GIGA StuDXメールマガジン第15号(令和4年2月7日)

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       GIGA StuDXメールマガジン
       (ギガスタメルマガ)
       第15号 2022/2/7
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□■Contents■□──────────────────
 
【お知らせ】
■自宅等でのオンラインを活用した学習指導について(PDF版を追加)
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/5.html
■自治体の事例紹介(端末の持ち帰り等に関連する事例として新宿区、枚方市を追加)
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/2.html
■年度更新を円滑に!(年度更新をどう迎えるか:柏市教育委員会 西田光昭氏)
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/14.html
■StuDX Styleに事例を追加「整理した情報をもとに自分自身を振り返る」
https://www.mext.go.jp/studxstyle/skillup/24.html
■視学官・調査官からのメッセージ[教科調査官(高等学校情報科) 田崎丈晴]
【お役立ち情報】
■新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査及びICTの活用環境調査等の結果について
 
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【お知らせ】
 
■自宅等でのオンラインを活用した学習指導について(PDF版を追加)
 
 感染症急拡大により、児童生徒の学びを保障する観点から、オンラインの必要性がより一層高まっています。これまで、StuDX Styleではオンライン学習で役立つ事例を紹介してきたところですが、先生方には普段の授業に沿ってオンラインの取組をイメージしやすいように、また、教育委員会の皆様には研修資料として活用しやすいように内容を整理しました。
 
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/5.html
 
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■自治体の事例紹介(端末の持ち帰り等に関連する事例として新宿区、枚方市を追加)
 
 各自治体や学校においては、子供たちの学びを止めないための取組を推進されていることと思います。そこで、時差登校や分散登校とオンライン学習を組み合わせた取組等を実施している自治体として、2事例を追加しています。
 
東京都新宿区
https://www.mext.go.jp/content/20220203-mxt_kyoiku01-000016256_31p_2.pdf
大阪府枚方市
https://www.mext.go.jp/content/20220203-mxt_kyoiku01-000016256_32p_2.pdf
「自治体の事例紹介」では、全17自治体の情報を紹介しています。
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/2.html
 
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■年度更新を円滑に!
~年度更新をどう迎えるか~(柏市教育委員会 西田光昭氏)
 
 多くの自治体がGIGAスクール構想に基づく学習環境の年度更新を初めて迎えることになります。すでに経験されている自治体から、年度更新に関する取組情報を提供いただき文部科学省のサイトにも掲載されていますのでそれを参考にして進めましょう。
 しかし、自治体ごとに導入端末やOS、利用するクラウド環境やコンテンツなどが多様であり、指導してきている内容も異なります。他地域の資料等を参考にして、文部科学省から出ている「GIGAスクール構想 年度更新タスクリスト」で自組織の場合を確認することが大切です。必要に応じてICT活用教育アドバイザーや、各企業等からの情報提供を受けて、教育委員会、学校の体制をつくり、情報の共有を大切にして進めましょう。
 
[自治体担当者からのコメント]
○ 相模原市では、アカウントについて、教育委員会は「所属校」、学校では「学年」「学級」「その他の属性」を管理することで、互いの更新作業を減らし、その管理を円滑にしました。年度更新における教育委員会と学校との情報のやり取りは、どうしても操作ミス等による齟齬が生まれるため、入力手順を減らす仕組み作りがカギです。
https://www.mext.go.jp/content/20211223-mext_kyoiku01-000019515_11.pdf
 
○ 新潟市では、学習データの移行や端末の更新、アカウント管理について「早く!確実に!学校負担最小限に!」を基本方針として年度更新を進めています。指導にかかわることや保護者連絡等、学校にしかできないことは学校が担い、その他は教育委員会とGIGAスクール運営支援センターが担うよう仕組みを見直しています。
https://www.mext.go.jp/content/20211223-mext_kyoiku01-000019515_12.pdf
 
○ 鹿児島市では、県域の共通ドメインにより、県内のどの市町村から転入や異動があっても、子供たちも教員も同じアカウントをずっと使い続けることができます。そのため、小学校から高校まで、学習の成果物はずっと蓄積され、いつでも活用が可能です。また、年度更新の時期は学校も非常に忙しいので、教育委員会でできることは一括して処理を行うようにしています。
https://www.mext.go.jp/content/20211221-mext_kyoiku01-000019515_15.pdf
 
