マナビィ・メールマガジン第249号(令和3年9月8日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1.マナビィトーク】
 ★一般財団法人日本青年館 公益事業部長 澁谷 隆 氏
【2. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
 ★平田の子どもたち元気応援チーム より
【3. デジタル公民館 KK2】
◆「株式投資をはじめる前の疑問」を解決しよう
【4. 今月のニュース・お知らせ】
◆「青少年の体験活動推進企業表彰」エントリー企業募集
◆「超福祉の学校@SHIBUYA~障害の有無を飛び超えて、つながる学び舎~」をオンライン開催
◆元プロ野球選手の学び・セカンドキャリアを紹介する特集ページを公開
◆就職・転職支援リカレントプログラムでキャリアアップに繋げてみませんか
◆『文部科学広報』8月号を発行!
◆令和4年度文部科学省概算要求の公表
◆「IB地域セミナーin北関東地方」開催
◆「IB地域セミナーin東北地方」開催
◆「令和3年度日独青少年指導者セミナー」オンライン交流事業の参加者募集
◆「子ども第三の居場所」新規運営団体の募集
【5. 全国の生涯学習の取組】
 ★栃木県佐野市の取組
【6. 国立青少年教育振興機構の取組】
 ★国立曽爾青少年自然の家 より
【7. 社研通信】
【8. インターンシップ学生の声】
【9. その他の情報コーナー】
◆社会教育士について
◆専修学校 #知る専
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、
 メールマガジンの御案内について 等
【★あさだより】
【編集後記】

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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組を紹介しています。
https://www.mext.go.jp/content/20200731-mxt_chisui02-100000060_2.pdf(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 また、ホームページでは、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/001.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

◆業種別ガイドラインについて
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00028.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)


<<マナビィトーク>>━━━━━━■◇■
1.「人づくり、つながりづくり、地域づくり
     ~開かれ、つながる社会教育~」
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一般財団法人日本青年館 
公益事業部長 澁谷 隆

 私たち一般財団法人日本青年館では、公益活動の一環として「全国まちづくり若者サミット」を2019年度にスタートさせました。まちづくりや社会的な活動に取り組む若者を中心に100名前後が参加し、事例報告やディスカッションを通じて学び合い、交流する場を目指しています。学校のサポートを受けながらまちづくりに携わる高校生や、地域創生を学ぶ大学生も参加していますが、青年団のように長い歴史を持った社会教育関係団体に加え、NPO社会的起業によって地域課題にアプローチする若者、行政サポートを受けて地域振興に参画する「若者会議」等も多く、まちづくりをキーワードにこれほど多様な若者が集まることに驚くほどです。
 私たちの財団は1921年の設立以来、地域に根ざした青年団や青年会を中心に、若者の活動やそれを通じた学びを支援しています。一方で近年は、まちづくりだけでなく様々な社会の課題に関心を持ち解決しようと行動する若者グループが、私たちが思う以上に広がっています。その多くは、社会教育や青年教育の枠組みだけではなく、自治体の地域振興や社会参加の推進、あるいは社会的な運動としての側面からも活動しています。このように青年活動の領域や枠組みの幅が広がってきているものの、互いを認め合いながら、楽しみ、時に悩み、社会と関わりを持つ中で仲間集団を形成していく姿に共通点が多いのも確かです。
 そこにはまぎれもなく社会教育や青年教育で語られてきた学びや、自ら地域をつくる営みが存在しています。設立100年目を迎えた一般財団法人日本青年館は、そうした若者たちの活動をこれからも応援し続けたいと考えています。

・一般財団法人日本青年館
https://nippon-seinenkan.or.jp/seinenkan/wakamono/(※一般財団法人日本青年館のウェブサイトへリンク)
・全国まちづくり若者サミット(2022年1月29日・30日開催予定)
https://www.facebook.com/machiwakamonosummit/(※全国まちづくり若者サミットのウェブサイトへリンク)


