教師と子供がつながる

2-⑬
短時間の動画コンテンツを共有

校種・学年 小学校以上
活用の概要  学習で使用する器具や機器の使用方法を学んだり、対象の動きを注意深く観察したりする場合は、クラウドを活用して、動画を児童生徒と共有する。児童生徒は、動画を途中で止めて視聴したり、繰り返し視聴したりできる。
 
 インターネット上には授業で活用できる動画コンテンツが多数あるが、児童生徒の実態に応じて、オリジナルの動画の作成が有効な場合もある。例えば、単元の始めに指導する事項のうち、単元を通して活用する内容について、児童生徒が繰り返し視聴できるよう、短時間の動画コンテンツを作成し、共有することも考えられる。
準備するもの 児童生徒と共有する動画
  • 教師は単元の始めに、動画を児童生徒と共有する
  • 児童生徒は、自分のペースやタイミングで動画を視聴する

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学習内容の確実な定着を図るために、説明動画をクラウド上で共有することで、児童生徒は一人一人に応じたタイミングで動画を見ることができる。

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動画をクラウド上に保存する際は、児童生徒がスムーズに情報を探すことができるよう、その動画の内容がわかるファイル名にするなどの工夫が必要である。

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口頭での説明や、一度きりの演示だけでは児童生徒にとって分かりにくいこともある。短時間の動画コンテンツを共有しておくと、児童生徒は何度も見直すことができる。

アドバイザーからのコメント

 2-「動画コンテンツの視聴」の事例同様に、児童生徒が自分のペースやタイミングで動画を視聴できることが重要です。単元が始まる前に共有しておくと、予習として動画を視聴することもできます。オリジナルの短時間の動画コンテンツを作成する場合は、撮影や編集に時間をかけすぎないこともポイントです。端末のカメラ機能で撮影した動画をそのまま使用することもできます。