文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」においては、いわゆるネットいじめを「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」と定義した上で分類しており、令和4年度の調査結果では、2万3,920件で過去最多となっております。
また、令和5年度から、いじめの重大事態について国への報告を求めることとしておりますが、その調査報告書の分析等を通じて、分析対象とした重大事態150件のうち28件において、ネットいじめが確認されているなど、深刻な状況にあると認識しています。
そのため文部科学省において、竹内和雄教授(兵庫県立大学環境人間学部教授)にご協力いただき、児童生徒を取り巻くICTの状況やネットいじめの状況への理解及びそれに対する解決策の検討に資すると考えられる研修動画を作成いたしましたので、各学校の状況を踏まえ、ご活用いただけますと幸いです。
HP掲載の都合上、分割しておりますので適宜統合してご活用ください。
初等中等教育局児童生徒課