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2.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<山口県・岩国市>
◆平田の子どもたち元気応援チーム
~できることから できる人に できることを~

 “平田の子どもたち元気応援チーム”は、学校・家庭・地域をつなぎ合わせる「かすがい」として、保護者に寄り添う支援を展開しています。子供や保護者との関係づくりのための学校支援や子育て相談会、家庭への訪問支援等を継続的に行っています。
 学校や関係機関と連携して支援を展開し、保護者の安心感や、子供の学校課題の解決、教職員の負担軽減につながるよう、家庭と学校をつなぐ接点としての役割を意識しながら活動しています。

○チームからひとこと
 私達は、常に子育ての悩みや不安を抱える保護者が孤立しないように願っています。
 これまでの支援活動を通して、登校時支援を継続していくだけでも、「とどける」活動は十分できると実感しています。同時に保護者が「ほっこり」できる居場所づくり支援を継続していくことは大変重要です。「できることから、できる人に、できることを」をモットーに、時間をかけて保護者に寄り添っていきます。
 そして、保護者の思いを学校や福祉などに橋渡しすることで、さまざまな立場の「応援団」がその家庭を支えていくようになればと願っています。
 また、家庭教育支援を多くの学校で充実させるために、支援員同士が支え合い、相談できる体制づくりにも努めていきます。

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: https://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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3.何時でも何処でも誰でも学べる
     デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆若者必見!お金の知識
「株式投資をはじめる前の疑問」を解決しよう
~5分のアニメーション動画で楽しく学ぶ~

 2022年度から「学習指導要領」の改訂により、高校でも金融教育がスタートします。夢を実現したり、将来に備えたり…「お金の知識」はとても重要です。とくにこれから長い人生を送る大学生や若手ビジネスパーソンのみなさんは、将来に向けて資産形成するための「時間」を有効活用することができます。KK2では、そんな若い世代のみなさんに是非学んでいただきたい新作動画を公開しました。大学で経営学を教えている加藤木綿美先生にご協力いただき、「株式投資」をテーマに「株とは何か?」「大学生が株式投資を始めるメリットとは?」「初心者が株を買う際の注意点」等、それぞれ約5分の短いアニメーション動画でわかりやすく、楽しく学べる講座になっています。人生への大きな投資“就活”にも役立つ、株の知識と実践方法は、これまで「気にはなってはいるけど…」と二の足を踏んでいるビジネスパーソンの方にもおすすめです。ぜひあなたのお金について考えるはじめの一歩にお役立てください。

・株式投資を始める前の疑問(19分)
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/stock01.html(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
・証券口座を開設しよう(6分)
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/stock02.html/(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
※KK2Web会員(無料)でのログインが必要です

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail: kk2seminar@avcc.or.jp
 HP: https://www.kk2.ne.jp/

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4.今月のニュース・お知らせ
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◆令和3年度「青少年の体験活動推進企業表彰」エントリー企業募集

 文部科学省では、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、企業が社会貢献の一環として実施した青少年の体験活動を募集し、優れた実践を広く紹介するとともに表彰を行っています。全国各地の企業の皆様からのエントリーをお待ちしております。

■応募対象
○企業が社会貢献活動として主催した体験活動
(例:生活・文化体験活動、自然体験活動、社会体験活動)
○令和2年4月1日~令和3年3月31日に実施した体験活動
○参加する青少年を公募して実施した体験活動
■募集締切 令和3年9月15日~11月10日

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/1412628.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 青少年教育室事業係 
 E-mail:seisyone-jigyou@mext.go.jp

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◆「超福祉の学校@SHIBUYA~障害の有無を飛び超えて、つながる学び舎~」をオンライン開催します!

 文部科学省では、障害の有無にかかわらず、共に学び生きる共生社会の実現を目指し、2018年よりピープルデザイン研究所等と連携して開催しているイベント「超福祉の学校」。
 今年も二日間にわたり、シンポジウムやトークセッション、ワークショップを通じて学びあう本イベントをオンラインで開催します。
 障害のある人、支援者、教育関係者等をはじめ、御関心のある方はどなたでも御参加ください!

