資料1 科学技術関係人材養成総合プラン2003 ~4つの目標の達成に向けた施策の有機的、総合的な推進~

 

科学技術・学術審議会
人材委員会(第20回)平成15年10月9日

平成15年8月
文部科学省

○ 知の創造と活用により世界に貢献し、科学技術創造立国を目指す我が国にとって、その担い手となる科学技術関係人材をいかに養成し確保していくかは極めて重要な課題。

○ 今後、我が国として特に必要な科学技術関係人材は以下のとおり。

(フロントランナーとしての知の創造者)

  • 世界のフロントランナーとして未知の分野を切り拓いていくのに必要な、幅広い視野と変化に対応できる柔軟性、創造性、チャレンジ精神、コミュニケーション能力等を備えた研究者

(知の創造を支え、成果を社会に活かす役割を担う人材)

  • 我が国の国家的・社会的ニーズや産業の競争力強化のために、社会や産業界が必要とする新たな分野の技術者
  • 急速に変化する最先端科学技術の動向に対応できる技術者
  • 創造された知を製品開発やサービスに活かす際に必要な知識等を有する高度専門職業人

(科学技術と社会との接点に立つ人材)

  • 科学技術について、一般社会とのコミュニケーションや国民の理解増進を担う橋渡し役(科学コミュニケーター)や次代を担う人材を育成する学校教員、国の科学技術政策企画・立案に貢献することの期待の高い政策研究者

○ 科学技術・学術活動や産業における国際競争の激化、少子高齢化の進展等の社会情勢を踏まえ、科学技術関係人材の養成・確保に係る施策を有機的・総合的に推進。

矢印下

○ 文部科学省として、科学技術関係人材の養成・確保について、今後10年を見通して達成すべき目標や方向性を明らかにし、向こう5年間程度の間に取り組むべき施策を「科学技術関係人材養成総合プラン」として体系化。

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科学技術・学術政策局基盤政策課

(科学技術・学術政策局基盤政策課)

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