「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム」の改訂及び「令和6年度申請に係る留意事項」に関する説明会動画・資料を公開しました。
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」(以下「認定制度」という。)とは、デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AIに関する、大学(短期大学含む)・高等専門学校(以下、「大学等」という。)の正規の課程の教育プログラムのうち、一定の要件を満たした優れた教育プログラムを文部科学大臣が認定/選定することによって、大学等が数理・データサイエンス・AI教育に取組むことを後押しする制度です。
※ロゴマークは認定又は選定された教育プログラムを対外的に発信する際に使用可能です。
※詳細は「Q&A(概要編)」の「3.認定制度各種ロゴマークの使用について」をご覧ください。
認定制度では、デジタル社会の基礎的な素養としての初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得することを目指す「リテラシーレベル」と、自らの専門分野において、数理・データサイエンス・AI教育を応用・活用することができる応用基礎力を習得することを目指す「応用基礎レベル」の二段階に分かれています。
各レベルで求められる教育内容は、数理・データサイエンス・AI教育の全国への普及・展開活動を行っている「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム」で取りまとめられた「モデルカリキュラム」によって、基本的な考え方、学修目標・スキルセット、教育方法等を示しています。
▲上図右側は改訂前のモデルカリキュラムに基づく。
リテラシーレベルは、データと社会との関係性を学ぶ「導入」、データを読み解き、扱うための基礎的な能力を学ぶ「基礎」、データやAIを利活用する際の倫理的・法的・社会的な留意点などを学ぶ「心得」などにより構成されており、大学等の全ての学生が身に付けておくべき素養として位置づけられております。
数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム データ思考の涵養 (2020年4月14日制定)
数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム データ思考の涵養 (2024年2月22日改訂)※改訂箇所明示版
数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム データ思考の涵養 (2024年2月22日改訂)※クリーン版
※改訂版モデルカリキュラムの認定制度上の適用は令和7年度申請からとしますが、経過措置として改訂前のモデルカリキュラムについても令和7年度申請まで並行的に適用します。(令和8年度申請からは改訂版モデルカリキュラムのみを適用)
◆リテラシーレベル ロゴマーク
応用基礎レベルは、リテラシーレベルの教育を補完的・発展的に学び、データから意味を抽出し、現場にフィードバックする能力、AIを活用し課題解決につなげる基礎能力を修得し、自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な視点を獲得することを目標としており、リテラシーレベルとエキスパートレベルの教育の橋渡しとなる教育として位置づけられております。
数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム AI×データ活用の実践 (2021年3月29日制定)
数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム AI×データ活用の実践 (2024年2月22日改訂)※改訂箇所明示版
数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム AI×データ活用の実践 (2024年2月22日改訂)※クリーン版
※改訂版モデルカリキュラムの認定制度上の適用は令和7年度申請からとしますが、経過措置として改訂前のモデルカリキュラムについても令和7年度申請まで並行的に適用します。(令和8年度申請からは改訂版モデルカリキュラムのみを適用)
◆応用基礎レベル(大学等単位)ロゴマーク
なお、申請においては、応用基礎レベルの教育プログラムを大学等全体で開講している「大学等単位」と特定の学部・学科(※)で教育プログラムを開講している「学部・学科単位」の二つの申請単位があります。
※大学においては学部、短期大学及び高等専門学校においては学科。
◆応用基礎レベル(学部・学科単位)ロゴマーク
<リテラシーレベル>5つの審査項目と、モデルカリキュラム(令和2年4月策定)の対応箇所
※令和6年度認定では、令和2年4月に策定されたモデルカリキュラムに準拠した教育プログラムを認定します。
<応用基礎レベル>3つの基本的要素と、モデルカリキュラム(令和3年3月策定)の対応箇所
※令和6年度認定では、令和3年3月に策定されたモデルカリキュラムに準拠した教育プログラムを認定します。
認定を受けた教育プログラムの中から、特に優れたプログラムをリテラシーレベルプラス、応用基礎レベルプラスとして選定しています。
プラス選定に申請した大学等の教育プログラムについて、以下の観点を軸として、有識者委員会により総合的に審査されます。
詳細は、実施要綱細目をご覧ください。
令和6年度の申請期間は3月4日~5月13日です。
毎年3月頃に申請受付を開始し、5月中に締め切り、8月~9月に選定結果を公表というスケジュールで実施しています。
毎年認定制度に関する説明会を実施しておりますので、ぜひこちらの動画をご覧ください。
(1)開催日時:令和6年3月5日(火曜日)14時00分から15時30分
(2)開催方法:オンラインにて開催(YouTubeライブ配信)
※説明会は以下のリンクよりご視聴いただけます。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度説明会 説明動画
1.「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム」の改訂と認定制度の運用について(※「YouTube」文部科学省会議専用チャンネルへリンク)
2.令和6年度申請に係る留意事項(※「YouTube」文部科学省会議専用チャンネルへリンク)
説明会資料1 「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム」の改訂と認定制度の運用について (PDF:2819KB)
説明会資料2 令和6年度申請に係る留意事項(令和6年3月26日更新) (PDF:1798KB)
※過去の説明会において、好事例として発表いただいた4大学の資料を掲載しています。
主な認定要件は以下のとおりです。
その他、詳細は記載要領等をご確認ください。
本制度に係る実施要綱・申請様式、記載要領等は以下のとおりです。申請に当たっては、各種資料をご確認ください。
令和6年度申請用の様式を公開しました。
本制度に係る実施要綱・申請様式、記載要領等は以下のとおりです。申請に当たっては、各種資料をご確認ください。
令和6年度申請用の様式を公開しました。
こちら(認定校一覧)からご覧ください。
質問受付フォーム
また、以下に認定制度の申請等にあたってのQ&Aをまとめていますのでご覧ください。