マナビィ・メールマガジン第301号(令和5年12月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
【1. デジタル公民館 KK2】
◆自宅で母と夫を看取り、一人になってしみじみ思うこと ~「介護」が愛おしい~
【2. 今月のニュース・お知らせ】
◆文部科学省で働きませんか?
◆令和5年度消費者教育フェスタ開催!(滋賀県近江八幡市、島根県益田市)
◆【特設ウェブサイト開設】公民館や図書館などの官民連携を支援します
◆【子供の読書キャンペーン~きみに贈りたい1冊~】第2弾!
◆【応募団体募集中】令和6年度社会教育活動・文化活動への助成
◆【社会人の学び直し】「リカレントフォーラム」の参加者を募集します!
◆無料で学べるデータサイエンス・オンライン講座 Part3
 ~「誰でも使える統計オープンデータ」を開講します!~
◆【参加者募集中】RISTEX総合知オンラインセミナーSpecial!
 『人文・社会科学は社会の役に立つ?!文化人類学・心理学・哲学の挑戦』
◆「第40回全国青少年相談研究集会」開催
◆文部科学省IB教育推進コンソーシアム「2023年度国際バカロレア教育ウィンターセミナー」開催!
◆【参加者募集中】小・中・高生のためのエコノミクス ビデオコンテスト
◆生涯スポーツ・体力つくり全国会議2024 開催!
◆令和5年度国立教育政策研究所文教施設研究講演会(オンライン開催)の開催について
◆2023年11月の文部科学省選定作品等の紹介
【3. 国立青少年教育振興機構の取組】
◆国立阿蘇青少年交流の家 ~SDGs検定ラリー~
◆国立沖縄青少年交流の家 ~マリンブルーの海から学ぶ、美ら島サンゴ大作戦~
【4. 全国の生涯学習の取組】
◆千葉県酒々井町の取組
【5. 社会をつくる学びを提案する社会教育】
◆「社会教育」1月号(普通号:96ページ構成):特集「生涯学習論2024」
【6. その他の情報コーナー】
◆社会教育士について
◆マナパスについて
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆障害者の生涯学習の推進
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報
◆前回読まれた記事TOP3
【★あさだより】
◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!
【編集後記】
 
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1.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆自宅で母と夫を看取り、一人になってしみじみ思うこと ~「介護」が愛おしい~
 
 様々な分野で活動するゲストをお招きし、シリーズで開催しているKK2のトークライブプログラム「デジタルTERA小屋」。11月30日に「介護と看取り」をテーマに開催しました。誰もが通る道でありながら、一人で受け止めるには少し重い・・・そんな話題を、認知症のお母様とご主人を在宅介護で看取った経験をお持ちの藤原瑠美さん(スウェーデン福祉研究者)と共に考えました。
 1990年代、まだ介護保険制度がない時代に女性管理職として働きながら、在宅介護を実現させた藤原さん。近所の主婦たちの力を借りながら、「隠さない」「オムツをさせない」などの理念を持ってお母様と最期までご自宅で過ごした様子や、レビー小体型認知症のご主人の病名診断が付かず苦しんだ経緯、「人生悪くなかったね」という最後の言葉など、たくさんの写真を交えて丁寧に語ってくださり、何気ない言葉一つ一つに介護への愛おしさが溢れる、大変温かいプログラムとなりました。
 12月14日にアーカイブ動画を公開しましたので、是非御視聴ください。大切な方と共に、これから「どう生きるか?」を考えるきっかけにしてみませんか。
 
自宅で母と夫を看取り、一人になってしみじみ思うこと ~「介護」が愛おしい~
第9回デジタルTERA小屋 藤原瑠美さん
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/dtr_09-01.html/
※レビューのご入力にはKK2Web会員(無料)でのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail:kk2seminar@avcc.or.jp
 HP:https://www.kk2.ne.jp/
 
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2.今月のニュース・お知らせ
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◆文部科学省で働きませんか?
 
