文部科学省
子供の読書キャンペーン-きみに贈りたい1冊- 子供の読書キャンペーン-きみに贈りたい1冊-

2月は7名の方々からのおすすめ本をご紹介します。急なお願いにもかかわらず、快くお引き受けくださったご厚情に深く感謝申し上げます。紹介者はお名前の五十音順とさせていただきます。本キャンペーンは、以降継続して行います。

2月公開のおすすめ本はこちらから【NEW!】

これまでのおすすめ本はこちらから(お名前の五十音順)

盛山 正仁 文部科学大臣からのメッセージ

 皆さんが勉強や部活動等、様々なことに向き合う日常の中で、自分の状況に思い悩む時があるかもしれません。あるいは、新しい世界を知りたい時、リラックスしたい時もあるかもしれません。

 そんな時は、本の世界を訪れてみませんか?
 読書を通じて、多くの知識を得られたり、先人の経験・生き方や多様な文化を知ることができたり、深く広い想像の世界の物語に心を動かされることもあると思います。
 皆さんが夢中になれる本がきっとあると思います。

 この度、教育、科学技術・学術、文化やスポーツの分野で活躍中の皆様から、中高生時代に読んでいた本や、最近読んで面白いと感じた本、影響を受けた本など、「きみに贈りたい1冊」を御紹介いただくとともに、皆さんへのメッセージをいただきました。

 皆さんが、これから先、自らの学びや支えとなる本と出合い、将来に向かって進んでいただけるよう願っています。

私たちのおすすめの本を
紹介します!

2月公開のおすすめ本

あさい りょう
朝井 リョウさん
(小説家)

岐阜県生まれ。『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。『何者』で第148回直木賞、『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞、『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。

『一瞬の風になれ』
佐藤多佳子 著
講談社

 私自身が高校生のときに読み、今でも一等星のように輝いている小説です。
 陸上部に所属する少年少女の三年間が描かれています。読みながら「このまま一生読み終わりたくない」と強く願うくらい登場人物全員のことが大好きになりましたし、読後は、物語を読むという行為自体をとても愛おしく感じました。
 また、三冊に亘る長編小説を読み切るという経験は、何かをやりきったという一つの自信を授けてくれるはずです。ぜひ手に取ってみてください。

メッセージ

 本を一冊読み終えるたび、世界を見つめる視点が一つ増えたように感じます。自分の人生だけでは出会えなかった感情や思想に本を通して触れることは、この世界やこの世界の一部である自分、そして自分以外の他者を多面的に知ることであり、ひいては想像力という名の優しさを手に入れることだと思います。本の表紙は窓のようなものです。色んな窓を開けて、そこに広がる景色を眺めてみてください。それだけで勝手に、あなただけが持つオリジナルの優しさが育っていくはずです。

いぬい ゆきこ
乾 友紀子さん
(アーティスティックスイミング)

小学校1年の時にアーティスティックスイミングを始め、 2016年リオオリンピックでは、デュエット、チームともに銅メダルを獲得。2022年の世界選手権では日本選手初となるソロテクニカル、ソロフリーで金メダルを獲得した。2023年の世界選手権福岡大会で、ソロテクニカル、ソロフリーともに優勝し、2冠連覇を達成した。

『日本人が最強の脳をもっている』
加藤俊徳 著
幻冬舎

 私たちが便利な世の中で、日頃忘れがちになっている大切なこと。
 そのヒントがこの本に詰まっていると思います。
 読んでいてハッと気付かされるのではないでしょうか。
 競技力を向上させたいと練習に打ち込んでいた中でこの本と出会い、
 身体能力の中には脳の成長も大きく関わっているのだということを知りました。
 それと同時にまだまだ自分は進化できるのではないかと自信も湧きました。
 スポーツだけでなく、それぞれの日常の中に進化のきっかけがあることを教えてくれる一冊です。

メッセージ

 頭と身体をたくさん使って、多くのことに挑戦してください。
 その挑戦が時には上手くいかないこともあります。
 そんな時にこの本をふと読み返すと、勇気が出ると思います。
 何度も立ち上がった先に見える景色は、新しい自分と出会うきっかけになるのではないでしょうか。

さかい まさと
堺 雅人さん
(俳優)

1973年生まれ。宮崎県宮崎市出身。1992年から東京オレンジ(早稲田劇研)にて活動を始める。その後、映画、テレビ、舞台などで活躍。主な出演作にドラマ「半沢直樹」、NHK大河「真田丸」、「VIVANT」など。

『白川静文字学に学ぶ 漢字なりたちブック 1年生』
伊東信夫 著
太郎次郎社エディタス

 この漢字の本、教科書とちょっと違ってて、おもしろいですよ。「白」がドクロのかたちだって知ってました?しゃれこうべの色から「しろ」の意味になったんだって。「気」はむかしは「氣」とかいて、ごはんを炊くときの湯気みたい。どうやら、いつも使っている漢字の裏には、別の世界が広がっているみたいなんです。漢字をつくった三千年前のひとたちが、すこしだけ身近に感じられるかもしれません。

