資料6 科学技術の振興に関する調査-科学技術専門家ネットワークアンケート調査結果-

調査資料-108

資料6
科学技術・学術審議会
基本計画特別委員会(第2回)
平成16年10月19日
2004年10月

文部科学省 科学技術政策研究所

科学技術動向研究センター

中塚 勇
横尾 淑子
菅沼 克敏
藤井 章博
横田 慎二
秋山 紀代美
桑原 輝隆

1.背景と目的

 文部科学省では、科学技術基本計画(科学技術の振興に関する政府の基本計画 現計画期間2001年~2005年)に基づき、科学技術や学術の振興を図るための施策を進めている。
 来年度は次期の科学技術基本計画(計画期間2006年~2010年)を策定する年にあたり、文部科学省では、科学技術・学術審議会において「基本計画特別委員会」を設置し、次期の基本計画についての検討を進めることとしている。
 科学技術政策研究所では、文部科学省科学技術・学術政策局の要請に基づき、産学官の第一線で活躍する研究者、技術者を対象に、我が国の科学技術の目指すべき方向や、政府の科学技術振興の方向性について意見を収集するためのアンケート調査を実施し、次期の基本計画検討の議論への参考資料を提供する。
 なお、文部科学省では、このアンケートとは別に文部科学省ホームページにおいて、国民に対して同様のアンケートを実施している。

2.調査方法

(1)調査手法

 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センターが運営する「科学技術専門家ネットワーク」(※)のアンケート機能を使い、同ネットワークの登録メンバーである科学技術専門調査員1724名を対象に実施した。
 科学技術専門家ネットワーク アンケート専用Webに調査票(参考 「科学技術の振興に関する調査」調査票17頁参照)を示し、自由記入(各設問 原則2000字以内)で回答を求めた。

(※)科学技術専門家ネットワーク
 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センターが運営する、インターネットを用いて専門家から科学技術動向に関する情報について収集や共有するための仕組み。
 産学官の第一線の研究者・技術者を科学技術動向研究センターの「専門調査員」として委嘱し、第2期科学技術基本計画で示された「重点化4分野※1」とそれに「準ずる4分野※2」についての研究開発に関する最新動向、および科学技術全般の動向等に関する情報や見解等を、専用のWebサイトへ随時、投稿する。
 さらに、特定のテーマを設定して、専門調査員からこれについての意見を求めるアンケート調査などもWebサイト上で実施する。
※1:ライフサイエンス、情報通信、環境、材料・ナノテクノロジー
※2:エネルギー、製造技術、社会基盤、フロンティア

(2)調査期間

 2004年9月6日~9月17日

(3)調査項目

(4)回答数

189名
回答者の所属別内訳
 企業 31名、大学 109名、公的機関 30名、各種団体等 11名、その他 8名

3.結果

 3頁以降に、4つの設問ごとに、回答(意見)の全般的傾向を示し、さらに代表的な意見の要約を例示する。

お問合せ先

科学技術・学術政策局計画官付

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(科学技術・学術政策局計画官付)