開発され、グローバルに実績あるベストプラクティスの活用が、日本の国力強化に必至。
検証する内容
グローバルに実績のあるプログラミング学習教材「コードモンキー」は、日本でも同等に活用が可能であること、それを使って市民の誰でもがメンターになり得ること、そしてコンピュータサイエンスの知識を有しない一般市民でもアクティブラーニングのクラス運営ができることを検証する。
・コードモンキーを使用することで、事前知識や特段の講義を受けることなく、ゲーム感覚でだれでもが楽しく、独学でプログラミングの基礎を習得できる。
・コードモンキー自体がメンター育成のe ラーニング教材となり、自分が習得した範囲において、誰でもが互いに教え合い学び合うメンターとなれる。
・海外で実績あるカリキュラムガイドにより、コンピュータサイエンスの知識や経験がなくても、だれでもが、子どもたちがプログラミング知識を学べるように指導できる。また、楽しみながら実際のコードを書いて、自然にプログラミングの基礎概念を会得できる
本事業におる検証は、豊橋市が本年度より開始した、放課後子ども教室「トヨッキースクール」(教育過程外)の一環として行った。なお、教育課程内のプログラミング教育としてのコードモンキーの使用を、豊橋市内の小中学校それぞれ1校にて実践研究を行ったが、これは豊橋市による予算措置での実施であり、本事業の範疇ではないため、本報告書の対象外とする。
参考添付資料
参考資料
関連教材情報
CodeMonkey
教材タイプ: | テキスト言語 ゲーム |
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動作環境: | ブラウザ |