 文部科学省総合教育政策局では、民間企業等の職務経験のある方を対象に、令和6年4月から即戦力として一緒に働いてくださる方を募集します。
 当局では、社会教育や学校・家庭・地域の連携・協働による学びの支援、生涯にわたる学びや共生社会の実現に向けた学びの推進、教師の養成・採用・研修の一体的推進、グローバル化が進む社会を支える教育体制の充実等、幅広い分野を所掌しています。多様な知見を持つ方々と一緒に、これらの課題に対応していきたいと考えています。
 応募締切は、令和6年1月11日(木)17時です。熱意と経験を持つ方の御応募をお待ちしております。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/saiyou/sonota/1422427_00042.htm
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 政策課 総務係
 E-mail:soumu-sougou@mext.go.jp
 
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◆令和5年度消費者教育フェスタ開催!
 
 消費者教育の一層の推進を図るため、多様な関係者が情報を共有し、相互に連携するための場として消費者教育フェスタを滋賀県近江八幡市、島根県益田市の会場で開催します。
 
【近江八幡会場】
■日時:令和6年2月1日(木)13時~16時30分(12時30分~受付開始)
■会場:滋賀県立男女共同参画センター(滋賀県近江八幡市鷹飼町804)
■定員:1.会場参加 150名
    2.オンライン配信視聴参加 150名
 
【島根会場】
■日時:令和6年2月10日(土)13時~17時(12時30分~受付開始)
■会場:益田市立市民学習センター(島根県益田市元町11-26)
■定員:1.会場参加 100名
    2.オンライン配信視聴参加 200名
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/syouhisha/detail/1407582_00009.htm
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課消費者教育推進係
 電話:03-5253-4111(内線2260)
 
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◆公民館や図書館などの官民連携を支援します
 社会教育施設の整備・運営等に関する情報発信ウェブサイトを開設
 
 文部科学省では、社会教育施設の整備・運営に民間の資金やノウハウを活用することで、利便性向上や効率的な事業を実施するための伴走支援(社会教育デジタル活用等推進事業)に取り組んでいます。
 社会教育施設では、老朽化やデジタル化への対応、また様々な機能を集約させた複合施設化や収益事業との連携など、新たな整備・運営の方法が模索されています。そういった課題を解決する支援策の一環として、官民連携の手法や先行事例等を掲載した特設ウェブサイト「公民館・図書館の官民連携・デジタル活用~PPP/DXで進展する社会教育~」を開設しました。官民連携に関する補助金の情報や最新の調査結果の閲覧等、自治体職員や社会教育施設に関わる方々に活用いただける情報を発信しています。
 
【特設ウェブサイト】
公民館・図書館の官民連携・デジタル活用~PPP/DXで進展する社会教育~
https://kominkan-support.mext.go.jp/index.html
※本ウェブサイトは、文部科学省が委託した株式会社野村総合研究所により運営されています。
 
□お問合せ先
 株式会社野村総合研究所 社会システムコンサルティング部
 E-mail:ppp_dx_sodan@nri.co.jp
 
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◆【子供の読書キャンペーン~きみに贈りたい1冊~】第2弾!
 
 著名人の皆様からの子供たちへのおすすめ本とメッセージを特設ページやSNS等を通じてご紹介しています。
 
■第2弾のご紹介者(50音順)
・池透暢さん(車いすラグビー選手)
・大塚達宣さん(バレーボール選手)
・鈴木亜弥子さん((公財)日本パラスポーツ協会)
・関菜々巳さん(バレーボール選手)
・都倉俊一さん(文化庁長官)
・福岡雄大さん(バレエダンサー)
・町田そのこさん(作家)
・ヨビノリたくみさん(教育系YouTuber)
・渡部暁斗さん(TEAM JAPAN シンボルアスリート ノルディック複合競技)
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/campaign_2023.html
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 図書館振興係
 E-mail:tosyo@mext.go.jp
 
