資料29-1 日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会IHP分科会第28回議事要録

1.日時

平成24年5月7日(月曜日)10時00分~12時00分

2.場所

文部科学省 東館12階 国際課応接室

3.出席者(敬称略)

〔委員〕

寶馨(主査、国内委員)、沖大幹、河村明、立川康人、谷口真人、辻村真貴、中村健治、中山幹康、渡邉紹裕

〔関係省庁等〕

内閣府、外務省、経済産業省、国土交通省、環境省関係官

〔文部科学省(事務局)〕

浅井国際協力政策室長、堀尾国際統括官付ユネスコ協力官、その他関係官

4.議事録

(○:委員)

議事に先立ち、分科会設置要綱第3条第4項に基づき、植松委員を主査代理として指名した。

1.前回会議以降の活動報告について(平成22年7月~平成24年4月)(資料28-2)
    事務局より、資料に基づいて説明があった後、以下のとおり発言があった。

  • IHPのトレーニングコースについて、毎年ジャカルタオフィスと国内の大学の留学生等あわせて10名程度が参加して実施しており、今年22年目を迎える。従来は名古屋大学が主体で実施していたが、現在は名古屋大学と京都大学防災研究所が共同で行っている。IHPフェーズ8にむけて、レビュー報告書をとりまとめ中。
  • ICHARMの活動について、特に、政策研究大学院大学(GRIPS)と連携した「博士課程防災学プログラム」、国連のIFI(International Flood Initiative)と連携した第5回洪水管理国際会議(ICFM5)、巨大水災害に関する国際フォーラムの実施が特徴的であった。
  • タイ・チャオプラヤ川流域洪水に関して、ICHARMが国交省の支援の下、水位変化の予測を行った。今後、JICAとも連携しながら、引き続き支援を行う予定である。
  • パキスタンにおける洪水予警報および管理能力の戦略的強化プロジェクトとして、UNESCOとICHARMが協定を締結した。
  • ネパール西ラプティ川下流域における気候変動影響に関するワークショップについて、文科省の支援を得て実施した。
  • アジア開発銀行(ADB)との協力連携プロジェクトについては、2009年から実施しており、軌道に乗ってきているところである。非常に幅広く活動を展開しているが、独立行政法人という性格上、外部資金を活用しつつ、幅広く事業展開を行っている。
  • MAHASRI(モンスーンアジア水文気候研究計画)をJAMSTECと共同で実施した。

2.第20回理事会の対処方針について(資料28-3)

(規定により非公開)

── 了 ──

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