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A−1
A−1については、教員が授業の計画段階において、どの場面にどのようにしてコンピュータやインターネットなどを利用すればよいのか、すなわち、教員が授業におけるICT活用のイメージを持つことができるかどうかの能力を評価するチェック項目である。
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(2) |
A−2
A−2については、教員が指導に必要な資料を収集する際に、インターネットなどの豊富な情報源を利用することが考えられる。それらの情報源を用いて、効率的な収集方法で指導目標に沿った内容を的確に収集できる能力を評価するチェック項目である。
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(3) |
A−3
A−3については、授業で活用する資料を作成する際に、ワープロソフトやプレゼンテーションソフトを活用することが考えられる。資料作成において、ICTを活用して、準備時間を短縮したり効率的に作成したりする能力を評価するチェック項目である。
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(4) |
A−4
A−4については、コンピュータやデジタルカメラなどを活用して児童生徒の作品や学習状況、成績など管理し、表計算ソフトなどを用いて集計することで、より効率的な評価を充実させることが可能となることから、教員が学習評価に必要な能力を評価するチェック項目である。
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(5) |
B−1
B−1については、教員がコンピュータや提示装置などを活用して、資料などを拡大して提示することで、学習内容に対する児童生徒の興味や関心を高めて、主体的な学習が展開できるようにする能力を評価するチェック項目である。
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(6) |
B−2
B−2については、教員がコンピュータや提示装置などを活用して、児童生徒に課題解決のイメージを持たせ、課題を明確につかませて、自ら学び自ら考える主体的な学習が展開できるようにする能力を示すチェック項目である。
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(7) |
B−3
B−3については、教員がコンピュータや提示装置などを活用することにより、児童生徒に課題解決の糸口を与えることが可能であると考えられる。課題解決の場面において、教師がICTを活用して、児童生徒の思考を深めたり理解を深めたりする能力を評価するチェック項目である。
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(8) |
B−4
B−4については、教員がコンピュータや提示装置などを活用して資料や教材をわかりやすく提示することで、児童生徒の知識の定着や技能の習熟を図ることが可能となり、学習をまとめる場面において教員に必要な能力を評価するチェック項目である。
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(9) |
C−1
C−1については、児童(生徒)がコンピュータやインターネットなどを活用して、学習に必要な情報を収集したり、収集した多くの情報から課題の解決に必要な情報を選択したりできるように、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(10) |
C−2
C−2については、小学校の低学年では児童が自分の考えをお絵かきソフトなどで絵や文字で表したり、小学校の高学年から高等学校では児童(生徒)が自分の考えをワープロソフトで文章にまとめたり、調べた結果を表計算ソフトで表やグラフなどにまとめたりできるように、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(11) |
C−3
C−3については、児童(生徒)がプレゼンテーションソフトなどでつくった絵図や表、グラフなどを提示したり印刷したりして、他の児童(生徒)にわかりやすく説明したり、自分の伝えたいことを効果的に表現したりできるように、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(12) |
C−4
C−4については、児童(生徒)が学習用ソフトやインターネットなどを活用して、繰り返し学習したり練習したりして、知識の定着を図ったり身に付けたい技能の習熟を図ることができるよう、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(13) |
D−1
D−1については、児童(生徒)が情報社会に参画する中で、情報を活用する際に責任ある態度と義務が必要であることを理解し、情報に関して正しい判断を行い適正な行動がとれるよう、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(14) |
D−2
D−2については、児童(生徒)が情報活用する際に、ルール、マナー、法律など社会規範に従って行動するために、授業等の教科指導に限らず、課外活動や校外活動など授業外においても指導する必要があり、教員がその能力を評価するチェック項目である。
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(15) |
D−3
D−3については、児童(生徒)がインターネットなどを利用して情報を収集し利用する際に、健康面や精神面に配慮し、情報の正確さや信頼性などに留意して情報を安全に活用し、悪意のある情報による被害などから身を守れるよう、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(16) |
D−4
D−4については、児童(生徒)が情報を活用する際に、IDやパスワードの必要性を理解し、自分や他人が情報にアクセスする際の権利を守ることの重要性を意識し、情報セキュリティに関する基本的な態度を育成できるよう、教員が指導する能力を評価するチェック項目である。
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(17) |
E−1
E−1については、校務文書の作成にワープロソフトを活用したり、児童(生徒)の情報を管理する際に表計算ソフトを活用したり、更には、校務に必要な情報をインターネットなどを活用して収集するなど、教員が校務や学級経営などにICTを活用する能力を評価するチェック項目である。
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(18) |
E−2
E−2については、校内ネットワークやインターネットなど、比較的時間と場所の制限を受けない情報交換手段を活用することで、教員間での情報共有や保護者・地域住民などとの連携を円滑に行う能力を評価するチェック項目である。 |