メッセージ

 本のおもしろいところはたくさんあるけど、ひとつは「ひとまえでしゃべらないことが書いてある」ことじゃないかな。みんなのまえでは、あんまり変なこと、いえないよね。でも、本にでてくる人は「平気、平気」っていってるときに、たとえば「ふざけるな、バーカ」って思ってて、その気持ちもちゃんと書かれている。ひとは、口に出す言葉と、心のなかの言葉が、全然違うことが結構あるようです。目にみえるもの、きこえる言葉が、いつも正しいわけではないと思うと、面倒くさいけど、ちょっとおもしろいですよね。

すずき たかゆき
鈴木 孝幸さん
(パラ水泳選手)

パラリンピック5大会連続出場。金2、銀3、銅5獲得。日本人初のIPCアスリート委員としても活動中。パリパラリンピックの出場も目指している。

『ボッコちゃん』
星新一 著
新潮文庫

 短い文学「ショートショート」の神様と言われた星新一さんのショートショート集です。彼の代表作「ボッコちゃん」を含む50編が収められています。知的でユーモアがあって、風刺が効いていて、令和でも古さを感じない、時代を越えて誰もが面白く読める本です。

メッセージ

 読書が苦手なそこのあなた!僕も中高生の頃、読書が苦手でした。でもこの本は楽しく読んだ事を覚えています。1つ1つの物語は短いので飽きずに読めます。最後にストンとオチがあって、面白いです。個人的に好きな作品は、「親善キッス」です。1つ物語を読んだら、次も読みたくなりますよ!

ひらの りょういち
平野 亮一さん
(バレエダンサー)

4歳からバレエを始める。2000年全日本バレエコンクール1位、文部大臣奨励賞、東京都知事賞など6つの賞を受賞。2001年ローザンヌ国際バレエコンクールで受賞後英国ロイヤルバレエ団に研修生として入団。後に正式団員として入団。2016年プリンシパルに昇格。同年11月に兵庫県芸術奨励賞を受賞。

『生きる』
乙川優三郎 著
文藝春秋

 第127回直木賞受賞の表題作を含む3篇の時代物短編集。渡英後自分がしたいことが上手く行っていなくすごく辛い時期がありました。その時にこの本に出会い初めて本を読んでいて涙を流しました。「生きる」意味・目的を問う。支え、支えられることで「生きる」。そのことに心から感謝できるかどうかが人としての評価という気がしました。この話の主人公のように、自分に負けるなと思わされた本でした。

メッセージ

 今はテレビ、パソコン、携帯などのスクリーンを眺める時間がすごく多い時代ですが実際に本を取り自分でページを捲り次のページに進むというこの仕草一つだけでも人の人生と同じようだと思います。映画のように実際に映像が見えるものではないですがだからこそ文字を読み自分で想像するというのも感性を高くさせてくれると思います。

ほんま まれき
本間 希樹さん
(天文学者)

1994年東京大学理学部天文学科卒業、1999年東京大学大学院修了、博士(理学)の学位を取得。その後、国立天文台研究員、助教、准教授を経て現在国立天文台教授。専門は電波天文学で、銀河系やブラックホール等の研究を行っている。

『天地明察』(上・下巻)
冲方丁 著
KADOKAWA/角川文庫

 江戸時代の天文学者、渋川春海を主人公とした歴史小説です。初の日本人による日本の暦(貞享暦)の作成を目指す主人公の奮闘が、当時の時代背景とともに生き生きと描かれています。歴史小説とはいえ合戦シーンもなければ英雄豪傑も登場しませんが、宇宙を相手に生涯をかけた天文学(暦学)の大勝負をする主人公の姿が魅力的で、挑戦と失敗を経て日本独自の暦の成立に至る物語は読者を強く惹きつけます。小説としての面白さに加え、長い地道な努力によってこそ科学が発展することを知る意味でも読み応えがあります。

メッセージ

 私は歴史小説が好きです。中高生のころ吉川英治の「三国志」を何度も読みましたし、その後も司馬遼太郎や吉村昭をはじめ様々な歴史小説を読んできました。私たちは歴史上の人物の生きざまを知ることで、今後の人生の様々な局面においてどう立ち振舞うべきかの参考にすることができます。ですので、歴史小説に登場する魅力的な人物に数多く出会うことは、若い人たちが今後の人生を歩んでいく上での貴重な糧となるはずです。

みやた まなも
宮田 愛萌さん
(作家・短歌研究員)

1998年4月生まれ。アイドルグループ卒業時に小説デビュー。作家・執筆活動中心に小説・エッセイ・短歌など本にまつわるお仕事を中心に活動中。著書に『きらきらし』(新潮社)。『小説現代』(講談社)、『短歌研究』(短歌研究社)で連載他。

『たけくらべ』
樋口一葉 著
集英社文庫

 「廻れば大門の見返り柳いと長けれど」のフレーズが有名な『たけくらべ』。この本は数えの十三から十六才の少年少女たちの成長を描いた物語です。皆さんと同じか少し若いくらいでしょうか。
 私がはじめて読んだのは小学生のころでした。その時はさっぱりわからずただ音読しているだけでしたが、中高生のころにはこの物語の味わいがわかるようになっていました。そして今読むとまた違った味わいを感じます。こんな風に繰り返し読む楽しさがあるのもこの本の魅力です。

