スポーツ界で相次いで発生した指導者の暴力事件などを受け、平成25年度に文部科学省が設置した「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)」では、「新しい時代にふさわしいコーチング及びコーチ」を確立することが提唱されました。そのための方策の一つとして、スポーツ庁は公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)にコーチング・イノベーション推進事業「『アスリート・アントラージュ』の連携協力推進」を委託しました。 本事業は、アスリートが競技において最大限に力を発揮できるようアスリート・アントラージュの連携協力を推進することを目的として実施しました。 アスリート・アントラージュとは、アスリートを取り巻く、選手と関わりを持つすべての人々を指します。例えば、マネージャー、代理人、コーチ(教員含む)、トレーナー、医療スタッフ、科学者、競技団体、スポンサー、弁護士や家族も含まれます。 |
本プログラムの特徴は、アントラージュであるコーチや保護者がどのように選手を支援していくか、その理念や哲学を「受講者参加型」で考え学ぶという点です。
本プログラムは、コーチや保護者向けのセミナー等で使用できるよう映像資料・ワークシートとともに、その教材を活用したセミナー等を主催する方のためのファシリテーターガイドで構成されており、アスリート・アントラージュに向けたセミナー等で広くご活用いただくことを期待します。
※映像作成:渡辺護氏、山本英氏 ※転載可。その際、「(出典)スポーツ庁委託事業コーチング・イノベーション推進事業「アスリート・アントラージュ」の連携協力推進、公益財団法人日本オリンピック委員会作成」と記載をお願いします。 |
スポーツ指導者係
電話番号:03-5253-4111(代表)