1.経緯
高まりゆく複雑で、矛盾した、不確実な世界における教育の再考の要望や、教育の未来に関する議論でのユネスコのリーダーシップ発揮に関する国連事務総長の要望を受けて、ユネスコでは教育の未来に関するグローバル・レポートを準備中(2021年公表予定)。
2.内容
(1)取り上げる予定のテーマ・課題
持続可能性の未来、知識の未来、シティズンシップ・民主主義・社会的一体性、学習及び指導の未来、仕事・スキル・能力の未来、公教育の未来、高等教育・研究・イノベーションの未来。
(2)国際委員会の設置
「教育の未来」に係る国際レポート作成に当たって、世界の政治、ビジネス、経済、科学技術、人権、社会運動、芸術・文化、哲学・倫理の分野から15~20名で構成される国際委員会を設置予定。
(3)委員会のマンデート
• 高まりゆく複雑で、矛盾した、不確実な世界において教育はどのように再考される必要があるかについて包括的に検討する。
• レポートに分析や勧告を発表し、様々なレベルにおける政策対話や活動のための議題を提供する役割を果たす。
• 今後の教育政策や教育実践のための観点や戦略を提案する。
3.今後の予定
日程 |
内容 |
場所 |
2019年9月25日 |
サイドイベントで「教育の未来」に関する国際委員会のマンデート発表。 |
国連総会 |
2020年1月28日~29日 |
第1回会合 |
ユネスコ本部 |
2020年9月 |
第2回会合 |
未定 |
2021年3月 |
第3回最終会合 |
ユネスコ本部 |
2021年11月 |
「教育の未来」に係る国際レポート発表 |
第41回ユネスコ総会 |
国際統括官付