第49回日本ユネスコ国内委員会科学小委員会人間と生物圏(MAB)計画分科会 議事録

1.日時

令和4年5月24日(火曜日)16時00分~18時00分

2.場所

オンライン開催

3.出席者

(委員)
渡邉主査(国内委員会委員)、安達委員、伊藤委員、酒井委員、佐藤委員、松田委員、宮内委員、吉田委員

(事務局)
岡村事務総長(文部科学省国際統括官)、白井事務局次長(同省国際統括官付国際戦略企画官)、堀尾事務総長補佐(同省国際統括官付国際統括官補佐)、その他関係官

4.議事

【渡邉主査】  それでは、本日は御多忙のところを、MAB計画分科会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。定刻になりましたので、初めに事務局は定足数の確認をお願いいたします。
【堀尾国際統括官補佐】  本日は出席委員が現在7名で、後ほど1名、御出席いただける予定になっております。現時点でも委員の過半数に達しておりますので、定足数を満たしております。
 なお、本日は報道関係者の取材を受け付けておりまして、時事通信社の方が取材をされていますので、あらかじめお知らせいたします。
 また、環境省等の関係省庁にオブザーバー参加いただいているほか、国内のユネスコエコパーク事務局や日本自然保護協会、大学関係者の方々からも傍聴いただいております。
 以上です。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
 それでは、ただいまから第49回MAB計画分科会を開催したいと思います。
 なお、本日の議事のうち、議題2以降に関しましては、事前にお伝えしていますとおり、非公開とさせていただきます。非公開の部分を除いて、御発言は議事録としてホームページ等で公開されますので、御承知おきいただければと思います。
 続きまして、前回、第48回の分科会以降、事務局に交代がございましたので、事務局から紹介をお願いいたします。
【堀尾国際統括官補佐】  事務局の異動を報告いたします。
 本年4月1日より文部科学省国際統括官、日本ユネスコ国内委員会事務総長として岡村直子が、国際戦略企画官、日本ユネスコ国内委員会事務局次長として白井俊、そのほかユネスコ第三係長として氏師大貴が着任しております。また、日本ユネスコ国内委員会事務局には昨年度からおりますが、私、国際統括官補佐の堀尾多香が今年度より科学を担当させていただきますので、併せて御報告いたします。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
 それでは、開会に際しまして、岡村国際統括官より御挨拶をお願いしたいと思います。岡村統括官、よろしくお願いいたします。
【岡村国際統括官】  御紹介いただきました岡村でございます。4月1日付で文部科学省の国際統括官及び日本ユネスコ国内委員会の事務総長を拝命いたしまして、着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は、人間と生物圏(MAB)計画分科会委員及び関係省庁の皆様におかれましては、お忙しいところ、本分科会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。昨年はMAB計画が50周年を迎えた年でありまして、MAB計画やユネスコエコパークに関する記念イベントが国内外で行われました。委員の皆様にも様々御協力をいただき、この場をお借りいたしまして、改めて御礼を申し上げます。
 本日は6月13日からパリのユネスコ本部においてハイブリッドで開催されます第34回MAB計画国際調整理事会に参加するに当たっての対処方針について、本分科会にて御意見をいただく予定でございます。
 我が国は、昨年11月に開催されました第41回ユネスコ総会で3年ぶりにMAB計画国際調整理事会の理事国に選出をされました。今回の理事会では、ポスト2020生物多様性枠組についての議題もございます。気候変動等への対応を含めた持続可能な社会の実現に向けた国際的な議論において、人間と自然の共生を目指すMAB計画の取組はますます重要な意味を持つものとなります。また、ユネスコの中期戦略において、優先すべきグループとしてユースが明記され、理事会においてもユースの参加の重要性が強調されております。日本国内でも、日本ユネスコ国内委員会の下に次世代ユネスコ国内委員会が設置され、昨年3月にユネスコ活動の活性化に向けた提言がまとめられたところでございます。国内外のネットワークで情報共有を図りまして、国際的な議論と国内の活動の歩調を合わせながら、地域や世代を超えた多様な方々と共に実践をしていくことが求められております。日本ユネスコ国内委員会事務局としましても、最大限努力をしてまいりますので、引き続き委員及び関係省庁の皆様方には御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。
【渡邉主査】  岡村統括官、大変お忙しい中、大切なメッセージをいただきまして、ありがとうございました。
 それでは、続きまして、事務局から配付資料の確認をお願いいたします。
【堀尾国際統括官補佐】  それでは、配付資料について、議事次第を基に説明させていただきます。
 議事次第の配付資料のところにございますが、資料1、資料2-1、資料2-2、そのほか附属資料として、附属資料1から3、また、参考資料として、参考資料1から5を配付させていただいております。また、委員の皆様方には、議題2の非公開部分での資料として、席上配付資料1と2を配付させていただいております。不足等ございましたら、事務局まで御連絡いただきますよう、お願いいたします。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
 
