スポーツ・インテグリティ推進事業(令和6年度)

 スポーツ界におけるインテグリティ(誠実性・健全性・高潔性)の確保は、スポーツ活動の基盤です。
 クリーンでフェアなスポーツ界の実現に向け、スポーツが持っている本来の力を損なうことがないよう、令和6年度にスポーツ団体ガバナンスコードの実効化に向けた支援、スポーツ仲裁活動の推進、スポーツ団体における女性をはじめとする多様な人材の配置促進、スポーツ団体間の連携・統合に向けた環境整備を行いました。

 スポーツ・インテグリティ確保のため、本事業の成果を広くご活用いただくことを期待します。

スポーツ団体ガバナンスコードの実効化に向けた支援

 本事業では、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社に委託し、ガバナンスコードの遵守に向けた取組を進める中央競技団体が、自発的・積極的にガバナンス確保の取組を進めることができるよう、中央競技団体間の横連携を推進するワークショップ等を実施しました。

スポーツ仲裁活動推進事業

 本事業では、公益財団法人日本スポーツ仲裁機構に委託し、スポーツにおける紛争の早期解決や競技者の権利保護を図るため、スポーツ仲裁の理解増進及び国内のスポーツ仲裁活動における中核的人材の育成を実施しました。

スポーツ団体における女性をはじめとする多様な人材の配置促進

 本事業では、パーソルキャリア株式会社に委託し、スポーツ団体における女性役員の比率を向上させるため、スポーツ団体向け女性役員登用モデルプログラムを構築するとともに、女性役員登用に関する研修等を実施しました。

スポーツ団体間の連携・統合に向けた環境整備

 本事業では、PwCコンサルティング合同会社に委託し、他団体との連携・統合を検討する競技団体の取組が円滑に進むよう、統合を検討する競技団体への伴走支援を実施するとともに、自立的に基盤強化に取組む競技団体が活用できる公的・民間支援についてとりまとめました。

 

お問合せ先

スポーツ庁競技スポーツ課

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(スポーツ庁競技スポーツ課)