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[分割版(前半)(PDF:3,023KB)]
(案)文化審議会著作権分科会報告書平成18年1月 はじめに 我が国は,平成14年2月の小泉総理大臣の施政方針演説を嚆矢として,「知的財産基本法」の成立や「知的財産戦略本部」の設置,「知的財産推進計画」の策定・見直しなどを通じ,「知的財産立国」の実現に向けた施策を着実に進めている。 そのような中にあって,文化審議会著作権分科会では,著作権法上の課題に関して必要な検討を行ってきたが,既存の条約対応をほぼ終えた今日において,大局的・体系的な視点から検討を進めていくことが重要である。そこで,昨年1月に,今後優先して検討するべき著作権法制に関する課題について,「著作権法に関する今後の検討課題」としてとりまとめたところである。 このため,本分科会では,昨年2月に,「法律ルールの整備」,「円滑な流通の促進」,「国際的課題への対応」の3つの分野について,各分野に対応する3つの小委員会を設置し,以下の事項について審議を行った。今回その結果をとりまとめたので,公表することとした。
これら3つの小委員会が行った検討の結果は,以下の各章に示したとおりである。 目次
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