教師と子供がつながる

2-⑭
MEXCBT(メクビット)の活用

校種・学年 小学校以上
活用の概要  文部科学省ではMEXCBT(メクビット)の開発・展開を進めている。
 MEXCBTには、様々な教科の問題や動画等を活用した「CBTならでは」の問題等が掲載されており、授業中、朝学習、家庭学習など多くの場面で日常的に活用することができる。

MEXCBT(メクビット)とは、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができる公的CBT(Computer Based Testing)プラットフォーム「文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)」である。
準備するもの ・ウェブブラウザ(OS標準)
・学習eポータル標準準拠ソフトウェア
  • 教師は、児童生徒に問題を配信する
  • 児童生徒が解答を終了すると、教師・児童生徒ともに、即時に結果を把握することができる
  • 教師は児童生徒の学習状況を確認し、個別の支援や授業づくりに生かすことができる

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【慣れる】動画を使った練習問題
音声を記録する、選択肢を並び替える、動画を見るなど、「CBTならでは」の強み・特性を生かした問題を解くことができる。また、家庭学習の課題としてもMEXCBTを活用することが可能であり、教師は随時進捗を確認することができる。

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【使う】MEXCBT搭載問題一覧(令和5年6月時点)
学校種別や教科、問題の種類等から必要に応じて問題を選択することができる。

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【チャレンジ】PISAの問題
問題は約40,000問(R5.6月時点) あり、「全国学力・学習状況調査」やPISA、自治体作成問題等が搭載されている。児童生徒は、自分自身で解答履歴を確認できるため、学習状況に合わせて自ら学習を調整することにつなげられる。

アドバイザーからのコメント

 MEXCBTを活用することで、教師は児童生徒一人一人の学習状況を確認することができるだけでなく、採点や印刷、問題冊子の配付・回収等を行う必要がないため、業務軽減にもつながります。
 単元(授業)の学習内容を確認するための問題として活用したり、定期テスト等に活用したりする事例もあります。どのような問題が搭載されているのかを確認し、実態に応じて活用してみてください。