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◆【応募団体募集中】令和6年度社会教育活動・文化活動への助成
 
 (公財)スポーツ安全協会では、令和5年度から社会教育活動や小中学校の放課後活動への助成事業を始めました。令和6年度は予算を拡充して募集を開始しました。地方公共団体や社会教育・文化関係団体等の皆様の応募をお待ちしています。
 
1. 社会教育活動、文化活動への助成
 全国、ブロックまたは県内単位で実施する社会教育活動、文化活動の振興に資する事業、事業区分に応じて50~100万円、助成率 1/2以内。
https://www.sportsanzen.org/jigyo/bunka_josei.html
 
2. 中学校等の放課後活動への助成
 中学校部活動の地域連携・地域移行や小学校の放課後活動の日常化を促進するための事業、事業区分に応じて50~250万円、助成率10/10。
(1)放課後活動振興モデル事業(3か年継続事業)
(2)中学校部活動地域連携・移行普及事業
https://www.sportsanzen.org/jigyo/jhs_josei.html
 
■申込期間:令和5年12月20日(水)~令和6年1月31日(水)16時
 
□お問合せ先
 公益財団法人 スポーツ安全協会(担当:根本)
 電話:080-8025-3002(平日10時~16時)
 E-mail:josei@spoan.or.jp
  HP:https://www.sportsanzen.org
 
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◆【社会人の学び直し】「リカレントフォーラム」の参加者を募集します!
 
 愛知県教育委員会では、「リカレント教育」に関するフォーラムを開催します。
 愛知県立大学と日本ガイシ(株)によるリカレント・リスキリングへの取組みの事例発表と、大学・企業・労働者のそれぞれの視点から「リカレント教育」を語り合っていただきます。Web視聴も可能です。
 
■日時:令和6年1月20日(土)13時30分~16時30分
■場所:愛知芸術文化センター愛知県図書館5階 大会議室(名古屋市中区)
■定員:会場参加100名、オンライン視聴200名(先着順)
■参加費:無料
■申込方法:申込フォーム、メール又はFAXのいずれか
■申込期限:令和6年1月12日(金)17時30分
 
申込方法・プログラムの詳細は以下のURLを御覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-manabi/2023fm.html
 
□お問合せ先
 愛知県教育委員会あいちの学び推進課生涯学習推進グループ
 E-mail:aichi-manabi@pref.aichi.lg.jp
 TEL:052-954-6781
 FAX:052-954-6962
 
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◆無料で学べるデータサイエンス・オンライン講座 Part3
 ~「誰でも使える統計オープンデータ」を開講します!~
 
 総務省統計局は、誰でも無料で受講できるデータサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を、令和6年1月16日(火)に開講します。
 本講座は、政府統計の総合窓口である「e-Stat」、総務省及び独立行政法人統計センターが提供する視覚的に統計データを把握できる地理情報システム「jSTAT MAP(地図で見る統計)」、API機能等を使い、統計オープンデータを活用したデータ分析の手法を分かりやすく解説する講座です。
 データ分析に御興味のある方は、是非御活用ください。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://gacco.org/stat-japan3/
 
□お問合せ先
 総務省 統計局 統計情報利用推進課
 E-mail:y-senryaku@soumu.go.jp
 
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◆【参加者募集中】RISTEX総合知オンラインセミナーSpecial!
『人文・社会科学は社会の役に立つ?!文化人類学・心理学・哲学の挑戦』
 
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)では、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第7回(特別回)は、ビジネス界における人文・社会科学の専門知の活用と実践にフォーカスをあて、文化人類学・心理学・哲学の専門知を武器にビジネスの現場で課題解決に取り組むフロントランナー3名をゲストにお迎えし、各分野における取組の実践等についてご講演いただきます。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
■日時:令和6年1月22日(月) 17時~18時50分
    ※参加申込締切:1月19日(金) 13時
■開催形式:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
■講師:大川内直子氏(株式会社アイデアファンド)、澤井大樹氏(株式会社イデアラボ)、吉田幸司氏(クロス・フィロソフィーズ株式会社)
 
詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20240122_01.html
 
□お問合せ先
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
 総合知オンラインセミナー事務局
 E-mail:r-info-event@jst.go.jp
 
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◆「第40回全国青少年相談研究集会」開催
 
 国立青少年教育振興機構では、青少年の健全育成や青少年の相談業務に携わる方々が全国から一堂に会し、指導者としての資質・能力の向上を図り、関係機関、団体間の連携協力の促進を図ることを目的に本研究集会を令和6年1月18日・19日に開催します。
 今年度のテーマは「こどもまんなか社会」として、青少年が抱える諸問題の解決の糸口を模索し、今後の支援の在り方を検討していきます。
 皆様からの参加申込みをお待ちしております。
 
■参加費:無料(後日動画配信あり)
 
詳しくは、こちらを御覧ください
https://www.niye.go.jp/services/soudanken.html
 
□お問合せ先
 独立行政法人  国立青少年教育振興機構 事業企画課
 電話:03-6407-7683
 E-mail:honbu-jigyoukakari@niye.go.jp
 
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◆文部科学省IB教育推進コンソーシアム「2023年度国際バカロレア教育ウィンターセミナー」開催!
 
 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局では、国際バカロレア(IB)教育に関心のある教育関係者を対象にウィンターセミナーを開催いたします。
 
■日時:令和6年1月20日(土)9時~12時30分
■開催方法:オンライン開催
■参加費:無料
■定員:第1部 パネルディスカッション 制限なし
    第2部 ロールプレイ型体験授業(2セッション実施) 各25名
    ※生徒・保護者向けの内容ではございません
 
詳細・申込については、こちらを御覧ください。
https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20231215/
 
□お問合せ先
 文部科学省 IB教育推進コンソーシアム事務局
 E-mail:consortium.info@aobajapan.jp
 
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◆【参加者募集中】小・中・高生のためのエコノミクス ビデオコンテスト
 
 一般社団法人CEEジャパンでは、『小・中・高生のためのエコノミクス ビデオコンテスト』の参加者を募集しています。
 「経済は苦手」と思う人が多いのは、自分に直接関係ない「他人事」と感じているからですが、個人の行う選択と意思決定が経済を構成していますので、それは極めて「自分事」です。子供たちが、何気ない毎日の行いが実は経済と深くつながっていたことに気づき、その後の選択と意思決定に新たな意識で臨めば、「自立への社会的適応力」が育ちます。
 本イベントは、その気づきを動画にした作品のコンテストを行います。サンプル動画や動画作成ヒント集も揃えてありますので、ご本人だけでなくご家族の方も振るってご参加ください。
 
■動画投稿締切日:令和6年1月21日(日)
■参加費:無料
 
 動画の投稿要領等の詳細は、コンテスト特設サイトを御覧ください。
https://cee-videocontest.org/
 
□お問合せ先
 一般社団法人CEEジャパン ビデオコンテスト担当
 E-mail:info@cee-japan.org
 
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◆生涯スポーツ・体力つくり全国会議2024 開催!
 
 スポーツ庁では、多様な人々が一堂に会し、今後のスポーツ推進方策について検討する「生涯スポーツ・体力つくり全国会議2024」を愛媛県で開催します。
 全体会では、「地域の人々のスポーツを通じたライフパフォーマンスの向上に向けて」をテーマに室伏スポーツ庁長官や岡田武史氏(株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長)などの専門家による討議を行います。
 皆様お誘いあわせの上、是非ご参加ください!
 
