次世代ユネスコ国内委員会 第1回会合 概要


 日本のユネスコ加盟70周年を記念し、次世代ユネスコ国内委員会が設置され、令和3年10月29日(金曜日)、第1回会合が開催された。委員会は、公募で選ばれた国内外の若者20名のメンバーで構成され、第1回会合には18名が文部科学省の会議室からとオンラインにて参加した。概要は以下のとおり。

1.会議の進め方等について

●会議の正式名称について以下のとおり決定。
・日本語:次世代ユネスコ国内委員会
 英語:Youth Committee of Japanese National Commission for UNESCO

●会議の目標等について事務局から説明を行った。
・目的:ユネスコ活動の活性化のために、国内外の次世代(10代、20代)が主体的・継続的に関わることのできるユネスコ活動について意見交換し、提言をまとめる。
・目標
1.日本ユネスコ国内委員会に対して、我が国のユネスコ活動の更なる発展に資する提言を行う。
2.ユネスコ本部に対して、次世代が主体となって、現代社会の課題に取り組むユネスコ活動について提言等を行う。
3.上記1、2の過程で、世界の若者と議論するイベントを実施する。

●リーダー、サブリーダー、セクレタリー及びワーキンググループのメンバー分けについて事務局から発表され、会議は以下のとおり進めることとなった。
・今後全体を2つのグループに分けて、それぞれ議論を進めていく
・グループ分けについてはリーダー同士の話し合いにより決定

●11月19日(金曜日)に開催されるユネスコ事務局主催ユースフォーラムについて、本委員会から推薦者を出すことが発表された。

2.各ワーキンググループに分かれての議論について

●2グループに分かれて、今後の話し合いの進め方等について議論が交わされた。
・各グループにて役割の再確認、必要な役割の調整、打ち合わせの頻度・候補日程・方法などが行われた。
・グループで議論していくテーマについて、メンバーが話し合いたい内容を発表するなど、今後の方向性について各グループで検討が行われた。
・今後の主なスケジュールについては以下のとおり予定されている。
○11月 ユネスコの各事業について知識を深める、ディスカッション
○12月 ディスカッション
○1月 イベント準備開始、提言の方向性をまとめる
○2月 提言をまとめる、イベント集客に向けた広報の開始
○3月 イベント実施、提言の発表(日本ユネスコ国内委員会等)


(以上)