メッセージ

 高校生の時に現代文の先生とどうにも解釈が合いませんでした。納得も出来ないけれど、先生と対等に議論するには勉強が足りなくて、私はテスト勉強を全て犠牲にして色々な資料を探して読みました。もちろんひどい成績にはなりましたが、あの経験は必要なものでした。
 もしもあなたに勉強を犠牲にしてでもやりたいことがあって、それが人を傷つけず、迷惑もかけずに、ある程度保護者の理解が得られるものならばやってみてもいいかもしれません。

これまでのおすすめ本

いけ ゆきのぶ
池 透暢さん
(車いすラグビー選手)

日興アセットマネジメント株式会社所属。車いすラグビー日本代表キャプテン(2015~現在)。2016年リオデジャネイロパラリンピック銅メダル、2018年世界選手権金メダル、東京2020パラリンピック銅メダル。交通事故から九死に一生を得て、40回の回復手術を経たのちに、高知県を拠点にパラリンピック選手となる。2児の父、趣味は釣り。

『「最高の自分」を引き出すセルフトーク・テクニック』
田中ウルヴェ京 著
祥伝社

 本番に強い人、弱い人がいて、「心」のコントロールが必要であるのは、スポーツ選手だけではありません。
 「セルフトーク」は、最強の心の整理法であり、心の口癖を使った心の調整法です。
 心身両面の成長にも効果的で、様々なストレスに対処したり、逆に自分を励ましているつもりでも、自分の可能性を潰しているかもしれない危険なセルフトークもあります。
 目的別のスキルがたくさん紹介されているので、きっとあなたの「最高の自分」に近づくヒントがあるはずです。

メッセージ

 学校生活やスポーツをする中で、人間関係、大会、思わぬケガでの挫折など、様々な感情に直面すると思います。
 この本を読むことで、これからの挑戦や経験を成長のチャンスに繋げることができ、より良い方向に導いてくれるかもしれません。
 幅広い内容ですので、まずは自分に必要なページを開いて、自分に合うものを探してみよう!
 やる気スイッチ、継続力、様々な場面での能力発揮に繋がります。
 本を読む前のあなたとは、少し違った心の技術をゲットできるはず!

おおつか たつのり
大塚 達宣さん
(バレーボール選手)

2000年11月5日生まれ。大阪府枚方市出身。小学3年生でバレーボールを始め、中学生までパンサーズジュニアで活動した。洛南高校に進学後は全国制覇を果たすなど主力として活躍、数々の表彰を受けた。早稲田大学に進学後も、攻守にわたり安定したプレーでトップレベルに上り詰め、在学中に日本代表に初選出されると、自国開催の東京2020大会にも出場した。パナソニックパンサーズ入団後も実力を発揮し、Vリーグ新人賞やベスト6に選出された。日本代表としてもVNL銅メダル、パリ五輪の出場権獲得などで貢献。日本バレー界を牽引する一人として注目されている。

『ほたるいしマジカルランド』
寺地はるな 著
ポプラ社

 この本は、あるテーマパークで働く人々の連作短編集です。
 登場人物は皆、悩みや葛藤を感じながら生きています。
 そういった感情は人間である以上、誰にでもあるもので、そのような弱みも誰にでもあります。
 この本ではそれぞれの人物に焦点をあてることで、その世界の主役のように見えてきます。
 人前に立つことの多い派手な人、裏方で支えてくれる人などさまざまな人がいてこの世界は成り立っていて、みんながみんな主役であると感じました。

メッセージ

 自分自身より優れている人を見て、劣等感を持ったりすることは誰でもあることだと思います。
 しかし、世界の中心はこの世の誰かではなく、あなた自身だと思います。
 自分自身の選択には責任を持たなければならないですが、自信を持って選択してほしいです。
 人に笑われようが、自分が正しいと思うことは貫くべきだと私は思います。
 また、自身の意見を持つことは、勉強でも、スポーツでも、人と関わるときでも大事なことだと思います。
 皆さんもぜひ、この本を読んでみてください。

かみしらいし もね
上白石 萌音さん
(俳優・歌手)

2011年に芸能界入りし、映画『舞妓はレディ』『君の名は。』、ドラマ『カムカムエヴリバディ』、舞台『千と千尋の神隠し』などに出演。エッセイ「いろいろ」や翻訳本の執筆もしている。

『本の運命』
井上ひさし 著
文春文庫

 作家の井上ひさしさんが、ご自身と本との関わりを語っておられる一冊です。表紙から難しそうな印象を受けるかもしれませんが、騙されたと思って一行目だけでも読んでみてほしい!軽快でユーモアに富んだ口語体の文章がとても読みやすく、ページから声が聞こえてきそうなのです。本を読む気力を呼び覚ましたいときに、特におすすめです。読み終わったら本屋さんや図書館に走りたくなるはず。

メッセージ

 学校や塾や家での勉強で、読まなければいけない文章に追われる日々だと思います。そういう時って、「自由な時間まで文章を読みたくない」と思うかもしれません。私にもそんな時期、あります。でも、自分から「読みたい」と思って読むことはとてもいい気分転換になると思います。気が向いたら、書棚の前に立って、何冊かちょっとずつめくって、これならスラスラ読めそうだなと思うものがあれば連れ帰ってみてください。相性の良い本は、読者を一瞬で別世界に連れていってくれます。

