資料1-4 柴山文部科学大臣とアズレー・ユネスコ事務局長との会談について(報告)



柴山文部科学大臣は、7月3日から7月5日までフランスを訪問し、G7の枠組みでは日本が議長国を務めた倉敷会合以来3年ぶりの開催となるG7教育大臣会合及びG7の枠組みで初めての開催となる教育・開発大臣会合に出席するとともに、アズレー・ユネスコ事務局長やブランケール・フランス国民教育大臣との会談を行ったほか、パリ日本人学校の視察を行った。

アズレー事務局長との会談では、教育・科学・文化の各分野における取組のほか、「世界の記憶」事業について、現在進められている制度の包括的見直しをはじめとした意見交換を行った。
「世界の記憶」について、柴山大臣からは、事業の政治化を防ぎ、加盟国が関わった仕組みの下で、友好と相互理解の促進という事業本来の趣旨・目的に貢献できるようにすることが重要であり、ユネスコに期待される責務をしっかりと果たしていただくようにと伝えるとともに、我が国としては記録物の防災に関して、日本の経験を生かした貢献を行っていく旨を伝えた。
さらに、教育分野では「気候変動と教育」に関し、ユネスコスクールにおける取組を共有するため、日本とユネスコ共同のESD(持続可能な開発のための教育)イニシアチブについて合意した。

文部科学大臣には村尾秘書官、大山国際統括官、大杉国際戦略企画官、三輪国際戦略企画室長、大川総合教育政策局企画官、櫻木大臣報道官らが同行した。

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