スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)は、東京2020大会を契機としてスタートした、スポーツを通じた国際交流・協力を通じて、開発途上国をはじめとする世界のあらゆる世代の人々にスポーツの価値やオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを広げることをめざした取組です。
国際的に、UNESCOのカザン行動計画(2017)や持続可能な開発目標(SDGs)への貢献など、スポーツの力を活用して、持続可能な社会や共生社会の実現に向けた国際的な取組が進められており、日本はこのような国際的な動きをリードする立場から、様々なスポーツを通じた国際交流・協力に一層取り組むことが期待されています。
東京2020大会のスポーツ・レガシーを継承・発展させながら、これまでの取組を通じて認識された 国内外のスポーツや社会におけるニーズや課題に向き合い、官民連携によるスポーツを通じた国際交流・協力をさらに推進していきます。
SFTコンソーシアムは、スポーツ国際交流・協力に関わりのある⾏政機関、関係団体、⼤学、⺠間企業、NGO/NPO 等から成り、各団体が保有する知⾒の交換や構成員間の連携協⼒を促進し、国内外にスポーツの価値を広げるとともに、国内外におけるスポーツを通じたSDGs 達成にも貢献することを⽬的としています。
スポーツ国際交流・協力に関心のある団体や個人が一堂に会し、国際動向に精通する実践者による事例発表・情報提供、次世代リーダーによる討議等を通じて、これからの世界との向き合い方、アクションを考える場として、例年開催しております。カンファレンスでは、SFTコンソーシアム会員に対するスポーツ庁長官感謝状授与式も実施しております。
日本スポーツ界の強みや政府間協力関係等を活かしたスポーツ国際協力事業を実施しています。
紛争や災害等の国内情勢により、自国内で十分な練習環境が確保できない海外アスリート等に対して国際競技大会への出場等を目的として日本国内で行う合宿やトレーニング等の支援を行っています。
スポーツ庁参事官(国際担当)付