きんじょう りさこ
金城 梨紗子さん
(TEAM JAPANシンボルアスリート レスリング競技)

サントリービバレッジソリューション株式会社所属。レスリング選手の両親の下で育ち、小学2年生からレスリングを始める。2016年リオデジャネイロ63㎏級金メダル。2017年世界選手権60㎏級金メダル。2018年世界選手権59㎏級金メダル。2019年世界選手権57㎏級金メダル。2021年 東京オリンピック女子57kg級 金メダル。その後結婚、女児を出産し一児の母として現役復帰し全日本選手権59㎏優勝。趣味は娘の服を買うこと。

『チーズはどこへ消えた?』
スペンサー・ジョンソン 著
門田美鈴 訳
扶桑社

 2匹のネズミと2人の小人が、迷路を駆け巡ってチーズを探す物語です。
 ある日、迷路の中のある場所で大量のチーズを発見し、毎日大量のチーズを食べながら過ごしていきます。しかし、毎日食べてチーズは少しずつ減っていき、チーズがなくなってしまいました。
 そこから、ネズミはすぐに新しいチーズを探しに。小人はチーズが戻ってくるかもと無駄な期待をします。この本の中のチーズは自分の追い求めるものを表していて、その目標に対してどのように向き合い取り組んでいくかという考え方を表している本です。
 私はこの本を読んで、状況の変化に素早く適応する必要性、またその変化を恐れず楽しむことの重要性を学び、競技に取り組むにあたって、その時どう行動すべきかをよく考える事ができるようになりました。

メッセージ

 何かに悩んだり、迷っている時に手にした本が、その時自分に必要な何かのヒントを与えてくれることもあります。まずはふと目にして気になった本を手に取りページを開いてみてください。その1歩が目標への大切な1歩になるかもしれません。

こさかだいまおう
古坂大魔王さん
(芸人・プロデューサー)

1992年お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。ピコ太郎プロデューサー。文部科学省・CCC大使、総務省・異能vation推進大使。現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして情報番組への出演、世界のトップランナーと音楽、エンターテインメント等についてトークセッションを行うなど、幅広い分野で活躍中。

『14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト』
飲茶 著
二見書房(表紙画像)
河出文庫

 「「なんで人殺しはいけないの?」などの厨二全開の斜に構えた「極端で幼稚な発想」。だが、この十四歳の頃に迎える感性で偉大な哲学者たちの論を見直せば、難解な思想の本質が見えてくる!」(河出文庫より)


↑この紹介文を読んでピンと来たら読んで損はないと思います。そう、損はない!
ここなんです。得もないかも!だから哲学なんです!

メッセージ

 哲学と聞いて…難しい!って思う人は多いはず!俺もそうです!でも、この飲茶さん!
そこをわかりやすく楽しく書く天才!この世界、答えのないものが多すぎる!
 だからこそ、答えのない問いと答えを考える基本のCPU「哲学脳」を育てると無敵なんです!宗教学や科学や物理学やさまざまの基本となっているのが哲学!何か疑問に思ったら…そこが哲学の始まり!いけ、スタート!

すずき あやこ
鈴木 亜弥子さん
((公財)日本パラスポーツ協会)

元パラバドミントン選手。クラスは上肢障がいの「SU5」。東京2020パラリンピック大会では、シングルス2位、ダブルス3位。シングルスの最高世界ランク1位。小さい頃に猫を飼っていたので、今も大の猫好き。

『もものかんづめ』
さくらももこ 著
集英社文庫
(C)さくらプロダクション

 著者「さくらももこ」さんの実話をもとにしたストーリーです。ふとした日常のストーリーですが、さくらももこさんの頭の中の考えも相まって、おもわず笑ってしまいます。ひとつの事象に対して、こういう発想があるんだ、おもしろい!と思ったり、常識にとらわれず、自分の思いや考えを表現することの大切さを知りました。肩の力を抜いてくれる本です。

メッセージ

 さくらももこさんのストーリーのように、人それぞれの経験や考え方があります。「こうしなくちゃいけない」ということはないので、自分のやりたい事に挑戦したり、考えを発信してください。きっと将来の財産になります。1話で物語が完結する内容がほとんどですので、隙間時間に読んで、リラックスな時間を少し挟んでみてくださいね。

せき ななみ
関 菜々巳さん
(バレーボール選手)

千葉県船橋市出身。2018年より東レアローズに所属し、滋賀県を拠点に活動。パリオリンピックを目指すバレーボール女子日本代表ではセッターとして、2023年10月FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023などで活躍している。

『そして、バトンは渡された』
瀬尾まいこ 著
文藝春秋

 2019年本屋大賞受賞。
 何度も親が変わった主人公、優子の物語です。
 これだけ聞くと悲しい話だと思うかもしれませんが、読み終わるとなんだか心がぽかぽかする本当にあたたかい作品でした。
 素晴らしいのは内容だけでなく、どの描写も丁寧で、読んでいるとその場面場面の光景が目の前に浮かんできます。
 たくさんのバトンを繋いで渡されて今自分自身もここにいるのだから1日1日をもっと大切に生きようと思わされるそんな一冊です。