<議題1 昨今の人間と生物圏(MAB)計画に関する活動報告について(報告)>
【渡邉主査】  それでは、議題1、昨今のMAB計画に関する活動報告についてに入っていきたいと思います。
 本議題では、主に昨年度のユネスコ本部、あるいは地域事務所等での主な動きの報告と、国内での取組について説明を頂きます。
 また、それぞれの活動に関する補足や御質問は、全ての報告を受けた後で、最後に伺っていきたいと思います。
 まず、本件について、事務局から報告をお願いいたします。
【堀尾国際統括官補佐】  ありがとうございます。
 それでは、資料1を御覧ください。令和3年3月から令和4年5月までの報告をまとめさせていただいております。大部分が本年2月に開催した第48回MAB計画分科会の報告と重複しておりますので、今回、新たに付け加えた部分を中心に報告をさせていただきます。
 まず、ページ2、第34回MAB計画国際調整理事会の日程が事務局から来まして、令和4年6月13日から17日に、パリのユネスコ本部でハイブリッド、オンサイトとオンラインで行われる予定です。
 続きまして、ページ4、下の方の生物圏保存地域を活用した持続可能な社会のための教育ユネスコチェアです。こちら、ユネスコ事務局長の合意に基づき、横浜国立大学により、本年、2022年4月より「生物圏保存地域を活用した持続可能な社会のための教育ユネスコチェア」が設立されました。本講座は、持続可能な社会の実現に向けて、生物圏保存地域における持続可能な開発のための教育に関する研究、研修、情報、資料の統合システムを推進するとともに、日本国内及びアジア・太平洋地域や世界の他の地域における国際的に著名な研究者や教員による共同研究を促進することとしております。これについては、松田委員から、後ほど補足いただけるものと思っております。
 6ページ、ユネスコ未来共創プラットフォーム事業のワークショップにつきまして、こちらを少し補足させていただいております。
 第1回から第4回を行いまして、アイーダ・ママドヴァ金沢大学国際機構准教授に御参画いただいたり、第2回には、「世界遺産とユネスコエコパーク」ということで、「屋久島・口永良部島BR(生物圏保存地域)の現状」ということで、吉田先生と羽生様、屋久島のまちづくり課の職員の方に御参加いただいております。第3回は群馬県のみなかみ町について、第4回はNorth Devon BRの定期報告事例の紹介と、南アルプスでの定期報告作成の取組状況についてのオンラインでのワークショップを開催いたしております。
 以上でございます。
【渡邉主査】  ありがとうございました。
 まず、今年2月に開催された前回の分科会以降で、大きな動きとして、横浜国立大学のユネスコチェアの設置の動きがあります。その点について、松田委員から初めに追加的な御説明を頂けたらと思います。松田委員、よろしくお願いします。
【松田委員】  おかげさまで、ユネスコチェア採択をいただきまして、前生態地球科学部長のミゲル・クリュゼナーゴット様に1年間、本学の客員教授になっていただき、積極的に2人でそういう講座を作ったり、新しい科目としては、MAB計画とSDGs(持続可能な開発目標)というのを作りました。全学共通科目で、最初、70人ぐらいが登録しました。この科目の特徴は、各学生にBR、あるいはその他の自然保護区についての発表を動画でしていただくというのがありまして、それぞれに視聴し合って、講評をお互いにします。それを基に、私とミゲル様で全体の講評をするというような形で進めています。
 また、ユネスコ本部に、各地のBRで、どのようなSDGsの取組があるかを、1から17まで全て網羅したような教材が既にありますので、それをミゲル様に、まず英語で教材を作ってもらって、私が日本語でそれを作って、それを学生に説明して、あとはその学生に、同じように日本のBR、あるいは母国でどういう活動、SDGsをしているかという報告をレポートしてもらうというような感じで、学生に参加型のアクティブラーニングのようなことをしております。これは多分、こういうことをやれば、世界のどこの国の学生でも参加できて、お互いに共有することに意義があるというような形の仕組みがすぐにできるなと思っているところです。