■日 時 令和3年9月18日(土曜日)~19日(日曜日)11:00~20:00
■方 法 Youtube(一部プログラムはZoom)によるオンライン開催(要申込)
■参加費 無料

詳しくは、こちらを御覧ください。
http://peopledesign.or.jp/school/?fbclid=IwAR3chZP8_omm8Y1u-s5aGQGLLWYQIxnNYJRW5VpCb1gGLEhZY6astnL59H8(※NPO法人ピープルデザイン研究所のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局
 男女共同参画共生社会学習・安全課
 障害者学習支援推進室
 E-mail:sst@mext.go.jp

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◆元プロ野球選手の学び・セカンドキャリアを紹介する特集ページを公開しました

 文部科学省で運営している社会人の学びのポータルサイト「マナパス」では約5,000の社会人向けの講座情報を掲載しています。講座は「オンライン」「費用支援」「土日夜間開催」などご自身の条件にあわせた検索が可能です。そのほか学びのモデルを見つける修了生インタビューや、ホットな話題と社会人の学びをテーマにした特集ページも公開中です。
 先日の特集ページでは元阪神タイガース投手で引退後は公認会計士となり、その後アスリートのキャリアを応援するための「株式会社スポカチ」を創業した奥村武博様に御出演いただきました。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://manapass.jp/(※マナパスのウェブサイトへリンク)


◆就職・転職支援リカレントプログラムでキャリアアップに繋げてみませんか

 文部科学省では、コロナ禍における雇用情勢の中で、全国の大学が企業・経済団体・ハローワーク等と連携し、2か月から6か月程度の短期間で就職・転職に繋がるプログラムを受講費無料(テキスト代等除く)で提供しています。プログラムの分野は社会的関心の高いDX(AI・IOT)、医療・介護、地方創生、女性活躍を中心に基礎的なものから応用的なものまで全国で22都道府県、63プログラムございます。近々「マナパス」でも特設ページを公開予定です。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_01127.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局生涯学習推進課職業教育係
 E-mail:syokugyou@mext.go.jp

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◆総合広報誌『文部科学広報』8月号を発行!

 『文部科学広報』は、文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(e-book)です。
 本誌は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術等、文部科学行政全体を網羅し、様々な重要施策や最新情報について、総合的な紹介を行っています。
 また、音声による読み上げにも対応しています。

○特集
・令和2年度文部科学白書
○Monthly Line Up
・「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産に
・社会教育士応援大使に村井美樹さんが就任 ~8月19日(木曜日)に任命式を実施~
・第19回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果について

詳しくは、こちらを御覧ください。
http://www.koho2.mext.go.jp/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 大臣官房総務課広報室
 E-mail:mextjnal@mext.go.jp

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◆令和4年度文部科学省概算要求の公表

 文部科学省の令和4年度概算要求の内容を公表しました。
 就職・転職支援に向けたリカレントプログラムの実施や放送大学等におけるAI教育のコンテンツ制作をはじめとしたAI教育等の推進など、教育、スポーツ、文化芸術、科学技術・イノベーションの振興に必要な予算を要求しています。

詳しくは、こちらを御覧ください。
・令和4年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
・令和4年度概算要求のポイント
https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_kouhou02-000010167_1.pdf(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 大臣官房会計課総括予算班総括係
 TEL:03-6734-2191

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◆「IB地域セミナーin北関東地方」開催

 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、 国際バカロレアの教育実践事例等についてご紹介する地域セミナーを開催します。

■日 時 令和3年9月18日 (土曜日)14:00~16:00
■場 所 太田市民会館(〒373‐0817 群馬県太田市飯塚町200番地1)
■対 象 IB教育の導入に関心のある学校・自治体(教育委員会)関係者、保護者、学生等
■参加費 無料  
※入口における検温等、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施いたします。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20210820/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)