メッセージ

 「本」は自分以外の人の考え方を学べたり、自分が経験したことのないことを教えてくれる唯一無二のものです。
 自分が経験していないのにそれを学べるなんてお得じゃないですか??
 学生時代というのは忙しいかと思いますが、隙間時間を見つけてみてください。いつも携帯を見ている時間を少し本を読む時間に変えてみたり…そうすると自分の世界が広がるいい機会になるのではないかと思います。きっと自分の人生にプラスになることしかないはず!!!
 ゆっくりとした時間が心を落ち着かせ、少し違う世界に触れることで自分の思考、考え方を広げてくれます。

たかぎ みほ
髙木 美帆さん
(TEAM JAPANシンボルアスリート スピードスケート競技)

北海道幕別町生まれ。5歳からスピードスケートを始め、ジュニア時代から国際大会で活躍。オリンピックでは2010バンクーバー大会で代表初選出。2018平昌大会では金銀銅3つのメダルを獲得。さらに2022北京大会では5種目に出場し、4種目でメダルを獲得した。オリンピックの通算メダル獲得数が夏冬を通じて日本女子選手最多となった。

『筋肉のしくみ・はたらき ゆるっと事典』
坂井建雄 監修
永岡書店

 筋肉の仕組みや働きを図や漫画でわかりやすく解説されている1冊。スポーツに取り組む上で、自分の体に早い段階で興味を持つことはとても大切なことだと私は思っています。小難しい専門書よりも取り掛かりやすく、自分の「なぜ?」をさらに深掘りできるきっかけになる本だと思います。

メッセージ

 学生は勉強も大切・競技も大切・学校生活も大切!やりたいことがたくさんあると思いますが、その忙しい中でも自分の体に興味・関心を持ったり知識を増やしていくことは、競技生活が長くなるにつれ、他者と差がつく部分だと思っています。
 「時間の蓄積」だけは、どんなに努力してもどんなに願っても、後から巻き返したり、挽回することがとても難しいもの。大人になってから、ああしておけばよかったと後悔することのないよう、今を全力で過ごしてほしいなと思います。

とくら しゅんいち
都倉 俊一さん
(文化庁長官)

東京都出身。学習院大学在学中に作曲家としてデビュー、70年代からヒットメーカーとして、日本レコード大賞作曲賞をはじめ数多くの賞を受賞する。世に出したヒット曲数は1,100曲を超え、レコード売上枚数は6千万枚を超える。その他多くの映画音楽、テレビ音楽を手掛ける。2018年文化功労者に選出。

『梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史』『続・梅干と日本刀 日本人の活力と企画力の秘密』
樋口清之 著
祥伝社

 国学院大学教授だった故樋口清之さんの著者です。
 我々日本人がいつも生活の中で当然のように見たり、使ったり、体験していることが実は日本人のすごい知恵、創造力から生まれたものであることを親しみやすく分かり易く解説してくれている名著です。

メッセージ

 皆さんが普段の生活で当たり前だと思っている様々なことが、実は昔から我々の先祖の知恵や工夫が詰まっているものが多いのです。この本を読み終えて私が感じたのは「へえー、日本人ってすごいんだ!」という事でした。皆さんもこの本から日本人の素晴らしさを見直しましょう。

なかえ ゆり
中江 有里さん
(俳優・作家・歌手)

1973年大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。NHK朝の連続テレビ小説『走らんか!』ヒロイン、映画『学校』、『風の歌が聴きたい』などに出演。NHK BS2『週刊ブックレビュー』で長年司会を務めた。読書に関する講演、小説、エッセイ、書評も多く手がける。著書に小説『わたしたちの秘密』(中公文庫)、『水の月』(潮出版社)、『万葉と沙羅』(文藝春秋))など。2023年7月 Newシングル「二人の掟」リリース。文化庁文化審議会委員。天理大学客員教授。

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』
ファン・ボルム 著
牧野美加 訳
集英社

 「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」は韓国の架空の町にある書店を舞台にした小説です。
新米女性店主と店に集う人々たちとのエピソードの奥にはそれぞれの悩み、韓国の就職事情、家庭問題が描かれています。合間に挟まれるのは、実在する本や映画。主人公たちは対話や複数人での読書会で、作品の感想を通して互いのことを話します。
 中に親から命じられ、書店に来る高校生がいます。何事にも無気力な彼に女性店主は「ライ麦畑でつかまえて」を勧めました。やがてその本を読んだ彼は大きな決断をします。

メッセージ

 誰にも大きな選択を経て、あらたな場所へ足を踏み出す瞬間が訪れます。悩んでいる時は本の声を聞いてください。本の声とは、本に書かれていることではなく、本から照らし出される自分の声。自分の道は自分で選択しなければなりません。もし道を間違えても、他の道を行けばいいのです。道は無数にあります。周囲の意見は参考にとどめて、ご自身だけの道を探してください。

のむら まんさい
野村 萬斎さん
(狂言師)

狂言、能の公演に出演するほか、現代劇、テレビ・映画などの映像にも出演。また能・狂言の技法を駆使した演劇、映画などの演出・監督も勤める。NHKEテレ「にほんごであそぼ」に20年間出演。近年は能狂言「鬼滅の刃」の公演を演出・出演して好評を博した。