 3回目の動画発表、ESD(持続可能な開発のための教育)ということになっておりまして、そういう形で進めていくアイデアが既にありまして、一部はもう我々のウェブサイトにあります。後でチャットに入れておきますが、そこから皆様も動画視聴できるように、しています。これからも教材づくりを積極的に進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。
【渡邉主査】  松田委員、ありがとうございました。
 それでは、事務局からの報告と、今、松田委員からユネスコチェアについて追加的に御説明を頂きました。その報告や御説明に対しての質問、あるいは別の動きの御報告が委員の皆様からありましたら、挙手ボタンを押していただいて、御発言いただければと思いますが、いかがでしょうか。
 それでは、少し関連して、最初に統括官から紹介がありましたが、3月にユネスコ国内委員会がありま
して、その会議に次世代ユネスコ国内委員会ということで、ユースの方たちがユネスコ活動の活性化に向けて、提言というのを発表しました。その中で、MAB計画の取組、エコパークの取組、ジオパークの取組についても提言がありましたので、事務局から少しだけ御紹介いただけますでしょうか。
【堀尾国際統括官補佐】  ありがとうございます。
 MAB計画では、昨年がMAB計画50周年で、関係者の方々にはいろいろと50周年の記念事業等、活動を行っていただいたところなのですけれども、ユネスコも75周年で、日本の加盟が昨年70周年ということで、日本ユネスコ国内委員会でも70周年の記念ロゴマークを作って、先生方にも候補の投票をしていただいたり、制定後はいろいろと活動に使っていただいていたりということで御協力を頂いたところです。その70周年記念の活動の一つとして、もう少しユースの巻き込みをしていくということで、次世代ユネスコ国内委員会メンバーを公募しまして、その中から10代、20代の若者20名を選抜して構成をし、立ち上げを行い、その20名で、どうしたらユース世代にユネスコ活動が浸透していくかとか、彼らから見るユネスコの魅力というのは何なのかというようなところを議論いただいて、「ユネスコ活動の活性化に向けて」という提言案をまとめていただき、それを今年の3月の日本ユネスコ国内委員会総会で発表いただいたところです。
 その提言の中に、ユネスコエコパーク及びユネスコ世界ジオパークへのユースの積極的な参画というのも出されておりまして、特にこういった登録事業というのは非常に参画しやすいし分かりやすいということがある一方、ユネスコエコパークやユネスコ世界ジオパークが、世界遺産と比べると、まだまだ認知度が低いのではないかと、そういったところのポテンシャルを最大限に生かしていくために、ユース世代として、どのようなことができるのかというのを考えて、出てきた提案が二つございます。各登録地域でのユースアンバサダーの任命と、登録地域におけるユースの学術研究フィールドワークの推進という、この二つが出てきております。今後、これらをどうやって具体的にアクション、行動に移していくかといったところを、ユネスコエコパークの登録自治体や関係者の方々、もちろんこの分科会の先生方のアドバイスもいただきながら、このユースメンバーと、各自治体で活動されている方々と結びつけて、具体的な活動に落とし込んでいけるように、今年度いっぱい、活動を行っていただく予定としております。
 今現在、ユースで議論をいただいているところですけれども、必要に応じて先生方にも御意見を伺ったり、ユースのメンバーにお話をいただいたり、御助言をいただいたり、お願いすることがあるかと思いますが、どうぞ御協力のほど、よろしくお願いいたします。
【渡邉主査】  ありがとうございました。
 私もこの次世代メンバーの提言をお聞きしたのですけれども、恐らくユネスコエコパークのある各サイトの地域のユースの人たち、いろいろな形でエコパークに関わっていただいているのだと思うのですけれども、全国の若者、ユースということになると、まだエコパークやジオパークの活動について十分知られていない面もあるのだなと感じました。