◆「IB地域セミナーin東北地方」開催

 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、国際バカロレアの教育実践事例等についてご紹介する地域セミナーを開催します。

■日 時 令和3年9月26日 (日曜日)14:00~16:00
■場 所 リンクステーションホール青森【青森市文化会館】(〒030-0812 青森県青森市堤町1丁目4-1)
■対 象 IB教育の導入に関心のある学校・自治体(教育委員会)関係者、保護者、学生等
■参加費 無料  
※入口における検温等、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施いたします。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20210901/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 大臣官房国際課 外国人教育政策係
 TEL:03-5253-4111(内線3222)

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◆「令和3年度日独青少年指導者セミナー」オンライン交流事業の参加者募集について
 
 国立青少年教育振興機構では、文部科学省の委託を受けて、日本とドイツの指導者が意見交換等を通して、指導者の資質や能力の向上を図ることを目的に「日独青少年指導者セミナー」を実施しています。
 今年度はオンライン交流事業として、A1事業は「若者を取り巻くメディア環境」、A2事業は「子どもと若者の貧困」をテーマとして開催し、 ドイツにおける先進的な取組等について学ぶとともに、 ディスカッションを通して課題の対応策を共に探ります。

■事前研修 9月25日(土曜日)13:30~17:00
■講  義 10月1日(金曜日)16:00~19:30
■バーチャル訪問  10月8日(金曜日)、15日(金曜日)いずれも16:00~19:30
■ディスカッション 10月20日(水曜日)、22日(金曜日)いずれも16:00~19:30

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.niye.go.jp/info/yukutoshi.html(※国立青少年教育振興機構のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 独立行政法人国立青少年教育振興機構
 国際・企画課
 E-mail:honbu-kokusaikikaku@niye.go.jp

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◆「子ども第三の居場所」新規運営団体の募集について

 日本財団では、すべての子どもたちが未来への希望を持ち、これからの社会を生き抜く力を育むことのできる「子ども第三の居場所」を全国に98拠点開設しています。
 この度、「子ども第三の居場所」の更なる推進・拡大に向けて、開設事業及び運営事業の新規募集を行います。また、2021年10月からの申請受付に先立ち、募集に関する説明会を開催します。
 説明会に参加御希望の方は、下記ウェブサイトに記載の申込みフォームより、各開催日前日の12時までに申し込みください。なお、募集要項は9月中旬に日本財団ホームページにおいて公開予定です。

・詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2021/20210816-60414.html(※日本財団のウェブサイトへリンク)
・「子ども第三の居場所」事業について
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place(※日本財団のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 日本財団 経営企画広報部 子どもサポートチーム
 E-mail:100_kodomo_support@ps.nippon-foundation.or.jp

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5.全国の生涯学習の取組
   ~生涯学習を通じた地域振興~
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◆栃木県佐野市の取組

 佐野市は関東平野の北端、栃木県の南西部に位置し、北部は自然環境に恵まれた中山間地域、南部は都市的地域と農業が展開する地域となっています。東京中心部から70m圏内にあり、2本の国道と3つのインターチェンジを持つことから、週末には県内はもとより関東一円から多くの人が訪れています。
 市内には日本名水百選に選ばれた出流原弁天池湧水、万葉集に詠まれカタクリの花が群生する三毳山、ムカデ退治伝説で有名な藤原秀郷が築いたといわれる唐沢山城、千年以上の伝統をもつ天明鋳物、足尾鉱毒事件に立ち向かった田中正造の生家など、自然・歴史・文化的財産が各所にあります。
 佐野市の生涯学習は、平成19年に「佐野市生涯学習都市宣言」を行い、現在は「私らしさこのまちに咲かせます」をメインテーマとして進めています。主な取り組みとしては、登録制の楽習講師による『出前講座』や『企画講座』、分科会、楽習講師による楽習フェア、作品展等を中心とした『生涯楽習フォーラム』などがあります。
 昨年度からは、新型コロナの感染拡大によりイベントの開催がむずかしいため、作品展をオンラインで開催し、145点の出展、4,000件を超えるアクセスをいただきました。また、楽習講師による出前講座の動画を作成する企画など、新しい生涯学習の事業もはじめています。今年度は生涯楽習フォーラムも開催予定ですので、ぜひご参加ください。

