資料6 大学の質保証に係る国際的な情報ネットワークの構築について
1.国際的な情報ネットワーク構築の必要性
- 国内外の学習者等が高等教育の選択肢を見出すことの容易化
- ディグリー・ミル等に対する学習者等の自己防衛への支援
- 学生・教員などの大学間の流動性の促進など
注)「国境を越えて教育を提供する大学の質保証について」審議のまとめ(平成16年3月29日「国際的な大学の質保証に関する調査研究協力者会議」)より
2.ユネスコ・OECDのガイドラインの要請
ユネスコ、OECDにおいて2005年に採択された「国境を越えて提供される高等教育の質保証に関するガイドライン」においては、以下のような情報の提供を各国に要請。
- 政府や質保証・適格認定機関による質保証制度に関する情報提供
- 政府による認定された高等教育機関・提供者に関する情報提供
- 高等教育機関・提供者による質保証、学位の認定、財務状況に関する情報提供
など
⇒ ユネスコにおける国際プロジェクトの開始・進行(別紙1 ユネスコ高等教育の質保証に関する情報ポータル構築事業の概要)
3.ネットワーク構築に向けた我が国の現状と課題
(1)取組の現状
(2)主な課題の例
- 我が国の大学に関する情報提供の「窓口機能」を果たすポータルサイトの構築
- 各大学のウェブの内容の充実、英語による情報提供の格段の強化
- 情報ネットワークの中核的な機能の整備充実
⇒ 情報ネットワークのイメージ(別紙5 国際的な質保証に関する情報ネットワークイメージ図)
各機関が提供することが望まれる情報項目案(別紙6 大学の質保証に関する国際的な情報ネットワークにおいて日本の各機関が提供することが望まれる情報項目案)
個別大学情報に関する公的情報データベースの国際比較(別紙7 個別大学情報に関する公的情報データベースの国際比較)