 この次世代委員会の機会も捉えて、ユース世代とMAB計画の活動の連携というのが深まればいいなと思っています。委員の皆様にも、いろいろな形で御協力いただければと思います。
 それから、もう一つ、私から御紹介ですけれども、前回の分科会のときにも、少しお話ししました、国連生態系回復の10年というのが去年からスタートしています。国連海洋科学の10年と同じタイミングで、2030年までの10年という活動で、いろいろな都市から海から山まで、いろいろな生態系の回復のための活動を各国の様々な人たちに求めていくというものです。UNEP(国連環境計画)とFAO(国際連合食糧農業機関)がリード機関になって、約120の公式パートナーが今参画をして、国際NGOだったり、国際機関だったりがパートナーとして入っています。国連大学もパートナーの一員になっていますし、ユネスコもパートナーの一員になっているという関係で、生態系回復のためのいろいろな活動が始まりつつあります。
 最近の動きとしては、フラッグシッププロジェクトというのを、この10年の事務局が募集をしていまして、世界から、74か国から154件の応募があったと聞いています。まず第1弾のフラッグシッププロジェクトということで、10件今年選ぶと聞いています。9月の国連総会等の機会に発表されていくと聞いています。
 日本でも検討していただいて、みなかみのエコパークに含まれる赤谷プロジェクトも、こういったフラッグシップとして手を挙げていく、応募していくことを検討しているということを以前に伺っております。
 まず第1弾の応募がされたわけですけれども、今後、第2弾、第3弾も続けていくということです。
 国境を越えたような大規模な生態系回復というのも、もちろん対象なのですけれども、小規模な地域の、それでいてモデル的な生態系回復の取組というのも、今後、フラッグシップの対象にしていきたいと事務局では考えていると聞いていますので、そのような動きも、また皆様に共有していただいて、MAB計画の活動と国連生態系回復の10年を、いろいろな形で結びつけていくことができればいいなと。それがユネスコエコパークのビジビリティーを高めることにもつながっていけばいいなと考えています。
 国連大学でも、このパートナーになったということで、生態系回復の10年のいろいろなシンポジウム、ワークショップ、イベントをこれから検討していきたいと思っていますので、そういう動きがあれば、この計画分科会の皆様にも情報共有をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 安達委員からでしょうか。よろしくお願いします。
【安達委員】  
 二つあるのですけれども、まず1点目の、先ほど御紹介のあった次世代のユネスコ国内委員会に関してなんですが、私も総会の発表を見させてもらって、その後、3月15日にユースカンファレンスという形で、日本以外の国の若者と一緒にやったオンラインのイベントもあり、そちらも視聴させてもらったのですけれども、本当に前向きな話合いがされていて、これが実現できると本当にいいなと見ながら思っていましたので、是非、ユースの皆様とも情報共有しながら進めていけるといいなとすごく思いました。
 もう一点が、前回の分科会で、少し宣伝させてもらった、信州ESDコンソーシアムの成果発表会ということで、ユネスコエコパークに所属している学校の子どもたちのESDの学習発表会と2月5日にオンラインで開催させてもらいました。オンラインという形だったので、各サイトから動画で子どもたちが参加をしてくれて発表したのですが、その発表された動画が、信州ESDコンソーシアムのサイトで見られるような形になっております。全部で8か所のBRから子どもたちが発表してくれました。発表の動画と、あとは先生方の実践記録と、あとその発表を視聴した人の感想等がまとまっていますので、また、もし、お時間あれば、是非見ていただけたらなと思います。
 以上です。
【渡邉主査】  ユースに関連した動きについて御紹介いただきました。ありがとうございました。
 8か所のBRというのは、信州の近辺だけではなく、全国のBRの子どもたちが参加されたのでしょうか。