・佐野市ホームページ
https://www.city.sano.lg.jp/(※佐野市のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 佐野市教育委員会 教育総務部 生涯学習課
 TEL:0283-20-3109

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6.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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<奈良県>
◆国立曽爾青少年自然の家
~森・星・ススキ いきいき自然体験~

 国立曽爾青少年自然の家は、奈良県の東部に位置する曽爾村にあります。施設は、周りを室生火山群と呼ばれる山々に囲まれており、天気の良い日には起伏に富んだ稜線を眺めることができます。また、曽爾高原をはじめとする恵まれた自然環境の中、ハイキングや自然物を使ったクラフト、天体観測などのプログラムを提供しており、昨年開所40周年を迎えました。
 曽爾村では農業、特にトマトやほうれん草、稲作などの生産に力を入れており、令和3年度は全国高校生体験活動顕彰制度で行うオリエンテーション合宿のフィールドワークを農家の方々の協力を得て行えることとなりました。
 トマト栽培では地域おこし協力隊員に積極的に指導を行い、将来の担い手の育成に力を入れていること、厳冬期に出荷される「大和完熟ほうれん草」は糖度が最大で15にもなるということ、農薬を基準値以下に抑え、食味値が85以上であるブランド米「曽爾米」を栽培していることなど、打ち合わせでお話をうかがうたびに、新たな魅力の発見がありました。オリエンテーション合宿では、そんな魅力を高校生がどのように受け取り、自分たちの知識や経験としていくか楽しみです。 また、曽爾村での学習をきっかけに、更なる探究の取組が進むことを期待しています。
 このプログラムをきっかけとして、施設と地域の連携の深まりを感じています。今まで実施できていなかった曽爾村の魅力の発信をすることで、持続可能な地域づくりに貢献していきたいと考えます。

□お問合せ先
 独立行政法人  国立青少年教育振興機構
 国立曽爾青少年自然の家 山内、齋藤 
 TEL:0745-96-2121
 E-mail:soni@niye.go.jp
 HP:https://soni.niye.go.jp/

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7.社研通信
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◆令和3年度図書館司書専門講座を終えて

 社研では、本年6月に「社会的包摂の実現を目指す図書館」をテーマに掲げ、令和3年度図書館司書専門講座を講義部分はオンライン形式、演習部分は対面形式で開催しました。
 今年度の講座は、図書館におけるアウトリーチサービス、新しい生活様式に対応した図書館サービス等、「誰一人として取り残さない」社会的包摂の実現していく上で必要な図書館経営及び図書館サービスに関する知識・技術に関する内容を中心に構成しました。受講者の声を掲載しましたので、こちらから御覧ください。
https://www.nier.go.jp/jissen/tuushin/202109.htm (※社会教育実践研究センターのウェブサイトへリンク)


◆雑誌『社会教育』9月号で情報発信中!

 雑誌『社会教育』(発行 一般財団法人日本青年館)【9月号(9月1日発売)】の“社研EYE”のコーナーでは、本年6月に開催した公民館職員専門講座と社研で開催するオンライン講座におけるICTの活用について掲載しています。

□お問合せ先
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 E-mail: jissen@nier.go.jp

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8.2021年度文部科学省
 インターンシップ学生の声
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 文部科学省では、学生の皆さんに文教・科学技術・学術行政事務に接する機会を提供することにより、職業意識の向上、学習意欲の喚起、行政に対する理解を深めていただくことを目的として、インターンシップを実施しています。マナビィ・メルマガでは総合教育政策局にインターンシップで参加された学生の率直な感想をお届けします。