『中島敦全集 1-小説』
中島敦 著
高橋英夫 編集
勝又浩 編集
筑摩書房

※版元品切れ

 高校生の国語の教科書に中島敦の「山月記」が取り上げられていることが多いと思う。彼の代表作であり、喘息という重い病に冒されながら自分という存在に常に疑問を持ち続けて夭折した作家である。山月記は自分を持て余してついには虎になってしまう話である。今でこそ高い評価を受けているが、自分の小説が評価されず、人生の光に憧れ、影に怯えた彼の人生観が他の作品にも反映されている。

メッセージ

 自我が芽生え、自分という存在の不思議に気付く時、色々のことを教えてくれる本である。時に悲観的に、時に物凄く楽観的に人生を捉えて提示してくれる。特にこれから大人にならなくてはと思う時、逆に大人になりたくないと思う時にも面白く読めると思う。先ずは「山月記」「名人伝」を読んで欲しい。貴方はそれぞれの主人公のどちらの道を選ぶかな?「生きることは?」と考えながら生きる。これが人生かも知れない。

ふくおか ゆうだい
福岡 雄大さん
(バレエダンサー)

大阪府出身。ケイ·バレエスタジオで学び、2003年文化庁在外研修員としてチューリッヒ・ジュニアバレエ団に入団。チューリッヒ・バレエ団を経て09年新国立劇場バレエ団に入団し、12年プリンシパルに昇格。数々の作品で主役を踊っている。11年中川鋭之助賞、23年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

『時生』
東野圭吾 著
講談社

 親子が辿る不思議な旅の物語。
 この本と出会ったのは本当に偶然でした。面白い題名だな、と思い手に取りました。
 東野圭吾さんの本は魅力的な作品ばかりで、大好きです。物語が進むにつれどんどん世界に引き込まれ、本を閉じることが出来ず、寝不足になった日もありました。
 この本はその中でも1番高揚感と感動を与えてもらったと言っても過言ではありません。
 未来の価値、生きるということを深く考えさせられる本。
 そして、感動のラスト…。

メッセージ

 自分にとって、本というのは想像力の源。二次元の活字の世界から発せられる作者の想いやメッセージにより想像力を掻き立てられるのが本を読む楽しみです。
 バレエは身体表現です。演劇的要素を視覚的に、身体で表現しなくてはいけません。
 自分の踊る役の役作りをする際にこんな王子も居てもいいのではないか、と自分なりの想像力を働かせる時があります。
 色々な本を読み、これからの自分の人生のため、自分の想像力を養うことは、今の時代にとても大事なのではと思います。皆さんもまずは興味を惹かれるジャンルやテーマに関する本から手に取り、ぜひ本のつくりだす想像の世界に没入してみてください。

ますこ なおみ
益子 直美さん
(公益財団法人日本スポーツ協会副会長・日本スポーツ少年団本部長)

共栄学園高等学校時代、第15回春高バレーで準優勝に輝き、高校3年生で全日本代表に選出。その後、イトーヨーカドー女子バレーボール部に所属し第23回日本リーグで優勝。1992年に現役を引退。現在は2021年に「一般社団法人 監督が怒ってはいけない大会」を設立し、「怒ってはいけない大会」をさまざまなスポーツに広めるため活動しているほか、2023年6月23日、女性初のスポーツ少年団本部長に就任し精力的に活動している。

『君を見上げて』
山田太一 著
新潮文庫

※版元品切れ

 ソウル行きのジェット機で出会った身長182cmの女性と163cmの男性が織り成す大人のラブストーリーです。現役当時、練習に明け暮れる苦しかった日々、プライベートの時間はなく恋愛へのあこがれをいだく中、背の高さを気にしていた当時の自分自身を182㎝あるヒロインに重ねながら、普段経験できない恋愛のドキドキを味わっていました。19㎝の身長差というコンプレックスを乗り越え、本当に大切なことは何かを教えてくれるおすすめの本です。この本に出会ったお陰か、私自身も夫より背が高いです!

メッセージ

 本を通じて様々な経験や考え方に触れることは、自分自身の人生を2倍にも3倍にも豊かなものにしてくれます。部活動や勉強等で忙しい日々を送る中では、本に触れる時間が少ないかもしれませんが、1冊の本との出会いが未来を切り開く1つのきっかけとなるかもしれません。是非、多くの本に触れていただきこれからの人生を豊かなものにしていってください。

まちだ そのこ
町田 そのこさん
(作家)

2016年「カメルーンの青い魚」で第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。翌年、同作を収録した「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」でデビュー。21年「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を受賞。主な著書に「うつくしが丘の不幸の家」「星を掬う」「宙ごはん」など。

『小公女たちのしあわせレシピ』
谷瑞恵 著
新潮社

 物語の世界に心から没頭し、主人公たちの食べている料理――トライフルやオーツケーキ。想像を掻き立てる魅惑の名前たち!――に思いを馳せた少女のころに立ち戻ったような気持ちになりました。そして、物語からたくさんのものを受け取り、物語を支えに生きてこられたしあわせを改めて感じました。物語を愛して育ったひとならきっと、これを読めば幸福な気持ちになれることでしょう。

