日本食品標準成分表は、戦後の国民栄養改善の見地から、食品に含まれる栄養成分の基礎的データ集として、昭和25年に初めてとりまとめられました。以来、70年以上にわたって改訂・公表されています。この成分表は、栄養指導や生活習慣病の予防などの観点から、学校給食や病院等の給食の場や食事療法の問題等を抱える一般家庭でも活用されているほか、教育・研究や行政においても広く活用されています。こうした広い利用目的に対応するため、我が国において常用される食品の標準的な成分値を1食品1標準成分値を原則として、可食部100 g当たりの数値で示しています。
<関連資料>
「食品成分データベース」は、日本食品標準成分表に収載されている、エネルギー、たんぱく質(必須アミノ酸等)、脂質(リノール酸、DHA,EPA等)、炭水化物(ぶどう糖、クエン酸等)、ビタミン各種、カルシウム、鉄分、食物繊維、食塩相当量、コレステロールなど食品に含まれる成分の検索や、含有量のランキングの表示などが行え、いつでも、誰でも利用できる便利なサイトです。また、日常の食生活において複数の食材を組み合わせた場合の成分値も表示できます。
日本食品標準成分表は、科学技術・学術審議会資源調査分科会報告書であり、食品成分データを含め公開しています。そのため、食品成分データは、ご自由に利用して頂けます。また、論文、書籍及びアプリケーション等の二次利用をされたいときは、出典を明らかにするために、「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年から引用(又は出典)」とご記載ください。
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