資料4 ユネスコ/日本ESD賞について

より良いESDの取組に向けた動機付けと、優れた取組を世界に広めることを目的とし、日本政府の財政支援により2014年に創設。ESDユネスコ世界会議(2014年11月、愛知県名古屋市で開催)において創設を発表。詳細は以下のとおり。

  (1)期間:グローバル・アクション・プログラムが実施される2015-2019の5年間
  (2)奨励金:1件当たり5万米ドル
  (3)受賞対象:グローバル・アクション・プログラムの5つの優先行動分野のうち、1つ以上の分野で活発に関与している個人又は団体
  (4)公募・選考:ユネスコ加盟国又はユネスコNGOの推薦(3件まで)に基づき、外部有識者からなる審査会による選考を経て、事務局長が決定
  (5)選考基準:1.社会的な変化を促す取組がなされていること
                     2.社会、経済、環境の3つの分野を一体的に取り扱っていること
                     3.革新的なアプローチを採用していること


ユネスコ各加盟国及びユネスコの公式NGOから推薦された60件の応募につき、5名からなる国際審査員による選考を経て、ユネスコ本部において受賞者を以下のとおり決定。第38回ユネスコ総会開催中の2015年11月5日、ユネスコ本部(フランス・パリ)において、ボコバ・ユネスコ事務局長、馳文部科学大臣出席の下、表彰式を実施。

  ・ESDユースアンバサダー(グアテマラ・エルサルバドル):青少年が、気候変動に関する国民の関心を高める活動を通して、地域におけるESD活動の中核を担う取組。
  ・エコフレンドリー社会起業家プロジェクト(インドネシア):社会起業家が地域の関心の下に、持続的であるコミュニティーを構築するスキルを育成する取組。
  ・グリーン・オフィス・モデル(ドイツ):学生が主体となって、組織全体の活動をESDの視点から見直すことを支援する活動。

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