資料3-2 ユネスコ学習都市に係る審査対応について

令和2年6月  

事業概要

ユネスコ生涯学習研究所(UIL)が構築に取り組んでいる、学習都市の国際的なプラットフォーム。UILが提唱する生涯学習を通じ「持続的な学習都市」への変換を促進することの重要性に基づき、加盟都市が知識・経験を交換できる場を設け、加盟都市間の交流を促進することを目指す。55か国173都市がメンバー。(2020年6月1月現在)

1.参加資格

ユネスコ加盟国の都市(概ね人口1万人以上の自治体を想定)

2.加盟都市のメリット

○ 加盟都市間の知識・経験・実践の共有
○ ユネスコや国際コミュニティの有識者の知見へのアクセス、学習都市セミナーや国際会議における最新情報の入手の機会
○ 持続可能で発展的な都市モデル構築のためのモニタリングツールや学習教材へのアクセス
○ 「ユネスコ学習都市賞」に応募する機会 等

3.我が国における加入状況

岡山県岡山市(2016年~)、佐賀県多久市(2017年~)

4.留意事項

1か国からの申請上限は3件。申請時期は毎年3月及び4月。

申請プロセス

1.文部科学省総合教育政策局にて国内公募を実施。上限3件の選定結果を日本ユネスコ国内委員会へ報告。
2.日本ユネスコ国内委員会にて承認後、国内委員会事務総長のサインを付した申請書をユネスコUILに提出。

国内委員会における審査について

これまで、公募を実施している総合教育政策局から推薦のあった申請(3件以内)を承認してきたが、今後は、国内委員会からの推薦案件の質の担保のため、教育小委員会での持ち回り審議で承認された案件のみを承認することとしたい。

お問合せ先

国際統括官付