量子ビーム

(4)SPring-8のこれから

 SPring-8は、平成9年の供用開始以来、学術界から産業界までの幅広い方々に利用され、多くの研究成果を生み出してきました。新分野の開拓も進み、例えばササン朝ペルシア時代のガラス等の文化的財産のルーツを解き明かすことや、もっとおいしいパンを目指してパン作りの過程における気泡構造のできかたを調べることにもSPring-8が活用されています。
 今後も、様々な分野の研究開発を支え、私たちの生活をより豊かにするような研究成果を生み出していくため、SPring-8では、幅広い利用者で組織された利用者コミュニティの声も踏まえて、新たな利用制度の仕組みを検討したり機器や装置を高度化したり、と世界トップクラスの研究施設としての理想的な環境づくりに取り組み続けます。


>>次のページ
(1)SACLAってなあに?

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子研究推進室)

-- 登録:平成27年07月 --