■日時:令和6年2月9日(金)10時~(9時15分受付開始)
■場所:愛媛県県民文化会館(愛媛県松山市道後町2丁目5番1号)
■申込締切:令和6年1月26日(金)
 
全国会議の詳細、申込方法はこちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/detail/14112210_00005.htm
 
□お問合せ先
 スポーツ庁 健康スポーツ課健康・体力つくり係
 E-mail:kensport@mext.go.jp
 
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◆令和5年度国立教育政策研究所文教施設研究講演会(オンライン開催)の開催について
 
 国立教育政策研究所では、「新しい時代の学びを実現する学校施設づくり-児童生徒・教職員・地域にとって心地良い空間の創出(日本とフィンランドの事例から)-」と題した講演会を開催します。
 本講演会では、新しい時代の学びの実現に向け、学校づくりのプロセスや執務空間を含めた学習空間の在り方について、日本とフィンランドの事例を通して考えます。
 学校関係者(管理職、教員、学校事務職員)や、学校施設の整備を担当する行政関係者、学校の設計に関心がある建築関係者、学校建築や教育学に関する研究を行っている研究者、大学生等様々な方の参加をお待ちしております。
 
■日時:令和6年1月31日(水)13時30分~16時30分
■開催形式:オンライン開催(Zoom)
■参加費:無料
 ※申込受付:1月28日(日)まで
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.nier.go.jp/shisetsu/event/2023/
 
□お問合せ先
 国立教育政策研究所 文教施設研究センター企画係
 TEL:03-6733-6992
 E-mail:shisetsu@nier.go.jp
 
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◆2023年11月の文部科学省選定作品等の紹介
 
 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。
 選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20231206-mxt_shuukyo01-000029595_8.pdf
 
□お問合せ先
 初等中等教育局 修学支援・教材課
 E-mail:emedia@mext.go.jp
 
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3.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆国立阿蘇青少年交流の家 ~SDGs検定ラリー~
 
 『男子は薪割りして火をおこすから、女子は野菜を切っておいてよ』
 これは、野外炊事の指導をする際に、私たち職員がよく耳にする子供達の声です。
 悪気はないのでしょうが、皆さんも違和感を持ちませんか?
 そういった身近なトピックを題材にした「SDGs検定ラリー」を令和5年11月から実施しています。
 『男子だから、女子だから』という理由だけで決まってしまう、そんな「おかしいな」と思うことについて子供同士で話をするといった仕掛けを盛り込んだ活動プログラムです。
 SDGsをより身近に感じ、考えたくなるような指導が大切ですね。
 
□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
 国立阿蘇青少年交流の家
 E-mail:aso-su@niye.go.jp
 HP:https://aso.niye.go.jp/
 
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◆国立沖縄青少年交流の家 ~マリンブルーの海から学ぶ、美ら島サンゴ大作戦~
 
 国立沖縄青少年交流の家では、毎年9月に「特色あるプログラム事業」として「美ら島(ちゅらしま)サンゴ大作戦」を実施しています。国立公園に指定されている慶良間諸島の豊かな自然の中で、スノーケリング活動によるサンゴの観察、サンゴを題材とした専門家による生物多様性や環境問題に関する講義、人々の暮らしに根付くサンゴを探す島内集落の散策などを行います。様々な「体験・学び・気づき」を踏まえて、参加者同士が話し合い、自分の考えや思いを発信する2泊3日のプログラムです。
 私達は体験活動を通して、SDGsを踏まえESDの視点を取り入れた海の環境学習を実践しています。
 
□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
 国立沖縄青少年交流の家
 E-mail:okinawa@niye.go.jp
 HP:https://okinawa.niye.go.jp/
 
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4.全国の生涯学習の取組
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◆千葉県酒々井町の取組
 
