「多様化の時代におけるユネスコ活動の活性化についての提言」(平成26年3月31日)の進め方について(論点メモ)

【1】若者及び企業の参加によるユネスコ活動の一層の促進
1.効果的な情報発信
○ ユネスコ活動の魅力や国民の生活との結び付き等をより分かりやすく伝えるためにはどうしたらよいか。
  -例えば、ユネスコスクールガイドラインのように簡潔な説明ぶりを検討してはどうか。
  -検討するに当たっては、どのような場が適当か。
  -検討するに当たっては、どのようなメンバーが適当か。
○ 情報発信のツールはどのようなものがふさわしいか。
  -ホームページ(日本ユネスコ国内委員会、日本ユネスコ協会連盟、ユネスコアジア文化センター 等)
  -Facebook
  -Twitter
  -LINE
  -You tube
  -その他
○ 魅力的な包括的な情報発信を行うポータルサイトをどのように構築するか。
  -ポータルサイトのコンテンツとしてどのようなものが有効か(検索エンジン、ウェブディレクトリ、ニュース 等)

2.若者の参加の促進
○ 組織に加盟しなくてもユネスコ活動に若者や企業等が参加できる機会を拡大していく方法はどのようなものがあるか。
  -ユネスコの理念に合致する活動をどのように顕在化するか。
  -若者等が中心となって議論を行うプラットフォームをどのように構築するか。(メンバー等)
  -国内のユースフォーラムをどのように実現するか。 

3.企業の参加の促進
○ ユネスコ活動が企業にとって魅力的であるための方策はどのようなものが挙げられるか。
  -企業に対する情報提供をどのように行うか。
  -有効な財政的支援としてどのようなものが挙げられるか。

4.ユネスコ活動への参加の動機付け
○ ユネスコ活動表彰制度をどのような仕組みにするか。
  -対象、分野をどのようにするか。
  -選定は日本ユネスコ国内委員会で実施するか。

※ユネスコ活動の一層の促進のために日本ユネスコ国内委員会以外の主体への働きかけをどのように行うか。

【2】学校教育・社会教育等を通じた持続可能な開発のための教育(ESD)の一層の推進
1.ユネスコスクールについて
○ ユネスコスクール間の交流を促進するにはどうしたらよいか。
  -国内外のユネスコスクールのマッチングをどのように行うのか。
  -ユネスコスクールのない県の解消など、地域的偏在をなくすためにどのような方策が効果的か。

2.ユネスコスクール以外の学校でのESDの推進について
○ ユネスコスクール以外でESDを推進するためのネットワークをどのように構築するか。
  -コンソーシアム事業で支援できるのは年間5事例程度であり、その効果を最大化するにはどうすればよいか。

3.ESDの理論的裏付けについて
○ 教育効果の理論的裏付けをどのように明らかにするのか。
  -評価指標を我が国独自で開発するか。
  -理論的、実証的調査研究をどのように進めるか(条件、時間など)。

4.「ESDに関するユネスコ世界会議」を踏まえたESDの推進について
○ 我が国からのメッセージをどのように伝えていくか。
  -あいち・なごや宣言へどのようなインプットを行うか。
  -GAPを踏まえた国内のESDの推進をどのように進めていくか。

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