琉球大学は、医学部と病院が、上原キャンパス(西原町)から、5.5km離れた西普天間キャンパス(宜野湾市)へと新築移転し、沖縄健康医療拠点の中核として始動しました。移転先である西普天間キャンパスは、平成27年3月末に返還された米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区の跡地の利用に関する関係機関等が議論を重ねるなか、琉球大学が目指す「高度医療・研究機能の拡充」、「地域医療水準の向上」及び「国際研究交流・医療人材育成」に向けた新たな出発点となりました。さらに、当該地区は駐留軍用地の跡地利用の先行モデルとして周辺との一体的なまちづくりを推進していくこととして整備が進められたものです。
今回の企画展示では、約1,200億円の総事業費を投じ、大学だけでなく、国や地域と一体となり取り組んだ一大プロジェクトの概要と、沖縄健康医療拠点における医学部の教育・研究活動や病院で提供する高度な診療や先進的な医療を紹介します。
HPSCは日本のトップアスリートの中核拠点として国立スポーツ科学センター(JISS)と味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)が持つスポ―ツ医・科学、情報等による研究、支援及び高度な科学的トレーニング環境を提供し、ハイパフォーマンススポーツの強化に貢献しています。
トップアスリートが大規模国際競技大会等で最高のパフォーマンスを発揮するためには「コンディション」を整える必要がありますが、HPSCでは、アスリートの効果的なコンディショニングのために各分野の専門家である「エクスパート(科学者、栄養士、心理専門家、トレーニング指導員、医師、セラピストなど)」が協力・協調して連携を組み包括的な活動を行う「トータルコンディショニング」を研究・推進しています。
本展示においては、当該研究で得られた知見をまとめたガイドライン・ハンドブックの内容、HPSC/JISSで行われた研究・支援について、ポスターや冊子、動画等を用いて分かりやすく紹介いたします。
トップアスリートだけではなく、スポーツを楽しまれる方々にも役立つ情報をお届けします。
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