 酒々井町は、都心から50kmの圏内にあって、緑豊かな自然環境と温暖な気候に恵まれ、清らかな湧水や地下水も豊富なところです。親思いの孝行息子が見つけた井戸から汲んだ水が酒になったという「酒の井伝説」が町名の由来となっています。
 歴史的には約3万4千年前、後期旧石器時代の人類交流生活痕跡であり、日本最大級の環状ブロック群を有する「墨古沢遺跡」や中世戦国時代に下総の国を統治した千葉氏の居城「本佐倉城跡」があり、これらは国史跡の指定を受けています。
 酒々井町の生涯学習や教育の取組は、豊かな自然環境や歴史環境を活用しています。主な取組の例として、「酒々井町青樹堂」と「酒々井学」があります。
公民館主催事業を総称して酒々井町青樹堂と呼び、子どもから高齢者まで幅広い年代に様々なプログラムを提供しています。参加者の中には、仲間や行政と連携してボランティア活動等を実施する方もいます。
 酒々井学とは、町の自然環境や歴史環境等の地域素材を使い、教科等の学習内容と関連づけて作成された学習プログラムを通して実践する地域学習・地域活動の取組です。子どもが町の歴史・文化・自然等について知ることで、より具体的で深い学びを実践し、郷土に対して愛着と誇りを持ち、ふるさと意識を持つことをねらいとしています。
 全国的に人口が減少していく現代では、各地域にある独自の素材を活かした学びを実践することが重要です。独自の素材を活かした取組を推進することが、その地域の付加価値を創ることにつながります。
 
・酒々井の教育
https://www.town.shisui.chiba.jp/docs/2015010900040/files/education_shisui_2023_digest.pdf
・酒々井学
https://www.town.shisui.chiba.jp/docs/2020062300069/
・墨古沢遺跡
https://www.town.shisui.chiba.jp/docs/2018032200037/
・本佐倉城跡
https://www.town.shisui.chiba.jp/docs/2017120600025/
 
□お問合せ先
 千葉県酒々井町教育委員会生涯学習課
 TEL:043-496-5334
 
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5.社会をつくる学びを提案する「社会教育」
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◆「社会教育」1月号(普通号:96ページ構成):特集「生涯学習論2024」
 
 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 12月号に続き、巻頭に「『確かな安心』のある相互扶助の社会をつくる」(後編)を特別企画として、永島英器氏(明治安田生命保険相互会社 取締役 代表執行役社長)と矢口悦子氏(東洋大学学長・日本青年館評議員)対談を収録しています。「地域の人材をつくるため、市民と企業と大学がどうやって連携していくのか」をテーマについて、地域人材の育成の視点から語り合いました。
 特集は、「生涯学習論2024」です。
 まず、神部純一氏(滋賀大学教育学部教授)が「人生100年を豊かに生きる-精神的自立を高める学習機会の充実-」を寄稿しています。精神的自立を高める学習機会について「自分史の作成」をヒントにする提案をしています。
 次に、山口裕也氏(一般社団法人School Transformation Networking 代表理事)が、「生活に知と倫理を取り戻すために-生涯学習材としての文化財の可能性-」を寄稿しています。文教政策は、生涯学習を基軸にあらゆる教育の機会と文化とを常に架橋するようなものであってほしいと提案しています。
 続いて、佐々木英和氏(宇都宮大学教授・放送大学客員教授)が、「日本語『学び直し』の歴史的展開─新聞記事データベースを活用した実証的考察─」を寄稿しています。「学び直し」をキーワードとして、この30年のデータ検索から「リカレント教育」「リスキリング」と「学び直し」の用語の変遷を分析しています。
 また、武笠和夫氏(教育評論家・武笠国際教育研究所代表)が「生涯学習社会の形成・定着には「生涯学習の理念」の明示が必要」を寄稿しています。2006年の教育基本法の改正による「生涯学習の理念」が規定され、「学習援助体制の整備」につなげていく必要性を提言しています。
 特集以外には、川上和宏氏(大人向けの哲学対話の場、哲学カフェ@アルコイリス・主宰)が隔月連載「誌上セミナー 哲学対話-今を“とらえる”時間 第8回」にて、「学びの場をつくること」について、対話形式にて紹介しています。
 「生涯学習」というキーワードについて、さまざまな場面で対話による学び合いをすることが、これからの社会づくりの基盤形成につながります。2024年、対話による「生涯学習社会」をつくっていきましょう。雑誌「社会教育」というメディアを通じてその一端を担えればと編集企画を考えています。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://social-edu.com/
 
