キャリア教育

平成27年度「地域キャリア教育支援協議会設置促進事業」選定結果

盛岡市(盛岡市教育委員会)

盛岡市の取組概要  (PDF:45.8KB) PDF
 関係機関が連携し,学校,企業,保護者,行政等の共通理解と協力の下で,小・中・高の発達段階に応じたキャリア教育の推進を図る。方針として,(1)キャリア教育を推進する教員の資質・能力の向上,(2)企業等の協力を促す環境整備,(3)学校,産業界,関係行政機関等の連携強化及び基盤整備,(4)キャリア教育に対する社会全体の理解の促進,を挙げる。

仙台市(仙台市教育委員会)

仙台市(仙台市教育委員会)  (PDF:72.5KB) PDF
 中学校での職場体験活動における事業所の確保についての現状を把握し,学校と事業所とのマッチングを図るための具体的な方策や,事業所に生徒受入を喚起する配布物等について協議し,この活動を円滑に進めるためのシステムづくりを行う。さらに仙台高校や仙台青陵中等教育学校など,普通科におけるインターンシップの推進についても協議する。
 学校と事業所とのマッチングを円滑に進めるために,「職場体験(インターンシップ含む,以下同じ)事業所相談窓口」の効果的な運用の在り方,平成26年度の職場体験の様子や受入企業を紹介した「職場体験パンフレット」の効果的な活用方法とその検証,職場体験活動の目的や育てたい力等を事業所に理解してもらうための方策等について検討する。

新潟県(新潟県教育委員会)

新潟県の取組概要  (PDF:71.2KB) PDF
 地域産業界と連携しながら,インターンシップの促進や,地域産業界の講師によるキャリアセミナー等の実施により,普通科高校のキャリア教育を推進する。
 事務局主導のもと,地域キャリア教育支援協議会を開催し,高校生のインターンシップ受入れを地域産業界へ働きかけるとともに,協議会を通じ地域産業界の状況や雇用の状況等の情報を共有して,キャリア教育を地域で一体となって推進する。
  新潟県キャリア教育推進会議等を通して,小・中学校に情報を提供することにより,インターンシップ実践報告会等への小・中学生や保護者の参加を促し,小・中・高の連携を図る。

長野県(長野県教育委員会)

長野県の取組概要  (PDF:298KB) PDF
 産学官が連携して長野県のキャリア教育を推進することで,小・中学生や高校生の勤労観・職業観の育成及び学習意欲の向上を図る。また,「ずく出せ修行」就業体験の参加生徒数を増加させることによって,高校の学習が将来の仕事や生活につながっていることを体験を通して実感させ,主体的に学ぶ姿勢を育む。
 具体的には,キャリア教育支援センター(協議会)において,職場体験・就業体験活動・農林業体験・福祉体験の充実及び幼保・小・中・高の縦の連携を図り,学校と地域・社会・産業界をつなぐ。またキャリア教育アドバイザー2名を配置し,シンポジウムの開催や学校訪問,企業訪問を行う。また,職場体験,就業体験活動を通して生徒に身に付けさせたい力を明らかにし,生徒が目的を持って体験ができるようにするための工夫・改善に取り組み,学校と地域・企業が円滑に連携できるよう支援する。そして,地域の特性を踏まえた実践研究を行い,研究成果を協議会を通して発信する。

横浜市(横浜市教育委員会)

横浜市の取組概要  (PDF:254KB) PDF
 各校のキャリア教育実践において,地域企業等との連携による体験を通した学びがより充実するよう「横浜市キャリア教育推進プログラム」を多面的・多角的に検証・改善するともに,社会と学校をつなぐ体制や仕組みづくりについて検討し,外部機関と学校双方に互恵性の高い,今後の横浜らしい連携の仕組みを構築する。
 横浜市立学校の特徴である「多様性」「自主性」「自由度」を生かした学校経営に基づき,かつ特色ある地域や児童生徒の実態に対応した社会と学校をつなぐ横浜らしい体制や仕組づくりについて検討し,職場体験活動受入事業所をより多く開拓することで,各学校での職場体験活動場所の確保作業の軽減を図る。また,開拓した事業所情報を教育委員会事務局で集約し,学校が活用しやすく,事業所にとっても有効な形で情報発信できるようにする。

川崎市(川崎市男女共同参画センター)

川崎市の取組概要  (PDF:237KB) PDF
 学校の実情に即して,市内高校を対象としたキャリア教育支援を無理なく継続できる仕組みを構築する。特に企業等と学校の双方に「つなぐ,つながる魅力」が体験できる支援メニューを用意し,行政と連携して実践しながら持続可能な支援メニューとして確立する。
 平成26年度の取り組みを踏まえ,教員と企業などの実施者レベルで事前の研修会を部会として設け,現場の声が反映できるキャリア教育の支援メニューを開発し,取り組み内容の充実を図る。
 また,既存行政メニューの活用を含む支援メニューの実施に必要な支援者・協力者を確保し,調整するとともに,支援メニューについては学校現場のニーズを踏まえ必要の可否について精査する。

三重県(三重県教育委員会)