年度更新に関する自治体の取組情報
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/11.html
※1月28日、つくば市の事例を追加。現在、6自治体(つくば市、相模原市、新潟市、松阪市、奈良市、鹿児島市)の事例を掲載。
 
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■StuDX Styleに事例を追加「整理した情報をもとに自分自身を振り返る」
 
 自分の読書のジャンルや時間などの情報を表計算ソフトに記録、整理、分析をすることを通して、自己の読書の傾向を振り返ることで次への目標に繋げることができる事例を紹介しています。読書以外にも家庭学習などの様々な場面で活用できる事例です。
 
1-24 整理した情報をもとに自分自身を振り返る
https://www.mext.go.jp/studxstyle/skillup/24.html
 
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■視学官・調査官からのメッセージ
[国立教育政策研究所教育課程調査官/文部科学省初等中等教育局教育課程課・参事官(高等学校担当)付 教科調査官(高等学校情報科) 田崎 丈晴]
 
 4月から、中学校で1人1台端末を活用してきた生徒たちが、高等学校に進学します。高校においても、生徒たちが日々1人1台端末を文房具のように使い、クラウド環境を活用し「個別最適な学び」「協働的な学び」に取り組めるよう、学校全体で準備されていることと思います。
 子供たちがSociety5.0などの変化が激しい社会を生き抜くためにも、小学校・中学校はもとより高校においても、1人1台端末とクラウド環境をツールとして活用しながら、学習の基盤となる資質・能力である情報活用能力の育成に取り組んでいきましょう。
 また、「情報I」や「情報II」は、高校における情報活用能力を育成する中核として位置付けられておりますが、情報科だけではなく全ての教科等で育成することが求められています。
 ツールとしての1人1台端末とクラウド環境の活用を通じて、教科等横断的な取組を含めた学校全体での情報活用能力の育成が更に充実される事を期待しています。
 
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【お役立ち情報】
 
■新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査及びICTの活用環境調査等の結果について
 
 この度、全国における臨時休業の実施状況及びICTの利活用状況を把握するため、各教育委員会の御協力により、「新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査」、「臨時休業等の非常時における端末の持ち帰り学習に関する準備状況調査」及び「高等学校における学習者用コンピュータの整備状況」に関する調査を実施し、その調査結果を取りまとめました。
 
新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査の結果について
https://www.mext.go.jp/content/20220204-mxt_kouhou01-000004520_5.pdf
臨時休業等の非常時における端末の持ち帰り学習に関する準備状況調査(令和4年1月末時点)
▼https://www.mext.go.jp/content/20220204-mxt_shuukyo01-000003278_1.pdf
高等学校における学習者用コンピュータの整備状況について(令和4年度見込み)
https://www.mext.go.jp/content/20220204-mxt_shuukyo01-000003278_001.pdf
 
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≪StuDX Style(スタディーエックス スタイル)ウェブサイト≫
 
 「すぐにでも」「どの教科でも」「誰でも」活かせる1人1台端末の活用事例を多数掲載!
 事例等を随時追加しています。更新状況はトップページの「新着情報」でお知らせしています。
https://www.mext.go.jp/studxstyle/
 
 リンクバナーはこちらから
https://www.mext.go.jp/studxstyle/agreement/index.html
 
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<編集後記>
 
 感染症拡大に伴い、分散登校やオンラインと対面のハイブリッド学習指導等、子供たちの学びの保障に向け、試行錯誤を繰り返しながら取り組まれる先生方の姿に頭が下がる思いです。
 私も昨年度の緊急事態宣言時、オンラインによる学習指導を行いました。その時は、方法も分からず手探り状態でした。失敗を繰り返しながらも、子供たちと繋がり、学習ができた時の喜びは忘れられません。
 オンライン学習への不安をお持ちの先生方もいらっしゃると思います。でも、普段の授業での子供たちの取組に対する価値付けやフィードバックは、オンラインでも、子供たちの学習のモチベーションを上げることに繋がります。
 子供たちの学びの保障に向けて、今後も情報を発信していきます。
 
(担当:い)
 



 

お問合せ先


  初等中等教育局 GIGA StuDX(ギガ スタディーエックス)推進チーム

   03-5253-4111 (内線4039)

 

(初等中等教育局 GIGA StuDX推進チーム)