□お問合せ先
 (一財)日本青年館 「社会教育」編集部 近藤
 TEL:03-6452-9021
 E-mail:leh07376@nifty.com
 
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6.その他の情報コーナー
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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html
 
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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」を公開中です。是非御覧ください。
https://manapass.jp/
 
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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
https://souken.shingakunet.com/
 
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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。
・初中教育ニュース(初等中等教育改革の動きに関する情報やイベントのお知らせなど)
https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm
・専修学校 #知る専(専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中)
https://shirusen.mext.go.jp/
・NITSニュース(教職員支援機構から機構主催研修情報などを隔週金曜日に配信)
https://www.nits.go.jp/magazine/
・NWECだより(国立女性教育会館から男女共同参画にかかわる情報を毎月配信)
https://www.nwec.go.jp/about/pr/mail/index.html
 
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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm
 
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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
・企画競争・公募等の公表
https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp
・一般競争入札情報
https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp
 
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◆前回読まれた記事TOP3(12月8日~12月24日)
※12月8日配信号
1. おすすめ動画 「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/disabled.html/
2. 令和5年度コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動実施状況について
https://manabi-mirai.mext.go.jp/document/chosa/2023.html
3. 【参加者募集中】RISTEX総合知オンラインセミナー
 『異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割』
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231220_01.html
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★ あさだより
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 駐中国大使を3年間務めた垂(たるみ)秀夫さんが帰国しました。外務省の、いわゆるチャイナスクールのエースで、外交官人生の大半を中国に関わる業務に捧げてきたと述懐しておられます。
 私が北京の日本大使館で勤務した間(1997~2000年)も大使館におられて、入省年次が同じということもあり、当時から親しくさせていただいています。その後も、偶然に同じ異業種種勉強会のメンバーになったり、局長時代も日本人学校などの関係で相談に行ったりと、ずっと縁が続いています。
 帰国の日に早速メールをもらいました。お疲れさま。第二の人生の夢は「写真家」だそうです。楽しそう。垂さんなら実現しそうだな。
 私も年に一つは新しいことに挑戦したいと思っていますが、2023年は新天地での仕事に向き合うことで手一杯でした。2024年はそんな言い訳はできません。目標は「昨日の自分を超えて行け」です。
 新しい年。皆さんの目標、夢は何ですか。どうぞ良いお年をお迎えください。
(長崎県立大学学長 浅田 和伸) ※元総合教育政策局長
 
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編集後記【次号は1月24日配信です!】
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 ◆メリークリスマス◆
 あっという間に2023年が終わってしまいそうです。
 皆様は年末年始どのように過ごされますか?編集担当の田中は北海道に帰省します!
 たった3ヶ月離れていただけですが、もはや北海道を懐かしく感じております。
 ただ… 一面真っ白の雪景色が広がっていると思うと、嬉しいような、怖いような…。
 朝起きたら雪かきをして、車を走らせたら滑って、歩いていたら鼻水は凍って、と東京では体験できない?ことが多くあります。
 是非、皆様にも冬の北海道を一度体験していただきたい!北海道の真ん中付近でお待ちしております。
 年明け初配信は1月24号となります。今年1年間マナビィ・メルマガを御愛読いただきありがとうございました。
 それでは皆様、お身体に気を付けて!よいお年を!!!
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編集長 高木 秀人
    文部科学省 総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 榎木・小薗・田中
TEL:03-5253-4111(内線2974)
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