メッセージ

 誇りをもって生きること。と言ってしまうと言葉が強く感じてしまうかもしれませんね。でもこれを読めばきっと、その意味が分かります。物語を愛したことがあるひとなら、なおのことです。そして、誰かとこの本について話したくなる。物語について思うまま語り合うしあわせを、この本はもたらしてくれると思います。

みやけ ひろみ
三宅 宏実さん
(国際ウエイトリフティング連盟理事・ウエイトリフティング指導者)

中学3年で重量挙げを始める。2004年アテネ五輪出場、2008年北京五輪4位。2012年ロンドン五輪銀、2016年リオデジャネイロ五輪銅、2021年東京五輪出場。同年現役引退。趣味は読書・旅行。好きな言葉は「今出来る事を精一杯やる」(怪我をして練習できなかった時、今何が出来て何ができないかをしっかり考え、その時できることを精一杯やろうと思いました)

『夢をかなえるゾウ 1』
水野敬也 著
文響社

 私がロンドンオリンピックで銀メダル獲得に力をくれた大好きな一冊です。ゾウの姿をした神様が主人公に課題をだし人生を好転させ成功に導くストーリーです。シンプルで笑いと涙ありの楽しめる素敵な本です。
 私も実際に課題を実践してみました。照れくさい課題もありますが楽しく、心の持ち方や考え方が広がりました。練習以外にも目を向けるようになり気づき、記録の向上にも繋がりました。悩んでいるときに本から答えやヒントを教えてもらえます。私にとって人生に影響を与えてくれた素晴らしい本です。

メッセージ

 中高生の皆さん、毎日勉強や部活動、習い事や好きなことに没頭したり、1日があっという間の日々をお過ごしの事と思います。年齢とともに時間がたつのがもっと早く感じます!皆さん、一人一人が素晴らしい能力や長所を沢山もっています。自信をつけるためには様々な経験が必要になります。人は経験と共に成長していきます。その途中で失敗やうまくいかないことは沢山ありますが、日々挑戦の連続です。一人ではなく応援してくれる人が必ず近くにいて、手を差し伸べてくれる人たちがいることを忘れず、焦らず今というこの瞬間を何事においても楽しんでほしいと思います!

よびのりたくみ
ヨビノリたくみさん
(教育系YouTuber)

理系大学生向けの授業動画を配信しており、「インターネット動画配信による革新的な科学の理解増進」を業績として令和5年度文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)を受賞。最近は謎解きにハマっている。

『「余剰次元」と逆二乗則の破れ 我々の世界は本当に三次元か?』
村田次郎 著
講談社

 この世界は何次元なのか?というワクワクする問いに対して真正面から向かっていく本。
 そのための武器になるのがなんと、誰もが知っている「万有引力の法則」という驚き!
 「万有引力の法則」が本当に小さいスケールでも成り立っているのかを検証することによって、
 この宇宙の構造に迫っていく。数学にしか興味がなかった自分に物理学の楽しさを教えてくれた
 大切な一冊。大学二年生の夏休みはこの本に載っている実験に没頭しました。

メッセージ

 学習意欲向上のコツは「背伸び」です。自分にとって少し難しいかも、まだ早いかもという本を
 進んで手に取ってみてください。そのときに全てを理解できるかどうかはさほど重要ではありません。
 「なんか格好良い!」「もっと理解したい!」という気持ちを大事にして、色々な本を読んでみましょう!
 きっと何かしらの意味で、その本が原動力になってくれるはずです。

わたなべ あきと
渡部 暁斗さん
(TEAM JAPANシンボルアスリート ノルディック複合競技)

ノルディック複合のスキー選手(北野建設所属)。白馬高校在学中にトリノオリンピックに出場すると2022年の北京五輪まで5大会連続出場し、3大会連続でメダルを獲得。現在は気候変動の問題に取り組みながら、ミラノ五輪に向けて競技活動中。

『道をひらく』
松下幸之助 著
PHP研究所

 パナソニックの創業者である松下幸之助氏の短編随想集。人生経験と深い洞察力から紡ぎ出される一つ一つの文章は読む度に気付きを与えてくれます。私はこの本をふと思い立った時に手に取りパラパラとめくります。なんとなく手を止めるそのページがその時の悩みに対する言葉のように感じることが多く、積み重ねた人生経験によって文章の響きが変わる不思議な本です。興味の湧かなかったページも、何年かしてから読み返すとその時の自分には重く響く言葉だったりするのがこの本の面白さだと思います。

メッセージ

 若い時はエネルギーに満ち溢れ、夢や希望に向かってどんどん進んでいくことができる反面、悩みも相当に多く、先のことを考えて不安になったり、自分を見失ったり、恥ずかしさを感じることも多いと思います。コロナ禍を境に物事の価値観が見直され、大きく変化している最中の世の中ですが、未来を見通し難い時代だからこそ、“今”を大切に、失敗を恐れず沢山のことにチャレンジして欲しいと思います。

