三重大学が位置する三重県は、東西の文化と歴史が融合する日本の中央に位置し、豊かな自然と歴史的な名所が豊富な土地です。県土は南北に長く、多様な地域特性からさまざまな課題を抱えています。本学は北から南の隅々までをつなぐ知の拠点として、教育力・研究力の強化と深化を図り、教育研究成果の社会への還元と地域創生に寄与することを重要な使命としています。
今回紹介する「紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナー共創拠点」は、多様な若者が三重県紀南地域に集い、紀南地域をフィールドとして学ぶオープンフィールドと、自ら描いた将来像に向けて挑戦しそれを実現させるアントレプレナー共創の場の形成を目指すプロジェクトです。
本企画展示では、ビジョン実現のための3つのターゲット「農業」、「教育」、「農村社会」に焦点をあてました。現実と仮想空間が融合しながらも人とのつながりを感じる新たな農村社会が再構築され、若者たちはその中で地域課題を解決し、自らの将来像を描いていく姿を、映画『浅田家』のモデルとなった、津市在住の写真家 浅田政志さん撮影の写真とともにわかりやすく紹介します。
自然科学研究機構 核融合科学研究所は、カーボンニュートラルに向けた革新技術である核融合(フュージョン)エネルギーの実現を加速するため、1億度のプラズマを生成できる大型ヘリカル装置(LHD)、スーパーコンピュータ等を用いて、超高温プラズマを総合的に理解する学術研究を推進しています。
本企画展示では、核融合科学研究所の研究成果について分かりやすく紹介するため、プラズマを体感できる体験型展示物、LHDの複雑な内部構造が分かる模型などを展示します。また、物質の第4の状態であるプラズマの性質、プラズマと核融合エネルギーの関連などを分かりやすくまとめたパネルとビデオを掲示します。
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