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 私は地域学習推進課で2週間インターンシップをさせていただきました。実習ではまず課の業務について勉強させていただきました。主にコミュニティスクールをメインに勉強させていただきましたが、最も印象に残っているのは制度を地方公共団体に定着させることの難しさでした。また、たくさんの職員の方とお話させていただく機会を設けていただきました。お話を伺うことを通して職員の方が信念をもって働く姿を知り、私もこんな風に働きたいと強く感じることができました。
 特に文部科学省は人づくりにより未来をつくることができる仕事をしているというお話が印象に残っています。最後に、こども霞が関見学デーというイベントの手伝いをさせていただき、職員の方の連携を間近で見ることができました。住民の方と顔を合わせる機会は少ないため職員の方にとっても必要なイベントだと職員の方がおっしゃっていたのが印象に残っています。
 2週間非常に有意義な時間を過ごすことができました。お忙しい中貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
(S.A 大学3年)

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9.その他の情報コーナー
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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
 → https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆専修学校 #知る専
専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中!!
 → https://shirusen.mext.go.jp/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
メールマガジンの登録はこちらから!!
 → https://shirusen.mext.go.jp/mailmagazine/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
 → http://souken.shingakunet.com/(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
◯初中教育ニュース
 → http://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
◯NITSニュース
 → https://www.nits.go.jp/magazine/(※NITSのウェブサイトへリンク)
◯NWECだより
 → https://www.nwec.jp/about/pr/mail/index.html(※NWECのウェブサイトへリンク)

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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
 → http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表
  → https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報
  → https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆前回読まれた記事TOP3(8月24日~9月7日)※8月24日配信号
1. 村井美樹さんを「社会教育士応援大使」に任命しました!
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210819_2.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
2. 「社会教育士note」について
https://mext-shakaikyoiku-gov.note.jp/n/nf1dad2ad8eb0(※社会教育士noteのウェブサイトへリンク)
3. 「社会教育士」特設サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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★ あさだより
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 5人前のカツ丼を30分で完食できたら代金が無料になり、その上1万円もらえるという「大盛りチャレンジ」に挑戦し、食べ切れなかったのに金を払わず逃げた20代の男性が捕まりました。いったいどんな事情があったのでしょう。
 農家出身でお米一粒残すのももったいないと感じる私からすると、こういう「大盛りチャレンジ」自体どうかと思いますが、挑戦する以上はルールを守らなきゃね。
 こちらは正々堂々のチャレンジ。飲み会が減るなどして増えた「おうち時間」を有効活用しようと、資格・検定試験に挑戦する人が増えているとのこと(8月23日・産経新聞)。
 動画の制作・編集や心理学関係などが人気だそうです。私は心理学科出身なのでそちらは親しみがありますが、動画は難しそうで腰が引けます。時代に取り残されているのかな。
 青森県の90代の男性4人が、陸上の400メートルと1600メートルのリレー(男子90~94歳)で驚異的な世界新記録を出したというニュースを見ました。走れるだけでもすごいと思います。私、相当疲れてますけど、まだその人たちの三分の二の年齢でした。
(国立教育政策研究所長 浅田 和伸)

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編集後記 
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 いつもマナビィ・メルマガを御愛読いただきましてありがとうございます。
 ここ数日は気温も10月並みになり、少し秋めいて過ごしやすくなりました。
 今号から「インターンシップ学生の声」を掲載しております。インターン生と話をしていると興味を持って学ぼうとする意欲に圧倒されてしまいました。自治体での取組にも興味を持たれていたので自治体からの出向者(編集担当 山下)としては嬉しく、つい地元の宣伝をしてしまいました。。
 若さは負けても学ぶ意欲、そして食べる意欲(?)では負けません!(笑)
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編集長 根本 幸枝
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 田中・菅原・山下
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※配信登録・解除はこちらです。
http://www.mext.go.jp/magazine
解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)