東京水産大学、その後継の国立大学法人東京海洋大学での深海・超深海調査は、1958年のフランスの潜水艇「バチスカーフFNRSⅢ」との共同調査から始まりました。その後も深海・超深海調査は引き継がれ、昨年8月には、伊豆・小笠原海溝の水深8,336メートルで、スネイルフィッシュ(クサウオ科)の泳ぐ姿をカメラがとらえました。これは、世界で最も深い場所で確認された魚です。今回の企画展示では、これまでの深海・超深海調査のハイライトを展示します。
豊橋技術科学大学は、愛知県の委託事業「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」を基に、大学保有の研究シーズの活用と産学官連携オープンイノベーションにより、開発・実用化した新たな技術を提供することで、愛知県内主要産業の農業が有する課題の解決に取り組んでいます。具体的には、現代農業が抱える人手不足や高齢化、海外との競争激化などの諸問題に対応するため、大学保有のロボティクス、AI、IoTなどの先端知能化技術を農業分野へ応用する研究開発だけでなく、地域企業や農業協同組合、自治体との連携による社会実装を進めています。特に、地元愛知県で盛んな施設園芸を対象に、つまもの(大葉)、花き(バラ)、キュウリなどの特産品で検証を行っており、農業の省人化、効率化による収益性向上と競争力強化を目指した高度な生産システムの構築を推進しています。
見て、聴いて、触れて、味わう。私たちはさまざまな感覚を通して世界を知覚し、認識しています。知覚心理学は、ものを見る仕組み、音を聴く仕組みなど、知覚と認識のありかたを研究する心理学の一分野です。
知覚心理学の中でも、科学的な錯視研究は、19世紀中葉に始まり、IT技術の進展に伴い、20世紀末から再び新たな発見と発展の時代に入りました。
今回の企画展示では、新しい錯視の発見とその研究の進展について、立命館大学総合心理学部の北岡明佳教授と高橋康介教授の貢献を紹介しています。
「世界トップレベル研究拠点プログラム(World Premier International Research Center Initiative=WPI)」は、平成19年度に文部科学省の事業として始まりました。
高いレベルの研究者を中核とした「世界トップレベル研究拠点」の形成を目指す構想に対して政府が集中的な支援を行うことにより、システム改革の導入等の自主的な取り組みを促し、第一線の研究者が是非そこで研究したいと集うような、高度に国際化された研究環境と世界トップレベルの研究水準を誇る、世界から「目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
令和4年度までに計14の国立大学、私立大学、国立研究開発法人、大学共同利用機関法人をホスト機関として全国の11都市に計17のWPI拠点が誕生しています。
本企画展示では、パネル掲出や映像上映、研究に関連する機器や標本等の実物展示など多角的な手法で、WPIという事業やWPIによって誕生した研究拠点について解説します。
展示のメーンとなるパネルは文章だけでなく、国際化が進み、ダイバーシティーに富んだWPI拠点の日常を切り取った写真や最先端の研究環境が生んだ成果を表現したイラスト、インフォグラフィックを多用して、簡潔で読みやすい情報を提供します。
日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。
科学技術に関し、広く一般国民の関心と理解を深め、我が国の科学技術の振興を図ることを目的に、令和5年4月17日(月曜日)~23日(日曜日)に第64回科学技術週間が実施されます。全国の大学や研究機関、科学館等で、オンラインも活用した研究施設公開や講演会など、多くの関連イベントが開催される予定です。
文部科学省では、この科学技術週間にあわせ、平成17年より、国民に科学技術に触れる機会を増やし、基礎的・普遍的な科学知識の普及を目的とした学習資料「一家に1枚」を制作しています。
第19弾となる令和5度版学習資料「一家に1枚 ウイルス ~小さくて大きな存在~」(企画:国立研究開発法人理化学研究所、製作監修:「一家に1枚 ウイルス」製作チーム)及び第64回科学技術週間告知ポスターのダウンロード用画像を、文部科学省の科学技術週間のページ(https:/www.mext.go.jp/stw/)に公開しています(3月24日)。
今回の学習資料「一家に1枚」では、昨今の新型コロナウイルス感染症を始め、我が国の社会・経済全体に大きな影響をもたらしてきた「ウイルス」をテーマに、ウイルスが地球上でどのような存在であるのかを人間社会や自然環境の観点で多角的に紹介しています。
日本がG7の議長国となる本年、G7広島サミットが5月19日~21日に開催されます。この広島での首脳会議にあわせて、富山県・石川県の共同開催により、G7教育大臣会合が5月12日~15日に開催されます。
本展示では、G7富山・金沢教育大臣会合の開催を広く周知するとともに、会合開催の機運醸成を図るため、開催までの残り日数をカウントダウン表示します。合わせて、開催地である富山・石川の魅力を映像等で紹介します。