平成17年9月
学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議
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はじめに |
教室は、子どもたちにとって一日の大半を過ごす学習空間・生活空間であり、学校教育活動を行うための基本的な教育条件である。この教室について、近年、教育内容の変化や教育方法の多様化などに対応して、多目的スペースやコンピュータスペースが設置されるなどの多機能化、高機能化が進むとともに、健康的な環境を備えた安全・安心な環境を確保することや、省エネルギー・省資源など環境に配慮した整備が求められている。
また、「規制改革・民間開放推進3か年計画」(平成16年3月閣議決定)等において、教室の天井の高さに係る基準の見直しの必要性について検討を求められている。
このような教室を取り巻く諸状況を踏まえ、本協力者会議では、教室等の室内環境の在り方について、基本に立ち返って検討することとし、平成16年8月から、国立教育政策研究所との連携の下に多面的な検討を行ってきた。検討開始後概ね1年を経過したことを機に、この度、検討状況を中間報告として取りまとめ、公表することとしたものである。
本協力者会議は、今後、教室等の良好な環境の確保方策を中心に更に検討を進め、本年中を目途に最終的な報告を行う予定である。
目次
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