文部科学省では、平成19年度に、『学力調査の結果に基づく検証改善サイクルの確立に向けた実践研究』として、都道府県・政令指定都市ごとに設置された検証改善委員会に対する委託研究事業を実施しました。
本事業では、学校改善支援プランの作成を主眼とした「学校改善支援プラン作成等事業」と学校改善支援プラン案のうち優れた提案について重点的に取組を支援する「学校改善支援促進事業」の2つの事業を行いました。
委託事業の概要に関する資料
全国学力・学習状況調査の結果等を活用・分析し、教育委員会や学校における効果的な取組や課題を明らかにし、改善につなげるため、都道府県・政令指定都市ごとに検証改善委員会が設置されました。
検証改善委員会では、「学校改善支援プラン作成等事業」として、教員養成大学・研究機関などと連携しながら、調査結果等の詳しい分析を行い、『学校改善支援プラン』を作成するなどの取組を進めました。
各地域から提案された学校改善支援プラン案及びそれに基づく取組について審査を行い、優れていると認められた取組について、学校改善支援促進事業による重点的な支援を行いました。前期と後期に分けて募集し、前期は14件、後期は12件、計26件の提案について採択しました。採択された事業の概要は以下のとおりです。
各検証改善委員会の取組の概略については、以下のとおり成果報告書として取りまとめています。
初等中等教育局参事官付学力調査室
-- 登録:平成21年以前 --