 <スポーツ×読書>
読書でリラックス~選手の活躍支えた本のカフェ&サロン~

 先般9月23日から10月8日まで中国・杭州で開催されたアジア競技大会。日本の選手達が大躍進し、メダルラッシュに沸きました。
 本大会では、日本の選手村での初めての取組として、小説や漫画などたくさんの本が自由に読めるカフェ&サロンが設けられ、メディアの注目を集めました。
 日々の競技等で大きなプレッシャーがかかる選手達。カフェ&サロンは、選手がリラックスして良い状態でいられるようにと設置されたもので、元オリンピック選手でもあるTEAM JAPAN副団長等のアイデアで生まれました。


選手村外観 (日本オリンピック委員会(JOC)提供)

チームジャパン カフェ&サロンの様子(JOC提供)

 カフェ&サロンにはTEAM JAPAN本部や専門家、スタッフのリクエストで集められた本が並び、その数、65種類135冊!小説、絵本、経営、漫画、とバラエティに富んだラインナップだったようです。


カフェ&サロンに並んだ本(JOC提供)

カフェ&サロンでの選手の様子(JOC提供)

一挙公開!選手たちのブックリスト

 今回の子供の読書キャンペーンでは、実際にアジア大会の選手村で並んだブックリストを一挙公開!日々、部活動や勉強等に向き合う皆さんにとって、リラックスや励みになる本、楽しめる本も盛りだくさん。ここで少し御紹介!特別な一冊が見つかりますように!

こちらをクリックすると、カフェ&サロンの本のリスト(65種135冊)が開きます。

※下記はブックリスト(JOC提供)から文部科学省抜粋・作成


『ま、いっか!』
作:サトシン 絵:ドーリー(えほんの杜)

 ある朝、テキトーさんは目覚まし時計の音で目をさましました。けれど、なぜだかもう遅刻の時間です。それでもテキトーさんは「ま、いっか!」。
 次から次へと失敗を繰り返すテキトーさん。「ま、いっか!」とやり過ごしていくうちに思いもよらない場所にたどり着いて…。
 引用:“作:サトシン,絵:ドーリー『ま、いっか!』絵本特集“.えほんの杜.https://ehonnomori.co.jp/ehon/topics/90418834/ 別ウィンドウで開きます,(参照2023-10-25)


『世界がもし100人の村だったら 完結編』
編:池田香代子・マガジンハウス(マガジンハウス)

 世界がもし100人の村だったら…
 2001年に発刊された「世界がもし100人の村だったら」はその後シリーズ化。本書は、国連の2015年をターゲットにした「開発目標」を含んだ、未来にむけた完結編
 参考:“『世界がもし100人の村だったら 完結編』 — 池田 香代子 編 マガジンハウス 編”. マガジンハウスの本.https://magazineworld.jp/books/paper/1936/ 別ウィンドウで開きます,(参照2023-10-25)
 参考:“『世界がもし100人の村だったら』 — 池田 香代子 著 ”マガジンハウスの本 .https://magazineworld.jp/books/paper/1361/ 別ウィンドウで開きます,(参照2023-10-25)


『陸王』
著:池井戸潤(集英社)

 日々、資金繰りに頭を抱える、老舗足袋屋の四代目社長。存続のために思い立った新しい事業は伝統の技術を駆使したランニングシューズの開発だった。世界的ブランドとの熾烈な競争、素材探し、開発力不足……数々の難問に、従業員20名の地方零細企業が、一世一代の勝負に打って出る。
 参考:“陸王/池井戸 潤”集英社.https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-745883-1 別ウィンドウで開きます,(参照2023-10-25)


『人生を変えた経験 #アスリートがつなぐ #未来につなぐ』
編:スターツ出版(スターツ出版)

 困難に直面した時に、アスリートは何を考え、何を実践してきたのか。
 現役・OB・OGアスリートが、子どもたちや若いアスリートをはじめとする多くの方々へ向けてSNSで発信した“ことば”や“想い”を集約。スポーツに関わる方も、そうでない方も、さまざまな困難が立ちはだかった時、何かの「道しるべ」になればという想いが込められた一冊。
 参考:“『人生を変えた経験 #アスリートがつなぐ #未来につなぐ』3月11日(金)全国書店で発売”PR TIMES .2022年3月7日.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001482.000000607.html 別ウィンドウで開きます,(参照2023-10-25)

読書バリアフリー
「誰もが読書をできる社会を目指して」

障害の有無に関わらず、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるようにするため、2019年6月に「読書バリアフリー法」が成立しました。さまざまな障害のある方が、利用しやすい形式で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。

おうちで読書(青空文庫の紹介)

青空文庫はボランティアの方のご尽力によって運営されるインターネット上の電子図書館で、近代の文芸作品など様々な電子書籍が収録されています。
青空文庫を閲覧することのできるスマホアプリも多数配信されています。ご自分のパソコンから、スマホから、読書を楽しんでみませんか。

4月23日は子ども読書の日です

「子どもの読書活動の推進に関する法律」では、4月23日を「子ども読書の日」とすることが定められています。
文部科学省では毎年、特色ある優れた取組を行っている学校、図書館、団体(個人)を表彰するとともに、4月23日に表彰式を行っています。

これまでの表彰校等の取組

これまで表彰された学校、図書館、団体(個人)の取組事例を掲載しています。

4月23日は子ども読書の日です