三重県の取組概要  (PDF:96.7KB) PDF
 三重の子どもたちが,働くことや職業についての理解を深め,将来自立した社会人として人生設計し,積極的に社会参画できるようにするため,経済団体や行政機関をはじめ,大学やNPO等の多様な主体が一体となって,キャリア教育推進のためのネットワークを構築し,三重県全体及び各地域において,地域の教育資源を有効活用し,学校と地域社会が積極的にキャリア教育を推進する。
 本協議会において,事業所が学校に提供できるキャリア教育支援の内容を広く情報発信するとともに,協働してインターンシップ等の就業体験の拡充等に取り組む。特に,若年者の雇用をめぐる環境が大きく変化する中,子どもたちが地域・事業所の理解を深めることができる機会を積極的に創出するとともに,社会的・職業的自立に向けたスキルアップの機会を産・学が協働して設けることで,地域の担い手育成を協働して進める。

京都府(京都府商工労働観光部)

京都府の取組概要  (PDF:61.1KB) PDF
 キャリア教育に協力する企業を平成27年度中に500社,協議会の取組を利用した企業等との連携によるキャリア教育の取組を平成27年度までに300件とすることを目指す。
 各構成団体は,キャリア教育の重要性を認識し,関係機関・団体等に対する普及・啓発を行うことにより,オール京都の体制でキャリア教育を推進する機運を醸成するとともに,教育機関が実施するキャリア教育にできる限りの協力を行う。また,関係する学校,企業,団体等のキャリア教育に関するニーズ,シーズを的確に把握し,構成団体間で情報共有・連携するとともに,自らが持つノウハウの積極的な提供により共有を図り,より効果的なキャリア教育を推進する。
 支援企業の確保に当たっては,協議会を構成する経済団体の加盟企業のほか,京都ジョブパークの企業応援団登録企業を中心に,積極的に開拓する。

東大阪市(NPO法人JAE)

東大阪市の取組概要  (PDF:123KB) PDF
 東大阪ええとこスクラム協議会では,地域一体となり東大阪における地域人材の育成を見据えた包括的な次世代育成支援を行い,主に6,000社ある市内の製造業の後継者不足(事業承継者不足)という産業界側の課題にも対応しながら,地域で暮らし,地域に根ざした事業所で働く人が生き生きと輝ける東大阪のまちの実現をめざす。包括的な次世代育成支援の具体策として,2019年を目標に,義務教育段階における東大阪独自の「地尊感情を育むキャリア教育」及び高校段階以降の「東大阪の未来を担う地域人材の育成」を展開するために,1,000人の担い手づくりと500社の体験(協力企業)づくりおよび実施体制の整備を進める。
 また,本協議会の認知を「東大阪ええとこスクラムBOOK」の活用やフォーラム開催等を行いながら学校に訴求し,昨年に引き続き東大阪市全域の小・中・高のニーズの可視化と支援提供者とのマッチング・コーディネートを積極的に行い,協議会の果たす役割や必要な機能の明確化を行う。

山口県(山口県教育委員会)

山口県の取組概要  (PDF:272KB) PDF
 子どもたち一人ひとりが夢や目標をもち,一人の社会人として自立できるよう,自分にふさわしい生き方を実現しようとする意欲や態度,能力の育成を図るキャリア教育の推進に向け,本県におけるキャリア教育の推進方策等を検討するとともに,学校と家庭・地域・産業界等との連携による県民総がかりの取組を強化する体制について協議する。
 職場見学・職場体験・インターンシップ等の体験学習の充実に向け,学校と家庭・地域・産業界等との連携を強化し,キャリア教育に対する県内の企業や諸団体の理解と協力を促進する。
 地域社会と連携した取組により子どもを育成している事例を基に,体験活動の充実に向けた取組の具体的な有効策を探り,学校・企業のそれぞれから,これまでの取組の成果と課題や悩みを出し合って双方にとって具体的な有効策を模索し方向性を示すことで,子どもの育成につなげるとともに,今後のキャリア教育の推進に生かす。

徳島県(徳島県教育委員会)

徳島県の取組概要  (PDF:228KB) PDF
 「徳島県キャリア教育推進指針」の内容を経済団体・企業・家庭にも広く周知し,「徳島県キャリア教育推進協議会」において,キャリア教育パイロット校による実践について協議することにより,学校・家庭・企業等が一体となった系統的・体系的なキャリア教育の支援を図る。
 体験的な学習活動の一環である「職場見学・職場体験・就業体験(インターンシップ)」を実施するためのデータベースシステムの活用を学校において促進することにより,児童生徒の参加数を増やすとともに,学校・企業間連携を推進し,相互理解を図る。
 県内大学キャリアセンターや企業・経済団体等と連携した教育活動支援を推進することにより,児童生徒の学ぶことや働くことへの意欲を高め,望ましい勤労観・職業観の確立を図る。
 教職員に対して,経済団体・企業等と連携した研修会や企業見学バスツアーを実施することにより,教職員のキャリア教育に対する意識・指導力の向上を図る。

沖縄県(那覇商工会議所)

沖縄県の取組概要  (PDF:132KB) PDF
 2年間の事業成果をもとにした「持続可能な協議会」の機能や体制の構築,キャリア教育サポート企業の更なる開拓とデータベース化,出前授業や研修会・イベント等のプログラム開発と学校とのネットワーク構築を行う。
 これまでの情報共有・検討協議の中で築いてきた行政等各関係団体と具体的な連携の在り方を更に検討し,連携体制を強固にする。
 平成25年度より,県教委・那覇市教委・県商工労働部などとの情報共有や協議により,それぞれの取り組みや,産業界や経済団体に求めるニーズも把握できつつある。今年度は,これらの情報をもとに各団体や事業等との更に具体的な連携を進め,より効率的・効果的な支援を行えるよう体制を組む。

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課

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-- 登録:平成27年07月 --