【安達委員】  そうですね。信州も志賀高原とみなかみと只見、南アルプス、白山と、綾と屋久島とあと大台ヶ原のBRの子どもたちが発表しております。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
【堀尾国際統括官補佐】  安達委員、ありがとうございます。
 そのURLを、例えば、ユネスコスクールのホームページでも、お知らせのページや、ユネスコ未来共創プラットフォームのポータルサイトでは、そのユネスコ活動の分野横断的な取組ということで紹介させていただいておりますので、そちらにリンクでも御紹介させていただくということは大丈夫でしょうか。
【安達委員】  もちろんです。是非、お願いいたします。
【堀尾国際統括官補佐】  ありがとうございます。では、また担当から御連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。
【安達委員】  はい。お願いいたします。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
 ほかの委員の皆様からはいかがでしょうか。
 松田委員、お願いします。
【松田委員】  ありがとうございました。
 実は先週、ドイツでユースの会合、それからBRのマネジャーといいますか、主導的立場の人が集まる二つのセッションに分かれたような、つまり両方集まるような会合がありまして、かなり多くのユースの方が集まりました。実は日本から参加したのは、私と、あとアイーダ・ママドヴァ様なので、もう少し若手を積極的に入れたらいいかなと、今、反省したところです。
 先ほどの信州大学の取組は、たしか事前にメールが送られてきたと承知していますけれども、うちの学生からも、ユースの会合があるなら、是非行きたいなどというようなことがありますので、先ほどBRの若手のユースでという話ももちろんあったのですが、我々国内委員にも、大学関係者が多いと思いますので、周知をしていただければありがたいです。今までもしていただいたと思いますが、より、MAB計画活動、ユース、非常に重視しているということを実感しましたので、これから注意して見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【渡邉主査】  松田委員、どうも貴重なコメントありがとうございました。
 事務局、お願いします。
【堀尾国際統括官補佐】  ユースからの提言の中に、やはりユネスコエコパークといったところを知れば知るほど、学べば学ぶほど、非常に魅力的なものであるといったところで、アンバサダーの任命についても、そういったSNSや、ユースメンバーがよく使うツールでイベントや登録地域のそういった魅力について積極的に発信をしていくような取組をしたいとか、あと登録地域におけるユースの学術研究、フィールドワークというのも、登録地域というのがユースにとって学術研究の場として非常に魅力的であるといったところなので、そこをもう少し、是非自分たちも積極的に参画したいし、自分と同じ世代の若者たちにも共有していきたいといった提言が出されておりますので、ここをどう具体的に活動に落とし込んでいくかといったところは、是非、先生方からも御知見を頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
【渡邉主査】  ありがとうございます。
 ほかにはよろしいでしょうか。
それでは、議題の1をこの辺りで終えまして、次の議題の2、第34回MAB計画国際調整理事会の対処方針についてに入っていきたいと思います。
 本議題は、冒頭お伝えしましたとおり非公開となっておりますため、傍聴の方へのYouTube配信は、ここで終了させていただきたいと思います。

(傍聴者退席)

 <議題2 第34回MAB計画国際調整理事会の対処方針について【非公開】>
 第34回MAB計画国際調整理事会の対処方針について議論を行った。

―― 了 ――

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